【障害者雇用】就職活動で自信喪失…落ち込んだ時に心がけたこと

就職活動が上手くいかず、自信喪失したことがある

うまく就職活動ができず自信喪失する男性

社会復帰のために、あらゆる取り組みをした

筆者は30歳の時にうつ病を発症し、32歳の時に最初の職場を離職しました。最初に勤めたのが公務員であったため、一般的な就職活動(履歴書、職務経歴書を書くなど)はこの時はじめて行うことでした。

何とか社会復帰するために、ハローワークに通う他に下記の取組みを行いました。

・履歴書、職務経歴書の書き方のセミナーを受けた
・就労支援事業の見学に行った
・地域の就労支援センターに登録し、支援を受けた
・合同面接会に参加した

これらの取組みを行い、34歳の時に再就職がかないました。

2度目の転職は、就労移行支援を利用した

自分の個性を活かしたい気持ちから、2度目の転職を決意しました。その際には就労移行支援事業所に登録し、訓練をしながら就職活動をしました。

どちらの就職活動も、うまくいかない時期があった

このような取組みを行ってきましたが、スムーズに就職ということにはなりませんでした。何かつまずくたび、自信喪失したものです。今回はそのような自信を失った時にどう対処してきたか、筆者の体験をお伝えします。

まず、筆者が就職活動においてどのように自信喪失したかを紹介していきます。

【体験談】就職活動で自信喪失したタイミング

就職活動で、受けたい求人が見つからず困っている様子

受けたい仕事が見つからない

まず、応募以前の段階で自信を失ったことが多々あったのです。特に最初の就職活動は、求人の検索方法も詳しく分かりませんでした。単純にそれまでの給与や条件と同じくらい、かつ住居地に近い仕事を探す…このような方法をとっていました。この方法が、選択の幅をより狭くしていたのです。しかしこのころは実状を理解していないこともあり、上記のような思考に繋がってしまいました。

書類審査が通らない

とにかく書類審査は通りませんでした。これにより自信喪失したポイントがいくつかあります。

・セミナーに通い、講師の方から「OK」をもらっている書類が通らない
・合同面接で『公務員という経歴がありながら、なぜ辞めた?』とよく言われるなど、変えられない過去への対処ができない
・自分は社会に必要とされていないのか
・書類すら通らないほど、レベルの低い人間なのか

このような心情になりました。これまでに受けた企業は十数社ほどですが、それで「社会」と当てはめるなどの「全体化」な思考から自信がなくなっていったのです。

面接でひどいことを言われた

そのような中でも、書類審査が通った企業がありました。そのために、企業のホームページや会社概要、社長の言葉などを全てチェックしていきました。人事担当の方との一次審査を無事クリアし、次の社長面接で落ち込むことになりました。

面接まで応接間で2時間待ち、その後始まった面接で2時間「人生を全否定」されたからです。ホームページや会社の話はなく、筆者が生まれてから今に至るまで延々と説明させられるものでした。そのたび、返答は「そんな問題は大したことがない」「その程度では良いとは言えない」と返されました。『自己啓発はしているか』という意味の分からない問いに混乱したのも覚えています。

待ち時間も含め所要計4時間。面接が終わって感じたのは以下の通りです。

・この人(社長)の下で働きたくない
・面接が毎回こんな感じなら、もうやりたくない
・障害に詳しい特例子会社のはずが、なぜ自分を理解してくれなかったのか

この感情以上に感じたのは、疲労でした。『これだけ疲れる面接があるのならもう就職活動はしたくない』という感情になり、1ヶ月くらい活動できなくなったほどです。

このような自信喪失により、深く落ち込む日々が続きました。そのような事態をどう対処し、乗り越えたのか説明していきましょう。

参考:特例子会社制度の概要

就職活動で落ち込んだ時に心がけたこと

就職活動について計画する男性

求人の検索方法を工夫した

最初の就職活動は特にでしたが、自身についても、企業のニーズも全く理解できていませんでした。今から考えると、狭い選択肢の中で仕事を探していたのが現実です。そこで地域の就労支援センターの方の支援を受け、相談しながら受ける求人を探す方法に変えました。

2度目の就職活動の時には就労移行支援のスタッフの方と相談しながら、常に自分のニーズと企業側のニーズをチェックする作業を進めました。状況によって選択肢を広げる、紹介事業など専門機関の支援を受けるなどの対処を進めました。

職務経歴書の書き方を工夫した

2度目の就職活動のときに、最初の「お墨付き」の職務経歴書を確認する機会がありました。そこで気づいたことがいくつかあります。

・業務内容が細かく書かれているが、どれも抽象的で具体的な内容が見えてこない
・職場内での『役割』が相手には見えにくい

このようなポイントに気づきました。確かに「きれいな書類」ではありましたが、企業には何を言いたいのか分からないと感じたのではと考えています。最初の就職活動が上手くいったのは、事前に実習をしていて人物像を理解していただけたことが大きかったのでしょう。書類だけでは受からなかったと感じています。

このような点を踏まえ、就労移行支援のスタッフの方と相談しながら強みや役割など具体的な内容に書き換えていったのです。

関連記事:【体験談】障害者雇用の履歴書・職務経歴書の書き方で注意したこと
関連記事:面接で企業に伝える「自分の障害について」作成ポイント4つ

面接での意識を変えた

上記で紹介した面接は稀なケースだと考えています。企業の理解がないことも原因にあるかもしれません。しかし、自身の原因も挙げるならば『相手の言うことにどう答えるか』のみにとらわれていたことも原因であったと考えたのです。

就労移行支援に通ってからは、最初の就職活動と比べて「どんな仕事に就きたいか、どんな働き方をしたいか」が明確でした。このようなこともあり、『自分がこの会社に就職したら、どんな仕事をしたいか・どう活躍できるか』も意識することにしたのです。

そうして面接で、自分からもニーズを発信するように工夫しました。

就職活動の計画の流れについてはこちらもチェック

呼びかけをする男性障害者
就労移行支援での就職活動の際には、具体的に計画を進めながら取り組んでいきました。詳しくはこちらの記事「【発達障害】就職の目標設定・目標達成の流れ。思考法を交えた体験談」もチェックしてみてください。

『仕事を提案する就職』を考えたら、Saladにご相談下さい

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今回は「就職活動で自信を無くした時、問題や対策を具体化することで対処した」わけです。企業に自分のスタイルを伝えることで、より自分にマッチした就職に出会うことにもつながっています。

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まとめ

テレワークをする男性
いかがでしたでしょうか。

頭では分かっていても、やはり不採用になると『自分を否定された』気持ちでいっぱいになってしまいます。そのような中でも何とかあがきながら、様々な方の支援を受けながら今の就職に辿り着いています。

もし就職がスムーズに進んでいたら、このような記事には辿り着かなかったでしょう。そのようなことからも『悩みは無駄にならない』と信じています。むしろ、『無駄にしてはいけない』と感じています。

今就活が上手くいかなくて悩んでいるかもしれません。その悩みを就職後に活かすこともイメージしながら、少しずつリスタートしていってみてください。

【筆者紹介】
Salad編集部員、1980年生まれ、男性。ASD(自閉症スペクトラム)、HSPを持つ。

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