ADHDは朝が弱い!?朝起きられない原因、遅刻癖を治す方法は?

ADHDの特性で、朝が弱いケースがある

朝が弱く遅刻を繰り返すことで、企業から信頼を失ってしまう

ADHD(注意欠如・多動性障害)とは、先天的な脳機能の障害で、発達障害のひとつです。特性として主に「注意のコントロールが苦手」「衝動を抑えるのが苦手」などがあります。

この特性の影響で、朝が弱く遅刻を繰り返してしまうケースがあります。遅刻が癖になって繰り返してしまうと、企業からの信頼も失います。

今回は、ADHDを持つ方が
〇どうして朝が弱いのか(眠れないのか)
〇どうして遅刻をしてしまうのか
〇遅刻癖を改善するヒント

をご紹介します。

もちろん、ADHDを持たず、遅刻癖をなんとかしたいという方にも大切な情報になります。このままお読みください。

【ADHD】朝が弱い・起きられない原因

夜更かしをしてしまい、充分な睡眠ができていない

寝る直前になって思いついたように部屋の整理をしたり、スマートフォンを眺めたりしていませんか?

本来、「寝ること」に注意を向けなければいけない(リラックスしなければならない)のに、直前になって別のことに注意が逸れてしまうことで、寝る時間が遅くなることや、充分な睡眠ができなくなります。

これにより、朝すっきり起きられることができなくなってきます。

日中に行うことが終わらないため、眠れない

「今日やった仕事の整理」や「洗濯物の取り込み」など、寝る時間になっても日中に行う作業に追われていませんか?

この場合、寝る直前まで活発になり眠りづらく、さらにやり残しが気になって眠りが浅くなってしまいます。

関連記事:【大人の発達障害】仕事を先延ばしする原因と改善のヒントを紹介

次に、朝遅刻につながりやすいのはどうしてか。原因をご紹介します。

【ADHD】遅刻しやすい、遅刻癖になりやすい原因

アラームのスヌーズ機能(連続して鳴る機能)に依存してしまう

1度のアラームで起きられなかったときのために、アラームのスヌーズ機能(本人の意思で止めるまで継続して鳴らす機能)を活用されている方もいるのではないでしょうか。

一見確実に起きられる方法に感じますが、依存し過ぎては逆効果です。「まだアラームが鳴るから」と一回起きても二度寝、三度寝としてしまうことで寝坊しやすくなってしまいます。

朝の準備に時間がかかる

朝、ギリギリの時間まで寝ていませんか?朝起きてから準備を始める場合や、支度そのものをすることが苦手な場合、時間がかかるため遅刻しやすくなります。

これらの事情から「遅刻常習犯」になってしまっては、企業も配慮しきれません。ですから、職場定着のためには「朝確実に起きて遅刻をしない」方法が必要になります。その方法には、どのようなものがあるのでしょうか。

充分な睡眠で遅刻癖を治す方法

1)就寝時間を決め、早めに床につくようにする

【夜更かし防止法】
ずるずると夜更かしをしてしまう場合は、「この時間には必ず寝る」就寝時間を設けましょう。仮にその時間に眠気がなくても、床に就くことが大切です。横になるだけでも、疲れの取れ方が違ってくるからです。

2)明日の仕事の準備は、帰宅後にすぐに行う

【寝るときのストレス軽減法、朝の不安解消法】

帰宅後の準備はすぐに行いましょう。全てでなくても構いません。「前日のうちにこれだけはやっておこう」と決めて支度しておくことで、夜眠るときも安心しやすくなるからです。

また、整理や片付けのコツを知りたい場合はこちらも併せてチェックしてください。

3)就寝直前まで作業が残ったら、朝早く起きて済ませた方が効率的

【就寝前まで日中の作業が続かないための防止法】
やることがたくさんあればあるほど、何から手を付ければよいか分からない。気が付いたら12時を回っていた・・・などの経験はありませんか?

もし、作業が就寝前まで続くことが多い場合は、先ほどの「夜更かし防止法」の通り、床に就く時間を決めるようにしましょう。それ以降も作業が残っていたら、朝早く起きて行う方が疲労もなく効率的です。

また、作業の順序や方法を変えればスムーズにいく可能性もあるかもしれません。段取りに関してはこちらの記事「【体験談】発達障害を持つ方のための、仕事の優先順位を決める工夫」も併せてチェックしてみてください。

4)服薬について医師と相談する

【確実に眠れるための体調づくり】
就寝時に睡眠導入剤や精神安定剤を服用している方もいるのではないでしょうか。夜眠れない、朝起きられないのは、薬の強さや容量があなたの体調にマッチしていないのかも知れません。

眠りに関して悩みがある場合は、都度医師によく相談するようにしましょう。

関連記事:【医師に要相談】発達障害を持つ方にかかわる、服薬の効果と注意点

5)快眠できる方法を工夫する

【1回のアラームで起きるための方法】
仮に遅刻にならなかったとしても、「間に合わない!遅刻する!」などの「ギリギリ」の精神状況はのちの仕事にも影響します。

ですから自分なりの快眠できる工夫を見つけて、1回のアラームで起きられるよう心がけましょう。

関連記事:精神障害の方向け不眠を改善する方法3つ。4-7-8呼吸法でぐっすり…

6)朝使うものは保管場所を決め、すぐ使えるようにする

【朝の支度をスムーズにする方法】
朝起きてから「あれがない・・これがない・・」と探しながら支度をしていませんか?これでは、余計に時間がかかりますし、イライラも募ってしまいます。

支度をスムーズにするには、仕事に使うものや着る服、化粧品などは全て一定の場所に置いておくことです。「朝使うグッズ」などの表示をすることで、分かりやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ゆとりは作るものです。自分の行動によって生まれるものです。そのため、生活習慣がそのままであれば、ゆとりは生まれません。

自分の時間も大切ですが、社会生活を続けて行くために節度ある生活を心がけましょう。