【身体障害・聴覚障害】働けない悩みを在宅ワークで解消しよう!

身体障害、聴覚障害を持つと、働けないと感じてしまう

車いすに乗り業務を行う男性

身体障害や聴覚障害があることで、あらゆる不便さを感じる

法律に伴い、身体障害や聴覚障害を持つ方に対する企業の配慮が進んでいます。バリアフリー設備を設けることや、手話通訳者の配置など様々な取り組みが行われています。

しかし、職場内だけでなく、生活のあらゆるところで不便さを感じているのが現状ではないでしょうか。エレベーターのない駅や文字表示のない電車内など、家と会社の往復だけでも苦労をされている方が多いのではないでしょうか。

そのようなリスクや労力を費やして、さらに職場で労力を費やして・・というのは、まだまだ平等な条件で働けるとは言えません。このような状況から、「働けない」と感じてしまっている方もいるのではないでしょうか。

今回は、
〇身体障害・聴覚障害を持つ方が働けないと感じる理由
〇働けない問題を解決する方法の紹介

をお伝え致します。

参考:障害者の範囲 (参考資料) – 厚生労働省

【身体障害】働けない・仕事が見つからないと感じる理由

障害を持つ方が歩むステップのイメージ

【身体・聴覚障害】通勤や社内移動が難しい

起きてから会社に着くまでだけでも、苦労されている方が多いのではないでしょうか。

【身体障害:車いすや杖を利用されている方の場合】
○駅で電車に乗るにもエスカレーターが使えず、遠回りしてエレベーターを使わなくてはいけない。
○電車の乗り降りにも駅員の方の協力を要する。車いすの場合、車内のスペースを取ることで心ない人から冷たい目で見られるため、居心地が悪い。
○離席、着席にも不便を感じやすい。トイレなどにも行きにくい。
○社内の移動に階段を使えない。バリアフリー設備のない会社に就職できない。

【聴覚障害を持つ方の場合】
○通勤中、緊急の車内アナウンスが流れても聞き取りにくい。
○社内以外で周囲からは「耳が不自由」であることが分からない。そのため、「聞こえて当たり前」の対応をされてしまうことがある。

【聴覚障害】会話が難しい

コミュニケーションの内容には支障がありません。しかし、聞き取りが難しいこと、自分の声を確認しにくいことに困難を感じやすいです。

自分の声が聞こえにくいと確認ができないため、声量のコントロールが難しくなります。結果大きな声になりがちです。これにより相手に不快感を与えてしまうことがあります。したがって、話し方に戸惑ってしまう方もいます。

また、手話ができる方も多くないので、他の方が「口頭」で言いたいことまでメールで言わないといけない不便さがあります。

関連記事:【聴覚障害】就職活動・仕事で抱えやすい悩み。障害を持ち働く方法は

【身体・聴覚障害】仕事の器具や設備を使いにくい

【身体障害】
○腕が不自由の方の場合、片手だとパソコンのキーボードを打ちにくい。
○車いすだと、コピー機のボタンが高すぎて操作しづらい。杖を持ちながら片手でコピー機を操作しなくてはならない。

【聴覚障害】
○社内アナウンスなどが聞き取りにくい。

【身体・聴覚障害】その他の問題

〇障害に応じた設備ないことや通勤が困難など、勤務条件と関係ないところで応募できない求人が出てくるため、就職の幅が狭くなる。

テレワーク(在宅ワーク)で、働けない問題を解消できる!

テレワークで打ち合わせしている様子

テレワーク」とは主に自宅などで通信技術を用いて、職場とやり取りをしながら仕事をする働き方です。「在宅勤務」「在宅ワーク」も、同様の意味で使われることが多いです。

移動がない、慣れた場所で仕事ができるなど、身体障害や聴覚障害を持つ方の働けない課題をクリアできます。

あなたの意欲と実力が活きる、最適な手段の一つです。それではテレワーク(在宅ワーク)を行うことで、具体的にどのような問題が解決できるかを見ていきましょう。

参考:テレワークとは?|テレワーク情報サイト

テレワーク(在宅ワーク)で解消できる仕事の悩み

テレワークで良くなっている自分をイメージしている様子

通勤・移動の必要がなく、慣れている環境で仕事ができる

テレワークは主に自宅で仕事を行うため、通勤や移動の必要がありません。会社に行くまでに、沢山の方に気を遣うことがなくなります。通勤のための支度や片付けもないので、自宅でゆとりを持って仕事の準備ができることも魅力です。

慣れている自宅で仕事ができるため、安心して仕事をすることができます。

関連記事:障害を有する方が在宅勤務をするうえでのメリット、デメリットは?

通信技術を使用するため、聴覚障害に応じたやり取りもできる

テレワークではメールやチャットなど、情報通信技術(ICT)を用いて仕事をします。メインが文字のやり取りであれば、聴覚障害を持つ方でも安心してやり取りをすることができます。

関連記事:テレワークで使用する情報通信ツールは?チャットワークなど紹介!
関連記事:【テレワークのセキュリティ対策】安全な通信環境を知っておこう

訪問介護などを受けながら、安心して仕事ができる

身体障害を持つ方の中には、介護者を要する方もいるのではないでしょうか。テレワークでは自宅で仕事をするため、訪問介護などを受けながら仕事ができます。安心した生活をベースに仕事ができるので、業務のパフォーマンスも向上します。

テレワークを始めたいと思ったらこちらをチェック!

テレワークに意欲を見せる女性
今回は、テレワークの魅力を紹介してきました。『これからテレワークを始めてみたい!』と感じたらこちらの記事「【障害者のテレワーク事例】総まとめ!始め方から注意点もわかる!」をチェックしてみましょう。準備から注意しておくこと、障害を持つ方だからこそ気を付けることなどテレワークに関する情報をキャッチして、よりスムーズに業務を進めるためのヒントとなりましたら幸いです。

さらに「スキルを磨きたい」「テレワークの仕事にどんなものがあるか見てみたい」という方は、ぜひ下記のご案内もチェックしてみましょう。

参考:在宅勤務ガイドライン
参考:テレワークセキュリティガイドライン

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まとめ

テレワークで豊かな街へ

いかがでしたでしょうか。

テレワーク(在宅ワーク)は、仕事においてあなたが不便を感じていたことや、労力を要することを減らして仕事に集中しやすい環境で取り組めるスタイルです。

これまで「仕事が見つからない」「働けない」と諦めかけていた方にも、チャンスがあります。興味がありましたらぜひ、トライしてみてください。

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