【体験談】うつ発症で無職に…お金がない時に取り組んだ節約術は?

仕事を辞めてから、収入がなくなった

うつ病を発症して、職場を辞めることになった

筆者は初めの職場でうつ病を発症したことで、職場を辞めることになりました。仕事を辞めたので、当然収入はなくなりました。

当時は家族と同居していました。そのため食費や光熱費は負担してもらっていました。ですから自分で払う分くらいは、自分で払わなければと考えました。

一時は障害年金の受給も考えましたが、当時リハビリで通っていたデイケアのスタッフの方などと相談して、受給申請をすることはやめました。

当時は貯金があったので、「これだけあれば、何とかなるだろう」と油断していました。

それまでの金銭感覚でいたため、すぐにお金がなくなった

うつ病にかかると、何もする気がなくなります。かつ、仕事を辞めたので「暇」になります。その結果、簡単に暇を持て余すのにどうしてもお金を遣う方法を取ってしまいました。

そのような日を続けていた結果、貯金の残額はすぐに少なくなりました。

今回は、
〇うつ病で無職になってから生活にかかった費用(家族と同居している場合)
〇浪費に対してどんな節約をしたか

についてお伝えします。

うつで無職になってから、生活にかかった費用

携帯電話の通話・通信料金

仕事を辞めても、携帯電話は必要です。そのため毎月の通話料は無職になってからも払い続けなくてはなりません。当時はインターネットの通信料も含めて2万円前後は払っていました。

毎月の浪費:2万円前後

パソコンのインターネット通信料

パソコンにも無線Wifiを接続して通信していたため、通信料を支払っていました。当時は一か月の通信量に限度があるプランでした。

限度を超えてからは追加料金を支払って通信していたたこともあり、毎月5千円前後を払っていました。

毎月の浪費:5千円前後

交通費

暇をつぶすためにと、目的もなく様々な場所に出かけました。その時に電車を利用していたため、交通費もかかりました。

毎月の浪費:3千円~7千円程度

医療費

当時は病院に通う頻度も多いです。そのため医療費もかかります。デイケアに参加すれば料金がかかります。

カウンセラーに相談しても料金がかかります。厳密には現在、相談は医療として認められていないため、保険が適用されません。そのため全額自己負担でしたから、さらに浪費が進みました。

社会復帰のためには必要な浪費ですから、医療費は確保しなければなりません。

毎月の浪費:1万3千円程度

携帯アプリの課金料金

暇をつぶすために携帯アプリのゲームを一日中していた時期がありました。ゲームしか楽しみがなかったため、自然と課金が増えました。多い時は過金額だけで月5千円ほどは払っていました。

毎月の浪費:5千円程度

その他雑費

その他ネットオークションやブランド品の洋服などを購入していました。今から考えてみれば物が欲しいのではなく、「買う行為」自体に依存していたこともあったかもしれません。

家族と同居していなければ、生活は破綻していた

上記を見ただけでも、かなりの浪費です。しかし浪費をすることでしか、当時はストレスを解消できませんでした。ここには食費や光熱費などは関わっていないことを考えると、家族と同居していなかったら簡単に破綻していたのではないでしょうか。

筆者は貯金の残額を見て、節約できる方法はないかを考えるようになりました。

無職になってから取り組んだ節約術

携帯電話の割引制度を調べた

携帯電話の料金は、毎月払うものなので、契約している通信会社に相談しました。

結果障害者割引制度(1割引き)があることが分かりました。同時に現在の使用状況に合ったプランに変更しました。

毎月の浪費:2万円前後→6千円弱

通信ツールを統一し、料金の無駄を省いた。

それまで携帯電話の通信も無線Wifiでできることを知りませんでした。そのため、携帯電話の通信はモバイルデータ通信で、パソコンでは無線Wifiを使用していました。これによって無駄な浪費をしていることに気づきました。

対策として、無線Wifiのプランを「限度なし・定額」のものに変更し、携帯電話でインターネットを見るときも無線Wifiを使うようにしました。

毎月の浪費:5千円前後→5千円程度(追加料金なし。毎月定額。携帯料金にも関係している)

障害者手帳を取得し、割引対象の交通手段を活用した

障害者手帳を取得すると市営地下鉄の料金が無料になることを知りました。そのために手帳の申請をして、移動にはできる限り割引対象の交通手段を使うようにしました。

毎月の浪費:3千円~7千円程度→千円~3千円程度

関連記事:発達障害を持つ方は、精神障害者手帳をもつメリットがあるの?

医療費の自立支援医療制度を活用した

病院から、医療費の自立支援医療制度について教えていただきました。手続きを済ませ、自己負担が1割になり、毎月の限度額ができたことで節約することができました。

毎月の浪費:1万3千円程度→1万円程度(カウンセリングの相談料はそのまま)

アプリのダウンロード機能をなくして、課金できないようにした

携帯アプリのゲームをしていると、延々と課金してしまいます。そのため、携帯電話の設定を変更し、アプリをダウンロードできないようにしました。

他に絵を描く、好きなことの資格勉強をするなどのお金を遣わない楽しみ方を工夫しました。

毎月の浪費:5千円→0円

おわりに

いかがでしたでしょうか。

職場を辞めたとき、先の見えない不安に襲われました。お金は大丈夫なのか、この先生活できるのかと悩んでいました。

しかし苦しんだ中で取り組んだ対策が、結婚した今の節約生活にも活きています。

今うつ病で苦しんでいる方も、無職でいることに不安を感じていることが多いのではないでしょうか。今苦しみながらでもあがいたことは、必ず将来に活きます。

ですから自分のペースで、ゆっくりと治療に取り組んでいきましょう。

【筆者紹介】
Salad編集部員。30代男性。広汎性発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受ける。昨年結婚。節約を考えたことで今の生活に活きている。