ノマドワーカーとして生活する方がいる
ノマドワーカーとは
「ノマド」とは英語で「nomad」と表記し、「遊牧民」を意味します。
このノマドの意味を応用した形で、 時間や場所にとらわれない働き方を「ノマドワーク」といいます。このノマドワークをしている方を「ノマドワーカー」といいます。
参考:ノマドワーカーとは? 言葉の定義やメリット・デメリットを解説 – Woman type[ウーマンタイプ]|女の転職type
発達障害でも、ノマドワーカーとして生活する手段がある
「障害者にはそんな自由な働き方はできない」「発達障害ではノマドワーカーはできない」そう感じている方はいませんか?
発達障害を持つ方でも、工夫次第でノマドワーカーとして生活することができます。今回は、発達障害を持つ方が
〇ノマドワーカーになるメリット
〇ノマドワーカーのデメリット
〇ノマドワーカーに向いているのはどんな人か
についてご紹介します。
【発達障害】ノマドワーカーになるメリット
時間や場所にとらわれない
ノマドワークは、働く時間や場所にとらわれず、自分で決めることができます。
〇朝起きるのが苦手。
〇電車などの交通手段が苦手で、通勤が辛い。
〇オフィスなどの、たくさんの人の中で仕事をするのが苦手。
などの特性がある方の困難を軽減できます。
ストレスを感じにくい場所を選べますし、「ノマド(遊牧民)」の名の通り好きなタイミングで移動できるのがノマドワーカーの魅力です。
働き方にとらわれず、自分の個性を活かせる
企業から雇用を受ける場合は、障害者雇用であったとしても自分に完全にマッチした仕事をするケースは少ないです。「好きな働き方」というよりも、「できる仕事」をするケースが多いです。
しかし、ノマドワーカーはあなたが望む働き方を選ぶことができます。ライターやデザイナーなど、さまざまなスタイルがあります。あなたが得意としている「個性」を活かして仕事をすることも可能です。
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コミュニケーションを必要最小限にできる
オフィスワークですと、雑談などの「直接仕事は関係のない会話」を求められることがあります。様々な人が関わるため、コミュニケーションの機会も多いです。
しかしながら、ノマドワークであればあなたの仕事に関わる最小限のコミュニケーションだけに絞って仕事をすることができます。
したがって、コミュニケーションに関わる困難のリスクが減ります。
ノマドワーカーにデメリットはあるの?
利益や収入を得るスキルが必要になる
ノマドワーカーは、原則企業の雇用を受けません。ですから、あなたが働いて収入や利益を得なければ、給料はありません。
自分のセールスポイントを明確にしてより多く、効果的に稼ぐスキルについて考えていく必要があります。
雇用を受けない場合、福利厚生などの保障を受けられない
企業から雇用を受けなければ、福利厚生などの保障もありません。したがって健康診断なども自分で申し込んで受ける必要が出てきます。
自分でスケジュールや仕事の段取りを管理しないといけない
「働く時間にとらわれない」メリットの反面、仕事の段取りを全て自分で決めないといけません。場合によっては、仕事相手とも調整していくことも出てきます。自分の成果次第で先の将来が大きく変わるため、見通しが立ちにくいです。
それでは、このような条件を踏まえたうえで、そのような人がノマドワーカーに向いているのでしょうか。
ノマドワーカーに向いてる人は?
自分の好きなことについて、具体的に活動している人
今の時点で趣味として絵を描いている、ブログなどの文章を書いている方などで具体的に活動している人はノマドワーカーに移行しやすく、向いています。
【具体例】
※絵画やデザインの場合
〇SNSなどの通信手段を利用して絵画を「売る」方法を知っている、
〇デザインでもってTシャツやスマートフォンのケースなど、グッズ販売をする方法を知っている。
※文章を書いている場合
〇クラウドソーシングなど、ライターとして収入を得る方法がある
〇自分のブログで広告収入を得ることができる。(グーグルアドセンスなど)
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働く(稼ぐ)プランが明確な人
自分がどのように稼ぐのか。働くプランが明確な人はノマドワーカーに向いています。今の時点で収入を得るまでのフローができている、綿密な業務計画を立てられる方はノマドワークで活かすことができます。
自己管理を徹底できる人
自由度が高いノマドワークには、自己管理が必須です。仕事をサボってもいけませんし、やり過ぎて体調を崩してもいけません。
だからこそ自分の適量を把握して、常に自己管理をできる方であればノマドワークに向いている人である可能性があります。
テレワークとの違いは?
時間や場所にとらわれない働き方として、テレワークも該当しますが、ノマドワークとは違いがあります。
詳細はこちらの記事「テレワークとノマドワークってどう違うの?共通点と違いを解説」で紹介していますので、興味がありましたらチェックしてみてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
障害を持つ方の働き方は、何も障害者雇用だけではありません。さまざまな働き方があります。ですから自分に適した働き方を見つけられるよう、自己理解を深めていきましょう。