精神障害者雇用の必須ワークスキルとは。新たに求められるスキルも!

精神障害者雇用で長く活躍するためのワークスキルとは?

ワークスキルが充実していて、精力的に働く女性

そもそも、『ワークスキル』とは?

ワークスキルとは、『働くために必要な力』を指します。実際に仕事を進めていく上で重要となるスキルであり、職場定着やパフォーマンス向上にもつながってくるのです。

精神障害者雇用として必要なワークスキルは?

法改正働き方改革の影響で、精神障害者雇用として就職するケースも増えてきています。しかし、体調面やコミュニケーションなどを原因に、早期に離職してしまうケースがあります。

このような事態を防ぐためにはこの『ワークスキル』を理解し、より負担なく、かつ企業から必要とされる工夫が必要になるでしょう。

そこで今回は、精神障害者雇用として必要になるワークスキルについて紹介します。

参考:障害者雇用の現状等 – 厚生労働省

精神障害者雇用に必要なワークスキル

ワークスキル向上に意志を込める女性

①健康管理・日常生活管理

まず第一に、「健康管理」です。知識や技術以上に、企業はこの健康管理面を大切にしているのです。どんなに技術や知識があったとしても、いつ長期休養に入るか分からない状態であると不安を伴います。休養に入ればその分他の社員にも影響する、という点で最も軸となるスキルに挙げられることが多いです。

下記の関連記事を参考にして、体と心の健康管理を意識していきましょう。

関連記事:精神障害者の職場定着のカギ。ワークエンゲージメントを高めるヒント
関連記事:精神障害を持つ方の、仕事が続かない辛い悩みとその解消法とは?

②対人機能・労働習慣

対人機能は、コミュニケーション能力のことです。ただしコミュニケーション能力と言っても、面白いことを話す力や相手を驚かせる対話力…ではありません。

・自分の意思を正確に伝えること
・相手の意思を正確に理解すること

この2つを基礎としたコミュニケーションが大切なポイントになります。

労働習慣は、

・挨拶などの社会人としての基礎的なビジネスマナー
・報連相(=報告・連絡・相談)の習慣
・社会や企業・職場でルールを守ること

これらを意識して働く習慣を指します。

参考:就労支援の立場からワークスキルを考える_20181111

これらのほかに、新たに求められるワークスキルがある

ワークスキルについてアドバイスする女性
上記で挙げたスキルは『職業準備性』というものであり、働くうえで軸となるスキルです。上記に加えて『職業適性』が加わり5つのスキルで構成されています。

この『職業適性』は企業や時代背景によっても大きく異なります。そこで今回は『職業適性』アップのヒントにつながる、新たに求められる可能性のあるスキルについても紹介していきましょう。

参考:職業準備性とは|言葉の意味や職業準備性を高めるための流れ|ニューロワークス

今後新たに求められるワークスキル

ワークスキルについて分析している女性

自分から仕事を作り出すスキル

これは主体的な意識でもって、自ら考え行動できるスキルになります。必ずしも、職場では指示やマニュアルが常に充実しているとは限りません。そのようなときでも自分の判断で動くことができる『基準』を知り行動するスキルが、今後は必要になってくるのです。

そのために必要なことは、

・企業や職場が求めている目標を知る
・自分の行うべき目的(=自分の役割・ポジション)を知る → 自ら仕事のゴールやテーマを生み出す

主にこの2つです。これらを知るために上司などとよく相談していくようにしましょう。

効率的に取り組む姿勢

働き方改革などの影響により、『長い時間働くこと』が良いとされる風潮がなくなってきています。現在は短時間で多くをこなす『効率的に行うこと』が求められてくるのです。

一つ一つの作業スピードや精度を上げる取組みのほか、空き時間やすき間時間を活用することも求められるかもしれません。こちらの記事「【障害者枠】時間の有効活用!次に行う仕事がないときの打開策!」を参考にして、勤務時間の有効活用について心がけていきましょう。

ピアプレッシャーを意識する

ピアプレッシャーとは仲間同士でお互いに監視しあう、同調しあうプレッシャーです。かつては上司が絶対的な力を持っていました。そのために、上司からの圧力に苦労したこともあるかもしれません。しかし現在はそのような上下関係より『仲間同士・パートナーシップ』を重視した環境に変わりつつあります。そのため社内の政治や派閥など、そのような問題も減ってきているのです。

だからこそ仕事をする際に「指示をもらうもの」「従うもの」という意識ではなく、自分から行動する意識が求められてくるのでしょう。

あくまで社内の人間は『仲間』であり、競い合う・向き合うべきは「外(同業の他社など)」に向ける姿勢が大切になります。

「強み」を売りにする

面接などはもちろん、普段の仕事でも『自分は~ができる』『自分は~が得意』という強みを売りにした働き方が求められてくるかもしれません。自ら考え行動するのであれば、よりそれが信頼のおけるものであるに越したことはないわけです。職場から『あの人は○○(強み)の人だよね』と言われるようになれば、信頼が高まっていると言えるでしょう。

そのような強みを売りにしていくスタイルが求められるようになるかもしれないのです。

参考:あたらしい時代に求められる「9つのワークスキル」 | TABI LABO

働き方に不安を感じたら、Saladにご相談ください

悩みを、個性に
今回のように今後は精神障害者雇用にも、自己理解を深め『どう売り込んでいくか』を意識する必要が出てくるかもしれません。そのような働き方を受け、『自分の強みは何だろう…わからない』『強みはあるけれど、どう活かしたらよいか分からない』このような不安を感じているかもい知れません。

そのようなときは、ぜひSaladにご相談ください。

Saladでは、
・障害を持つ方の働くニーズに合った「就労移行支援事業所」に関する情報提供
→就労移行支援事業所について詳しくはこちら
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→Saladが取材にお邪魔した事業所紹介はこちら

強みを活かす「カスタマイズ就業」に基づいた非公開求人の取り扱い
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これらのサービスを行っております。強みを見つけたい・活かして働きたいという方のサポートをさせていただきます。

上記に関してのお問い合わせやご相談もお待ちしております。こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

まとめ

サポート受けながら仕事を進めていく様子
いかがでしたでしょうか。

自分の体調や状態を見つめながら、企業が必要なスキルを事前に把握していくことが求められるかもしれません。今からでも遅くはありません。就職活動や就職後にも活かせるスキルを見つけ、磨いていきましょうね。

【筆者紹介】
Salad編集部員。30代男性。広汎性発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受けている。2か所の職場を経験したのち、現在はテレワークでもって記事制作を中心に業務を行っている。

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