Saladは、障害を持つ方の就職を支援するメディアです
目的は、障害を持ちながら働きたい方をサポートすること
Saladは、障害を持つ方の就職を支援するメディアです。
・就労移行支援事業所・継続A型、継続B型、職業能力開発校などの福祉サービスの検索→検索ページはTOPページにあります
・カスタマイズ就業専門の就職情報の提供→非公開求人の情報はこちらをチェックしてください
この2つのサービスをメインに行っている就職情報メディアです(その他詳細はこちらを参考にしてください)。このように障害を持ちながら、働きたい方のサポートをすることがSaladの目的です。
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Saladは、「就職サイト」「就労支援サイト」というイメージが分かりにくい…
「パッと見て、就職情報サイトなのかが分かりにくい」
「早く就職したくてアクセスしたのに、遠回りしているような印象」
「Saladって、就職サイトというより『お悩みサイト』のようなイメージがある」
Saladにアクセスしたときに、もしくはこの記事に辿り着いたときにこのようなイメージを持ったかもしれません。もちろん「就職」に関するサービスについてまだまだ取り組むべきことはあり、現在もより成長するためにさまざまなトライをしています。
ただ、この記事に出会えた方にSaladからお伝えしたいことがあるのです。今回は、
・他の就労支援サイトとは異なる、Saladが大切にしていること
このテーマについてお話しします。
【Saladの個性】他の就労支援サイトとの違い
「働きたいと『思いたい』方のため」でもあること
Saladはもちろん「働きたい方のため」のメディアです。しかし、同様に大切にしているのが「働きたいと『思いたい』方のため」のメディアでもあります。ここが他の就労支援サイトとの違いの一つであり、大切にしていることです。
具体的に説明しますと、「できれば働きたいけれど、不安で就職活動をする気持ちになれない」「働けた方がいいに決まってる。でもそんな自信はない」このような『一歩踏み出すことに苦労している方』に向けてメッセージを発信することもあるのです。
筆者もうつ病を経験し、仕事をする自信が完全に失われた時期がありました。そんな時に『こんな仕事があるよ』と言われても、さらに自信を無くしただけでした。「できる」というイメージが沸かないからです。筆者の場合は地域の就労支援センターの方に背中を押してもらえたことで、一歩踏み出せました。そのような「背中を押してくれる」メディアがもっと必要なのではないか、そう感じているのです。
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職場定着が問題視される今、「就職の質」も考える必要もある
かつては、「障害を持つ方がより多く就職する」ことを重点的に考えられていました。しかし、現在はさらに「障害を持つ方がより長く働く」職場定着に関しても問題視されてきているのです。
この問題を解決するためには「就職の質」を向上させなければならない、と考えています。具体的には障害を持つ方の
・自己理解
・働くモチベーション
・自分の役割や課題を把握する
「就職」「転職」という結果だけでなく、これらの就職までのプロセスについても意識することが必要だと、Saladは考えているのです。転職については、こちらも参考にしていただけますと幸いです。
一見、就職と直結しない内容の記事やその他の情報があると感じたものは、この「プロセス」に対して訴えかけているメッセージなのです。
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Saladが大切にしていること~悩みを、個性に~
Saladは、この就職のプロセスのカギになるものが『悩み』だと考えています。これは『~ができない』『~が苦手』といった悩みのほとんどは、「自分の持つ特徴」や「他者との違い」からくるものです。実はこれこそが「個性」なのです。
この個性には必ず二面性があり、良い面と悪い面を併せ持っています。ですから『悩み』によって悪い面を見続けているということは、そこに良い面=個性を見つけるきっかけもあるということです。
そのために、現状や困難をどう解決させていくかだけでなく、今持っているものをいかに活かすかについても情報を紹介しています。
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「働きたい」一歩を踏み出すために、Saladがサポートします
「これまでに職歴がない」「勤めていた職場を辞めて、働く自信がない」そう感じつつも「働かなきゃ…」「自立しなきゃ…」と考えるジレンマに悩んでいませんか。そのように一歩踏み出すタイミングが分からなくて困っていたら、Saladにご相談ください。
あなたが抱えている『悩み』から、あなただけの『個性』に気づくことができるようサポートしてまいります。そのうえで就職に臨むことで、社会で活躍できるようになる可能性もあるのです。
『働けるスキルを就労移行支援で身につけたい』『自分の得意分野を活かして働きたい』このような気持ちをぜひSalad編集部に教えてください。
仕事・働き方に悩んでいたら。『Salad』が強みを活かす就職のサポートをします
まとめ
いかがでしたでしょうか。
筆者も経験がありますが、就職したいのに就職できない状態ですと、焦ります。特に雇用保険の受給が終わって完全に無収入になったころは『早く働きたい!』『早く収入が欲しい』と感じていました。そのため、手早く就職に辿り着けないと不満や不安を感じることも多くあったのです。
しかし焦りに焦り、自分の特性理解の前に勤めた民間企業では、我慢して働きつづけることが半ば「当たり前」のように続けていました。このままでは自分自身も、自分らしさもつぶれてしまうと感じ転職を決意したのです。
これからは、多様化の時代です。障害を持つ方の個性にマッチした仕事が増えていくかもしれません。企業とのニーズがマッチすれば、障害を持たない方以上に活躍できる可能性もあるのです。
いま、就職する一歩を踏み出せない。それもまた就職へのプロセスです。この記事で、「第一歩」へのきっかけをつかむことがでましたら幸いです。
【筆者紹介】
Salad編集部員。1980年生まれ、男性。30歳の時にうつ病を発症し、広汎性発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受ける。のちにHSP傾向が強いことも知る。公務員およそ10年、障害者雇用として民間企業におよそ4年の職歴があり、就労移行支援事業所で1年間トレーニングの末、現在の仕事への就職に至る。主にSaladの記事制作を担当している。