【発達障害】フリーランスを目指してカウンセラー資格を学んだ体験談

学生時代、カウンセラーを目指したことがある

学生時代、カウンセラーになることは難しかった

筆者は学生時代、カウンセラー(少年相談員)になる目標を持っていました。自分自身、学生時代にさまざまな辛い体験をしたことを活かしたかったからです。

しかし当時合った資格は「臨床心理士」のみでした。大学院まで通い学ぶ必要があったため、泣く泣く断念しました。

メンタルヘルスが問題になり、カウンセラーのニーズが増えた

カウンセリングの多様化が進んだ

現代では、うつ病などのメンタルヘルスが問題となってきました。これにより、精神科のカウンセラーはもちろん、スクールカウンセラー、メンタル心理カウンセラー、産業カウンセラーなど様々な職業が増えました。

さらには障害を持ちながらフリーランスとして相談事務所を設けている方もいます。

また、クラウドソーシングでのメール相談、文書作成の業務依頼もあります。

これに伴い、「心のケア」をするカウンセラーの民間資格も沢山生まれてきました。

仕事の合間を縫って、資格取得の勉強をした

このような情報を入手して、筆者もカウンセラーの資格を取ろうと考えました。調べてみると、教室に通う形式のものと、通信講座の形式のものとありました。筆者は仕事の合間を縫って勉強ができる通信講座を申し込むことにしました。

【体験談】発達障害当事者がカウンセラー資格を学ぶメリット

発達障害当事者がカウンセラー資格を勉強した時に「有利だな」と感じたポイントです。

経験していることから試験項目が出やすい

うつ病の症状や不眠認知行動療法デイケアなど、自分の経験してきたことが多く試験項目として出ました。そのため、勉強もスムーズに進みました。

自身のセルフケアにも必要な知識を学べる

(相談者の)改善法や生活習慣、将来設計についても試験項目として出てきました。自分自身のセルフケアのためにも、改めて学び直す良い機会になりました。

3か月間、通信講座を継続しました。試験自体も通信形式であったため、比較的スムーズに資格を取得できました。

次は、筆者が感じた「当事者がカウンセラーになるメリット」です。

当事者がカウンセラーになるメリット

当事者として共感しやすい

相談者と同じ経験をしている人の方がより共感しやすいです。相手に共感し、より納得できる言葉を発することができるメリットを感じました。

自己理解が仕事にもつながる

発達障害の困難解消には、自己理解が必須です。これは相談者も発達障害を持っていれば同じことです。したがって自己理解が、ダイレクトに仕事につながる可能性が高いメリットを感じました。

【発達障害】フリーランスでカウンセラーになるには?

筆者があらゆる「相談業務」を探して感じたことです。

相談者や相談方法を限定する

心の悩みやストレスには、さまざまな種類があります。どんなに自分が当事者として経験していても、分からない悩みもあります。そのため「発達障害者限定」や「 HSP専門」など、相談者を限定することで対応しやすくなります。

また、コミュニケーションでのストレスや相手に共感しすぎて具合が悪くなってしまっては元も子もありません。メールでの相談やチャットでの相談など、自分に合う相談方法を選ぶことが大切です。

カウンセラーの求人を見るときは、採用条件を確認する

カウンセラーの求人も多く出ています。しかしながら、カウンセラーの種類も様々です。求人票の採用条件「資格欄」をチェックするようにしましょう。

筆者も前の職場からの転職を考えた時に、カウンセラーの求人を探しました。しかしながら、募集が実務(相談)経験者のみのときや、よく見ると筆者には全く知識のない「経営コンサルタント業務」と書いてあったことがありました。

どのような相談者に対応しているか、事前に求人票や企業(相談事務所など)のホームページをチェックすることをおすすめします。

フリーランスで行う場合は、開業準備が必要

雇用を受けず、自分で相談事務所を立ち上げる方法もあります。この場合はフリーランス(個人事業主)として開業準備をしなければなりません。

〇相談方法(事務所を設けるか、電話やメール相談にするか、など)
〇開業資金はどうするか
〇宣伝や広告など、知ってもらう方法はどうするか
〇確定申告など、税金について学ぶ必要がある

などのプランが必要です。なお、起業の支援に関してはこちらの記事、確定申告に関してはこちらの記事で紹介していますので、参考としてください。

カウンセラーの知識は、障害にかかわる知識に活きる

資格取得後、ハローワークの求人やフリーランスなど様々な働き方を探しましたが、今職業としての夢は休止しています。

しかし、同じように発達障害やうつ病などの精神的な悩みを抱えている方の「声」を想像しながら記事を書くように意識しているのは、カウンセラーの勉強の効果もあります。

資格取得のために学んだことが、障害に関わる知識として活きています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

「自分の経験を人のために活かす」という意味で、カウンセラーは最も適した職業の一つです。フリーランスのメリットを十分に活かすこともできます。

今では比較的簡単に学ぶことができ、インターネットでも沢山の講座案内が紹介されています。興味のある方はぜひ検索してみてください。

【筆者紹介】
Salad編集部員。30代男性。広汎性発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受ける。昨年メンタル心理ヘルスカウンセラー資格(民間資格)を取得。

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