アスペルガーは真面目な性格!?ルールを守る特性の原因、注意点は?

アスペルガーの特性は、「真面目」につながりやすい

アスペルガーの特性とは

アスペルガーと呼ばれる障害は、現在はASD(自閉症スペクトラム)という名称に統合されています。

特性として、「こだわりが強い」「ルーティーンや定型パターンを好む」ことがあります。

環境や自己理解の進行具合で、これらの特性が強みにも弱みにも変化します。

様々な特性が関わり、真面目な性格につながりやすい

ASDを持つ方の複数の特性が関わり、周囲から「真面目」「忠実」と言われるケースがあります。

なぜ「真面目な性格」という印象を与えやすいのか。理由を紹介します。

【ASD、アスペルガー】真面目、ルールを守る理由

ルール以外の応用が効かない

ASDやアスペルガーを持つ方(以下、ASDを持つ方)は、臨機応変な対応が苦手な特性があります。変化を好まない特性が「決められたルール」を守る気質につながりやすいです。

「あなたって真面目だよね」など言われて、「いや、これしかできないから」と答える方も多いのではないでしょうか。

目的に向かって突き進む、意志の強さがある

ASDを持つ方の特性に、「こだわりの強さ」があります。特定の物事に関するこだわりが強いため、業務に対しても徹底的にこだわることができます。

その姿勢が周囲から、「真面目」に見えることがあります。

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明確な基準に忠実に行うことで、安心できるため

ASDを持つ方は、特性として曖昧な物事への判断が苦手なことがあります。その場その場の「曖昧な基準」では不安を感じてしまうのです。

よって変化が少なく明確な基準である「ルール」に執着することがあります。この姿勢も「真面目」に見える要因です。

業務上で「真面目」「ルールを守る」ことは信頼されやすく、周囲からも安心されやすい長所になります。

しかし、時として「真面目すぎる」「ルールに固執しすぎる」として裏目に出てしまうケースがあります。

真面目、ルールを守るうえでの注意点

ルールに固執しすぎて、周囲の事情や要望を無視しないようにする

ルールを守ることはとても大切なことです。しかし、職場は様々な考えの人間がいるため、ルール一辺倒ではうまくいかないケースもあります。

しかし臨機応変に対応することが苦手なため、ルールにしがみついてしまうリスクがあります。

ルールでもって、相手を困らせることや傷つけてしまっては意味がありません。

あくまでルールは「基準」です。周囲の事情や相手の事情を無視して、「空気が読めない」と言われないように注意しましょう。

周囲の意見に耳を傾ける姿勢を持つ

ルールや自分のやり方に固執しすぎるあまり、他人の考えや意見を受け入れないおそれがあります。

そのため、自分の意思に反する言動に対してカッとなってしまうことや突き放してしまうことで、「頑固」な人と敬遠されてしまうおそれがあります。

自分の意に反する意見だとしても、全く耳を貸さないことは良くありません。常に周囲の意見に耳を傾けたうえで判断する心がけが必要です。

関連記事:【ASD、アスペルガー】話し方がきついと言われる方の会話のコツ3つ

ルールは状況により変わることがある

ルールは「人のため」にあります。ですから、職場の人がそのルールで働きにくいのであれば、ルールは変わります。

その本来の「ルールは人のためにある」ということを忘れて、いつまでも同じルールに固執してしまうことは危険です。

変化に対応することは大変かもしれませんが、そのたび上司などに相談して確認していくことが大切になります。

真面目な性格、ルールを守る特性に向いてる仕事は?

法律関係などの「ルールに関して忠実であることを求められる仕事」、研究職など、「目的に向かって追求していく仕事」などが向いている仕事として挙げられます。

自分を活かしきれなかったら、「カスタマイズ就業」のチャンスかも

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

真面目な性格は、周囲とのかかわりの問題さえクリアできれば、どんな仕事でも大切なスキルになります。

多くの人は真面目にできたとしても、「徹底する」には労力が要ります。ASDを持つ方は特性上「真面目にしかできない」不器用なのかもしれません。しかしだからこそ、誰よりも前に突き進む強い力を発揮することができます。

「堅物」「頑固」「融通利かない」真面目な性格をこのような表現で言う方もいるかもしれません。それでも最後に必要なのは「真面目」であることを覚えておいてください。