【障害者枠】仕事の探し方がわからない…企業に強みを提案するヒント

仕事の探し方がわからない…

就労移行支援で訓練することが見えずフリーズする男性

どうやって仕事を探したら良いか分からない

「仕事を探したい。でも、どうやって探したらよいか分からない…」こんな悩みを抱えていませんか?障害者雇用、もしくは「クローズ」として、障害を公開せずに就職したいと考えていることもあるかもしれません。しかし、「仕事をしたい」「お金を稼ぎたい」という気持ちはあるけれど、何から始めればよいのか分からない…このような問題に直面するケースも考えられます。

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やみくもに就職して、失敗したくない

とりあえず就職したい、そう感じて焦っている方もいるかもしれません。しかし反対に「就職したいけれど、入ってから失敗したくない」と感じているケースの方が多いのではないでしょうか。

Saladでは、このような就職の心構えとして「企業に仕事内容を提案する就職」をお勧めしています。

企業に仕事内容を提案することを試してみよう

先輩が後輩男性にアドバイスを行っている

提案とは

まず、『提案』について説明します。

提案とは、『企業の課題(理想と現実のギャップ)』をつかみ、その課題に対し、この二点が重なる領域を活かすこと』と捉えています。自らの強みとやりたいことを、主体的に貢献の意思を持って伝達することで、より就職後に活躍しやすくなるように考えているのです。

ですから事前に企業のホームページなどをチェックし、課題や取り組んでいることを探してみましょう。「自分ならどう改善できるかな」という意識で探すのがコツです。

詳しくはこちらの記事「【障害者枠での面接・選考】企業の事業課題について質問してみよう」を見てみてください。

具体的にはどうすればいいの?

悩みが大きく悩む障害者
さえ、企業に提案するスタイルについて説明しました。

しかし、いきなり『こちらからも提案してみよう』と言われても、

『企業に提案なんて失礼ではないか』
『提案することは分かった。でも、具体的に自分が何をしたら良いかが見えてこない』
『そもそも、自分に提案できる強みなんてない』

このような考えを持ったかも知れません。

ですから今回は、『提案するために必要な準備』として、具体的な流れを紹介します。この流れの中で、提案できる強みも探していきましょう。

【提案のヒント】自分の強みを探すための流れ

アサーションの特徴を見つめてみる男性

自分について情報を整理してみる

まずは、企業に提案する『案』を見つけなくてはなりません。そのためには自分についての情報を整理してみることが大切です。以下の流れに沿って自分について思い出してみてください。一枚の用紙に書き出すなど行うと分かりやすくなります。はじめから選んで書くのではなく、全て書いた上で選ぶことが大切です。

【『自分の提案』作成の流れ】
①資格・経験
まずは履歴書や職務経歴書に記載するような資格や業務経験などを整理してみましょう。
②これまでの環境で、自分がどんなポジションだったか
これは職場の「~担当」「~係」「~長」ということではありません。これらは①に該当します。

ここでは、これまで沢山のコミュニティ(集団)の中で生活してきたことでしょう。その中で家族や友人関係、学校や職場などの中の自分の「ポジション」を思い出してみてください。

「まとめ役であることが多かった」「メインで行うより、サポート的役割を担うことが多かった」「周りから相談されやすい」など、集団の中での自分がなりやすい『役割』を思い出してみてください。

③どんな習慣があるか
これも仕事の中だけではありません。また、仕事につながるもの以外も含めて考えてみましょう。これまでの生活の中で『自分が負担なく続けていること』を全て書き出してみてください。

理由は「これは仕事に繋がらないから関係ない」と意識していることも、後の仕事に生きる可能性があるのです。また、意識せず行っていることほど「強み」である可能性が高いです。ここでは、そのような意識でもって探してみてください。

なお、発達障害を持つ方は強みを探すコツとして、こちらの記事「【体験談】就職活動でPR!発達障害の「強み」の探し方」も併せてチェックしておきましょう。

どうして提案した方がよいの?

障害者差別解消法の対象者はどのような人か疑問に感じている男性
ここまで「提案するため」の強みの探し方について説明しました。しかし、どうして提案した方がよいのでしょうか。「企業に『何の仕事をするかはこっち(会社)が決めることだ!』と言われないかな…」という不安を持っているかも知れません。しかし、提案が必要なことには理由があるのです。

企業に仕事を提案することが効果的な理由

意思が噛み合った社員たち

目的意識を持ち、自ら行動する意識が必要なため

「安定した生活がしたい」このような気持ちを持ったことがあるかもしれません。しかし就職後「何も変わらずにいる」ことでは、安定して働きつづけることは難しいです。

本当の意味での安定は「成長し続けられる状態にあること」にあるのではないでしょうか。企業からチャンスをもらうのを待っている社員より、自ら成長するべきポイントを見つけて取り組める目的意識を持つ社員のほうが大切なのです。

社会に貢献する意識を持つため

就職すると、「何とかうまくやっていければよいかな…」とつい消極的になりがちです。しかしこのような「負い目」を持っていると、周囲から「甘え」と受け取られる行動に現れることがあります。意識が行動に出てしまうのです。

ですから自分ができることで社会に貢献したいという意識を持っていきましょう。それくらい積極的になることは、決して「生意気」ではありません。

企業に提案することで、より的確に仕事を進めていくため

企業は『障害を持つ方に適した業務・環境が分からない』という不安を持ちながら取組みを考えているケースが多いのです。

ですからこちらから何も意思を伝えないと、本当の意味で『合う・合わない』は分かりにくいのです。こちらも提案することで、はじめて「企業にマッチする、しない」が分かりやすくなることを覚えておきましょう。

参考:精神障がい者の雇用に関する調査 Report – 障がい者総合研究所

苦手なことに関してはどうすればいいの?

悩みが大きく悩む障害者
ここまで、「強み」「得意なもの」探しの方法についてお伝えしてきました。では、苦手なことやできないことについてはどうしたらよいの?と不安に感じたかもしれません。

障害によって不安に感じていること、サポートしてもらいたいことに関してはこちら「面接で企業に伝える「自分の障害について」作成ポイント4つ」を参考にしてみてください。

「苦手です」で留めるのではなく、「企業にどうサポートしてもらえば解決するか」まで考えて伝えていくことがコツです。このような情報を「ナビゲーションブック」などにまとめて伝えやすくしておくと安心です。

参考:「ナビゲーションブックの作成と活用」の概要

仕事内容を提案しやすい企業を知りたいときは

働くことや障害の活かし方についてアドバイスする男性
障害について積極的に理解しようとしている企業もあれば、まだ理解が進んでいない企業もあります。後者のような企業に提案しても、スムーズに進まないことがあるかもしれません。

「提案しやすい企業はどこにあるのかな…」と感じたら、Saladにご相談ください。

Saladは、障害を持つ方の強みを活かして働く「カスタマイズ就業」に基づいた企業の非公開求人を取り扱っています。

ぜひ、就活で企業に仕事を提案していきたい!と感じたらSalad編集部までお声かけください。

まとめ

働くことに希望を見出した発達障害を持つ男性
いかがでしたでしょうか。

「障害を持っていると、得意なことも苦手なこともどうしてこんなに考えなくてはならないの…」と感じているかもしれません。しかし、こういった就職(転職)活動でのプロセスの中での「気づき」が、後の生活(仕事以外も含む)を豊かにしていくポイントにもつながるのです。

就職活動は、つい「採用~件」など結果に固執してしまうことがあるでしょう。しかしこのほかにも、結果に至るまでに取り組んできたことも大切にしていくことを覚えておきましょう。

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