【精神障害】主体性を身につける方法4つ。就労移行支援でも学べる!

今後働き続ける為に、主体性が大切になってくる

主体性向上に意志を込める女性

主体性とは

主体性とは、自分の意思や判断で行動する態度をいいます。決められた物事に沿って自分から行う「自主性(自主的)」とは異なり、何も決まっていない中から自分で「行うべきこと」を判断し、行動することが「主体的に動くこと」になります。また、これには行動に対して自分で責任を持つことも含まれるのです。

例えば、お店を出しているとしましょう。天気が雨であるためにお客さんが来ないのは、「天候」のせいです。しかし、これを「自分の責任」として捉えて対策を練る…これが主体性になります。

この場面で反対に「主体性がない」と言われる人は、いつまでも天気に対して文句を言っている人、ということです。

参考:主体性の意味とは?仕事で主体性のない人が主体性を持つには?
参考:「自主性」と「主体性」【社員教育相談室】

今後は企業でも、主体的に行動することを求められる

今後は各企業でも、主体的に行動することが求められるようになります。かつてと比較して、今は労働者人口が少なくなっています。そのため、上司の指示や理解が行き届かないことも増えてくるでしょう。これまではその体制が整っていたために、「言われた通り・指示通りにこなせる人」が求められていたわけです。

しかし、今後は「自ら考え行動し、自ら仕事を生み出せること」が求められていきます。多様化が進む中、企業にとっても自分自身も成長し続けることができる人材こそ、今後は求められるのかもしれません。

参考:あたらしい時代に求められる「9つのワークスキル」 | TABI LABO

精神障害の不安を抱えながら、主体性はどう身につける?

主体性についてイメージする、精神障害を持つ女性
「確かに自分の意思で動くことが大切なのは分かる…ただ、失敗したら怒られる…」
「自分で生み出すと言われても、何もないのに生み出しようがない」

このように感じたかもしれません。特にうつ病社交不安障害などの精神障害を持つ場合、何かとネガティブな方向に考えがちです。症状として不安を伴う場合もあるため、先が全く見えない物事に対して一歩踏み出すということに抵抗を感じるかもしれません。

そこで今回は、精神障害を持ちながらも長く働き続けられるよう、「主体性を身につけるためカギ」を紹介します。

精神障害を持ちながら、主体性を身につける方法

主体性についてアドバイスする女性

①当事者意識を持つ

「自分で考えて動くこと」自体を、『悪いこと』と考えていることもあるかもしれません。

・勝手に動いてはいけない
・言われていないのに動いては迷惑がかかる

このような意識を持っていることで、主体性に対して悪いイメージを持っていることもあるでしょう。または上記のように人から言われた経験がある方もいるかもしれません。

こう考えるのがなぜか、わかりますか?

それはそもそも「自分の状態は、ルールや指示などの『外部からの影響』によって決まるもの」という思い込みからではないでしょうか。主体性を身につけるにはまずこの思い込みを改善し、「自分の選択によって自分で決める」当事者意識を持つことがカギです。

②自分で決めてよい範囲を職場に確認する

とはいえ、どこまでも自分で決めて行動していては収拾がつかなくなってしまいますよね。周囲とのすれ違いを感じて、不安もさらに強まるかもしれません。

ですからまず、「自分の行動範囲」について上司などに確認するようにしましょう。「どこまで動いてOKか」が分かれば、安心して判断しやすくなります。

企業や職場のコンセプトを確認して、「職場がどこに向かおうとしているのか(方向性やゴール)」「何のために事業を進めているのか(事業目的など)」を把握すると、動きやすいです。

③給料以外の働く目的を持つ

仕事をする目的が「お金(給料)」だけだと、なかなか当事者意識を持つことは難しいでしょう。確かに生活していく上でお金は大切です。しかし、企業から給料をもらうことを働く目的にしてしまうと、企業の成長や自身の成長への意識が低くなるおそれがあります。「上司から褒められるから、動く」「お金をもらうために、働く」では主体的とは言えません。

ですから、給料以外の働く目的を持つようにしましょう。「担当の仕事で起きている問題をクリアしたい」「知識を深めて、自分を成長させたい」などでも良いですし、「この会社を発展させたい」「もっと企業のコンセプトを伝えていきたい」など、企業の成長を目標とするのもよいでしょう。

④原因ではなく、対策を探すようにする

特に何かトラブルがあった時「何が悪かったのか」「誰が悪いのか」原因を考えることもあるでしょう。不安が募り、気になることがあるかもしれません。このように確かに原因を確かめる作業も必要ですが、それだけで終了してしまうのは、主体的とは言えません。

原因だけを意識していると、その対象が「他者」であることが多いために、他者に動くことを期待しやすい傾向があります。

主体性を持つには、原因に加えて「自分ならこう対処します」と対策や案を考えるところまでを行うことです。改善点を求められた時に「ここがいけない」「ここを改善した方がいい」まで言える人は多いですが、その対策まで考えられる人は少ないです。ですから特に自他問わず問題点を言う場合には「自分ならどうするか」までを考えることが『主体性』です。

参考:絶対に教えてくれない仕事で主体性が必要な本当の理由と主体的に働く4つのステップ | 成果報酬型営業代行のささだ

関連記事: WhyとHowの違い。発達障害のストレス改善で心掛けていること

就労移行支援で、主体性を身につけるチャンスがある

就労移行支援で主体性のトレーニングをする、精神障害を持つ女性
主体性を身につけたい…でもやっぱり自分から動くって不安」「どうやって主体性を身につければよいか、学んでおきたい」このように感じていたら、就労移行支援事業所の利用を検討してみましょう。

就労移行支援は障害を持つ方の働くニーズに合わせて、アドバイスや訓練を受けられる福祉サービス施設です。様々な支援スタイルがある事業所のなかで、今回の「主体性の学び」を大切にしている事業所もあります。

興味があれば、まずは体験利用からスタートしても良いかもしれません。こちらを参考にしながら検討してみてくださいね。

関連記事:失敗しない就労移行支援事業所の選び方!こんな事業所には注意!
関連記事:就労移行支援事業所に通うには~手続きから利用開始までの流れ~

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まとめ

人生を健やかに歩む人間の一生
いかがでしたでしょうか。

言われた通りに動いていた方がリスクもなく職場定着ができるのでは、と考えることもあるかもしれません。確かにこれまでは変化をせず「現状維持」を意識することが長く働く秘訣であったでしょう。しかし、これからは変化の激しい時代です。自分から動き成長することが、企業から必要とされ続けることにつながります。

今からでも遅くありません。一歩ずつ自分の生きる目的を考えるところから始めてみませんか。

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