【大人のADHD】子育てが辛い…生活での問題点と改善のヒント5つ

『子育て』が辛い…

『子育て』が辛い…

特性から、私生活において困難を感じやすい

ADHD(注意欠如・多動性障害)は、主に集中力のコントロールが難しいとされる発達障害です。

特性により、私生活でも様々な困難を感じて、悩んでいる方がいます。

その中で子育てに追われて疲れ切ってしまう

そのような特性や課題と向き合いながら、子育てを頑張っている方もいるのではないでしょうか。自分の思い通りにいかないことが多いことで、ストレスをためてうつ病になってしまうケースもあります。

自分の特性と向き合いながら生活をし、さらに子供の様子も見ていないといけない。ADHDを持つ方にとっては「注意しないといけないことが2倍になる」感覚ではないでしょうか。

今回は、ADHDを持ちながら子育てをしている、今辛い思いをしている…という方に
○子育てで辛いこと
○ADHDを持ちながら、子育てと上手に付き合うヒント

について紹介します。

参考:発達障害の特性(代表例)|厚生労働省

【大人のADHD】子育てで辛いこと、問題点

【大人のADHD】子育てで辛いこと、問題点

子供に集中できない

子供の様子をじっと見ていないといけないのに、注意がそれてしまい困ったことはありませんか?ADHDを持つ方にとって「一点に注意を傾ける」ことは大変難しいことです。

幼稚園・保育園や学校など、子供に必要な道具を忘れてしまう

子供が小さいうちは、幼稚園・保育園や学校にもっていく準備などもされている方が多いのではないでしょうか。「今日持たせないといけないものを忘れてしまった」、「制服の洗濯を忘れていた」などで、困ったことはありませんか?

カッとなって子供に怒ったものの、直後に後悔する

ついカッとなって怒ってしまったことはありませんか?起こった後に我に返り「怒るほどではなかった」と自分を責めることで苦しんでいませんか?

朝早起きができず、時間を守れないことがある

子供がいると、朝のんびりと寝ていられないことが多いです。子供を見ながらごはんの支度や子供が出かける準備をしなくてはなりません。

しかしながら朝起きることができず、起きた瞬間に「もうこんな時間!!」とバタバタして疲れてしまうことはありませんか?

整理ができない

何度言っても、子供は片付けができないものです。自分自身も整理が苦手なうえ、子供にも「どう整理してよいかわからない」ことで困っていませんか?

参考:ADHD(注意欠如・多動症)の診断と治療| e-ヘルスネット(厚生労働省)

子育てや家事でも適応障害になる可能性がある

子育てや家事でも適応障害になる可能性がある

「適応障害」という言葉を聞いたことがありますか?適応障害とは、自分の課題などに無理に適応しすぎてしまい、ストレスから体調を崩してしまうことです。

職場だけに限らず、家庭などのストレスでも適応障害になります。こちらの記事「【ADHD】仕事で『適応障害』になりうるケース、その予防法とは?」をチェックして、予防に努めましょう。

参考:適応障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

子育てと上手に向き合うヒント

子育てと上手に向き合うヒント

1)医師に相談して、服薬を行う

ADHDは、脳内の神経伝達物質の働きによって起こります。服薬はこの動きを正常にし、適度に集中できる効果があります。

念のためですが、授乳中などで服薬に不安を感じる方は、事前に医師に相談してみましょう。

関連記事:【医師に要相談】発達障害を持つ方にかかわる、服薬の効果と注意点

2)忘れ物しないよう、対策を行う

子育て中は普段よりたくさんの情報にあふれます。よって「忘れてしまう」可能性も高くなります。そのため、忘れないようにメモの工夫をしましょう。

コツは、生活で必ず見る場所(冷蔵庫のドア、玄関など)にメモを貼っておくことで覚えやすくなります。詳しくはこちらの記事「【発達障害・ADHD】仕事で『物忘れがひどい』と悩む原因・対策」をチェックしてみましょう。

3)叱るときは感情をぶつけるのではなく、なぜ悪いのか説明する

子育てがうまくいかず、どうしてもイライラしてしまうものです。その感情まで子供にぶつけてしまうなど、叱るべき行為と関係ない感情まで巻き込んでしまうと、子供のトラウマとして残る可能性があります。

怒る気持ちを抑えるのは辛いですが、子供はまだ、ルールを知りません。ですから子供の視点で「何が悪いのかを説明する」ように心がけましょう。

4)睡眠について工夫をする

適度な睡眠がないと朝起きられないだけでなく、あなたの体調にも支障をきたします。ですから睡眠をとる工夫が必要です。

さらに子供がまだ小さく、夜泣きなどをして夜適度に睡眠がとれない場合もあるでしょう。ですから、子供が昼寝をするタイミングで一緒に寝るなどして休養をとることも効果的です。

関連記事:【女性向け】眠れない原因は女性ホルモンの時も!?睡眠障害の改善法
関連記事:【体験談】ASD男性、うつ・不眠症状で眠れない時に行った改善法

5)整理の方法について工夫する

「さっき片づけたのにまた散らかってる…」と嘆く方も多いのではないでしょうか。片付けや整理が苦手な場合、物にあふれていると整理のモチベーションが下がりやすいです。

ですから
こまめに片付ける、最小限のものしか子供に出させないなどして、片付けに負担がかからないようにしましょう。

片づけに負担がなければ、子供にさせることもできるわけです。

関連記事:【大人の発達障害・ADHD】片付けられない方への整理の工夫4つ

参考:ADHD主婦のお片付け術:朝日新聞デジタル

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

最近では「ワンオペ育児」と呼ばれる、一人で子育てに奮闘している方が話題になっています。これにより、一人で多くのことを行わなければならない困難に遭う方がいます。

「自分は頑張れていない」と責めてしまうこともあるかもしれません。しかし、親子ともども生活できていれば、あなたが頑張っている証拠なのです。

他人と比べることはありません。あなたと子供の幸せのために、子供と向き合ってあげましょう。

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