アスペルガー(ASD)同士は気が合う!?職場の会話での注意点4つ

アスペルガー同士で働く可能性がある

障害者雇用が浸透し、同じ境遇の方と働くケースも出てきた

近年、障害者雇用促進法が改正され、障害者雇用として働く方が増えました。

精神障害や発達障害を持つ方も、近年の法改正の影響もあり就職する方が増えました。

アスペルガー同士で働く可能性もある

アスペルガーという名称で知られている、「ASD(自閉症スペクトラム)」も発達障害の一種です。現在「アスペルガー」や「自閉症」などはこのASDという名称で診断されます。

障害者雇用として働く方が増えたことはもちろん、障害を持つ方を中心に構成された特例子会社などでは、同じアスペルガーを持つ方同士で働く可能性も出てきています。

同じアスペルガーだと、やはり「波長が合う」ものなのでしょうか?

今回は、
○アスペルガー同士だと気が合う要因
○アスペルガー同士で会話するときの注意点

について紹介します。

アスペルガー同士だと気が合う要因

思考のくせが近く、当事者にとって分かりやすい表現を使いやすい

同じアスペルガーですと、思考の「くせ」が近いです。特性も関わって、はっきりした言葉のやり取りをしていることが多いです。

そのため意図を理解しやすく、自然と気が合うという可能性もあります。

体験や課題が共通していることが多い

アスペルガーを持つことで人間関係などの境遇や体験が近かったり、似ていたりする場合が多いです。これは物事の受け取り方が特性からなるものであれば、共通してくる可能性が高いからです。

その影響で、現在抱えている悩みや課題も共通していることが多いです。お互いに同じ悩みを話すことで意図せず「共感しあう」状態になり、気が合う状態になりやすいケースがあります。

アスペルガー同士でも、当然例外はある

ここまでアスペルガー同士であれば「気が合う」ことについてお伝えしてきました。しかし、当然、合わないこともあります。お互いにこだわりが強く、相反するものであればぶつかりあうこともあります。

お互いに譲ることが少ないため、向き合うためには工夫が必要な場合もあります。

では、アスペルガーを持つ方同士の会話で注意することはどのようなものなのでしょうか。

アスペルガー同士の会話での注意点

1)意識的に、会話の内容を確認するようにする

特性として、思い込みが強いことがあります。これが会話ですと、「今のはきっとこういうことを言ったのだろう」という思い込みが強すぎて、相手の意図と大きくずれるおそれがあります。

これがお互いに解釈がずれていくと、すり合わせる作業も大変になります。ですから対処として、「今のは、○○(内容)ということ?」など、会話の内容を確認していきましょう。

お互いの意図がずれていないかどうか定期的に確認して、誤解をしない・されないようにしていくことが大切です。

2)決めつける言い方をしない

互いの会話がはっきりとした表現になりやすいゆえ、少し度が過ぎればきつい言い方になりやすいです。

どんなにお互い明確な言葉を好むと言っても、傷つくときがあるのは同じです。さらにはネガティブ過去にこだわる特徴がある場合があり、ちょっとした言葉でも根に持たれる可能性もあります。

トラブルを防ぐために、言葉遣いや話し方には注意が必要です。

3)無理に相手を自分やアスペルガーの特徴に当てはめない

同じアスペルガーであるということから、「この人なら分かってくれる」という期待をしがちです。

同じアスペルガーでも短気な人もいれば、我慢しすぎて適応障害になってしまう方もいます。

くれぐれも、「アスペルガーのくせに、これができない(できる)のはおかしい!」と言うことはもちろん、意識してはいけません。

4)気になることを言われたら、すぐに真意を確認する

あなた自身も相手の「きつい言い方」に傷ついてしまう可能性があります。先ほど触れたように、いつまでも考えてどんどんネガティブになる可能性もあるのです。

ですからもし自分に引っかかる・気になることを言われたら、相手に真意を確認しましょう。

「今のは、どういうこと?」「今のは、○○(相手の意図と思われること)ということ?」など、本当はどうなのかをその場で確認していきましょう。

あなたを傷つける意図がないことを確認して、あとでくよくよ悩まない「くせ」を身に着けることが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

同じアスペルガーでももちろん様々な個性を持っています。同じ障害を持っていても、自分と同じ人間はいないということだけは覚えておきましょう。

お互いが共感し合える関係になれば、心強い味方になることもあります。

もし関わり方で悩んでいたら、Salad編集部までご相談ください。

【筆者紹介】
Salad編集部員。30代男性。広汎性発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受けている。HSPの特徴にも多く該当している。前の職場で実際にアスペルガー同士の関わりを経験。個人的には完全に合う人と、完全に合わない人に分かれた印象がある。

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