【体験談】精神科デイケアに通う効果~復職後活かせたスキルとは

デイケアは生活を改善する効果がある

デイケアについて調べてみる男性

精神科デイケアとは

デイケアとは、精神科などの医療機関などで行う通院リハビリテーションです。目的や時間帯の種類など、ポイントをまとめました。詳しくは参考リンクまたは関連記事をチェックしてみてください。

【精神科デイケアの目的】
生活リズムを調整し改善する
現実逃避、対人関係、家族間の問題解決を図る
社会生活、日常生活機能を改善する
就職活動の準備をする

【利用時間の種類】
デイケア…日中6時間
ナイトケア…午後4時から4時間
デイナイトケア…10時間
ショートケア…日中3時間

参考:精神科デイ・ケア – 厚生労働省参考:職場復帰の基本的な考え方:職場復帰のガイダンス(事業者・上司の方へ)|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト
参考:職場復帰、成功に向けて – 厚生労働省

関連記事:リワークのプログラムを受ける意味とは?効果を3つ解説!
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筆者が経験した精神科デイケアのプログラム

デイケアで話し合う様子

さて、筆者も最初にうつになった時に、復職までおよそ4年かかりました。それまでに行ったリハビリの中で、およそ2年間、1日6時間の精神科デイケアに参加しました。

今回は、筆者が精神科デイケアを体験し「のちに仕事でどんな効果があったか」を紹介します。まず、筆者が体験した精神科デイケアのプログラムは以下の通りです。

書道や絵画などの創作活動

利用者の方で集まって書道や絵画など、創作活動を行いました。お互いの作品の良い部分を探して話し合う時間もありました。

利用者同士で行う、クイズやゲームなど

利用者の方がそれぞれ用意したクイズを出し合うことや、トランプやボードゲームなどの簡単なゲームをしました。

ピンポンやヨガなどの運動

デイケアの施設に卓球台があったため、ピンポンなどのスポーツも行いました。その他ストレッチ、ヨガなどもあり、多種多様な運動を行いました。

就労継続支援事業所や作業所の見学

就労継続支援事業所など、障害を持つ方が作業されている現場にお伺いして、現場の状況などを教えていただきました。

その他

ストレス発散目的で、発泡スチロールの的を、ボールを投げて割るプログラムがありました。また、台車に人を乗せて行うカーリングなども行いました。

利用終了時には掃除と反省会

デイケア終了前には、必ずフロアの掃除を行いました。記憶にあるのは、何の申し合わせもなく、常に担当する掃除が同じだったことです。

ルーティーンを大切にする方が多かったです。自然と、筆者もトイレ掃除が多かったです。掃除ののち、反省会を行い、各人一人ずつ当日の状況を振り返りを話しました。

このようなプログラムからどんな効果を得られたのかを考えてみました。

筆者が体験した精神科デイケアの効果

得意を活かす仕事をイメージする男性

多くの方の話から、知識を得られた

利用者の多くは、障害を持つ方です。ほとんどの方が個性的で、一つの物事に非常に詳しい方が多かったです。

文学、スポーツ、電話料金の仕組みまで様々な知識に精通している方がデイケアでは一か所に集まって話をします。さまざまな個性を活かした知識を聞くことで、筆者自身たくさんの知識を得ることができました。

自他を肯定できるようになった

筆者が通ったデイケアでは、「相手を否定しない」ことがルールでした。そのため、自然と人の良い部分を探す「くせ」がつきます。

うつ発症時は自分を否定することしかできませんでした。しかしデイケアに通い良い部分を探すくせがついたことで、自分自身を否定することも緩和されました。

コミュニケーションに自信がついた

うつを発症した時は、「自分の言葉は日本語じゃない」と感じるくらい、全く相手に通じませんでした。これによりコミュニケーションに関して自信を失っていました。

しかしデイケアで多くの方と話すことで、自分が話したことでの相手の反応を見ることができました。そうして少しずつコミュニケーションに関しての自信が戻っていきました。

集中力を戻すことができた

うつ発症時は、何もする気が起きませんでした。過去には本をよく読んでいたのに、1ページすら読み切れないほど、集中力が低下していました。

デイケアで創作活動などを行って、少しずつ一つの物事に集中できる力が戻ってきました。おかげで現在は、元通り本を読むことができます。

辛いときにスタッフに相談する力がついた

就職のタイミングや、相談先に困ったときなど、デイケアのケースワーカーの方が親身になって相談に応じてくれました。どんな時でも真摯に対応してくれたことで、他者を信用して相談する力が付きました。

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まとめ

老若男女が手を取り合って生きる社会
いかがでしたでしょうか。

うつ病などの精神状態の悪化を一度経験すると、社会生活に自信がなくなりやすいです。筆者もそうでした。「どうせ自分なんか」「自分なんてダメな人間なんだ」を心の中で連呼していました。そのような精神状態の中でも精神科デイケアの方は平等に優しく接してくれました。

「居場所」があるというだけでも、当時の筆者にとっては救いでした。いま精神障害などに悩み、家から出られない方もいるのではないでしょうか。筆者もそのような時期を経験しています。精神科デイケアでは、そのような方でも優しく迎え入れてくれます。

「社会への一歩をうまく踏み出せない・・」「人と話す自信がない・・」とお悩みの方は、いちど精神科デイケアを検討してみてください。

【筆者紹介】
Salad編集部員。1980年生まれの男性。大人になってから発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)と診断されている。公務員として10年間勤務、うつ病を経験し民間企業の障害者枠の事務職として4年間勤務。公務員時代にうつ病を発症。4年間のリハビリの際に精神科デイケアに参加。就労移行支援の通所を経て、現在は強みを活かす働き方を実現した。

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