【障害者雇用】IT業界とは。仕事の種類は、どんなものがある?

『IT』とはなに?

AIを示す脳

そもそも、『IT』とは

日常の生活の中で「IT」という言葉が浸透しています。友人などとの会話の中でも『IT企業に勤めています』『今度、ITの仕事を受けるんだ』など、聞いたことがあるかもしれません。

しかし「『IT』って、何の略だろう?」「『IT』って、具体的にどのような仕事だったかな…」と、漠然としたイメージのままで留めていることはありませんか。

そもそも、「IT」とは、『Information Technology(インフォメーション・テクノロジー)』の略称です。テキスト・画像・動画・音声などをデジタル情報として取り扱う技術を指す用語を表します。日本語では、「情報技術」とも呼ばれています。

このIT技術は、大きく分けて

・パソコンやスマートフォン、IoT(Internet of Things)家電などのハードウェア
・OS・アプリ・AIなどのソフトウェア
・インターネット・Wi-Fi・5Gなどの通信技術

この3つになります。

参考:ITとは何か?IT化の意味から企業・業界をざっくり解説 -【とはサーチ】
参考:IoTとは?|IoT:Internet of Things(モノのインターネット)の意味、読み方、事例 – モノワイヤレス

さてITに関して事前知識を踏まえたうえで、本題の「IT業界にはどのような仕事があるのか」について見ていきましょう。障害者雇用など、就職活動の事前知識として、役立てていただけましたら幸いです。

関連記事:『5G』とは?4Gまでの進化の流れも紹介、テレワークへの影響は?

IT業界の仕事の種類

AIが進化したロボットのイラスト。ITのイメージ
IT業界の種類は、大きく分けて4つに分類されます。

インターネット業界・Web業界

インターネット業界・Web業界には、下記のいずれかの目的に沿って仕事を行います。

・Webサイトの制作やネットワーク構築、インターネットの広告関係
・ポータルサイトやSNS、ショッピングサイトを取り扱う

この2つが主な仕事になります。上記が企業向けサービスの仕事であり、下記が個人向けサービスの仕事です。さらに具体的にどのような業種があるか、主なものを下記にまとめました。

【主な業種】
・Webデザイナー
・Webディレクター など

情報処理サービス業界

情報処理サービス業界は、システムインテグレータとも呼ばれています。企業に情報システムの導入を行う際に必要となる全てのサービスを提供します。ハードウェアの選定からデータベースの構築、ソフトウェアの開発・管理・保守など幅広く請け負う業界です。

【主な業種】
・ITコンサルタント
・セールスエンジニア など

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界は、ハードウェアの動作を制御するための手順や命令をまとめたプログラムのことをソフトウェアと言います。このソフトウェアには

・システム全体を管理するソフトウェア(OS)
→パソコンの場合、WindowsやMacintosh(Mac)など
・OS上で特定の作業を実行するソフトウェア(アプリケーションソフト)
→パソコンの場合、ExcelやWord(オフィス)など

この2種類に分けられます、ソフトウェア業界は、これらに関する開発や管理などの仕事を行います。

【主な業種】
・プログラマー
・システムエンジニア(SE)
・ネットワークエンジニア

ハードウェア業界

ハードウェアとは、パソコン本体や周辺機器(キーボードやマウスなど)、それらを構成する電子回路などを指します。現在はパソコンに加え、スマートフォンや家電、ゲーム機などもハードウェアの一つとして考えられています。

ハードウェア業界は、これらの機器に関する業務を行うのが仕事です。

【主な業種】
組込みシステムエンジニア

参考:【IT業界研究】IT業界地図で知る4つに分類できるIT業界の職種|インターネット・アカデミー

障害者雇用として、IT業界に就職するスキルを学びたい!

IT業界に興味を持ちがんばろうと意志を込める女性
さて、『ITについて』『IT業界について』紹介してきました。

もともとITに興味があった方も、はじめてITを知った方でも『障害者雇用としてIT業界に就職したい』そのように考えた方がいるかもしれません。しかし、『どんな準備をすればよいのか』『どんなスキルが必要なのか』いまいち見えてこない…そのように考えて迷っていることはありませんか。

参考:求人条件の「パソコンスキル」とは?面接で聞かれた場合の伝え方も紹介|コラム|マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)|資格取得なら生涯学習のユーキャン

就労移行支援事業所は、IT関連の仕事スキルを学ぶチャンス!

就労移行支援事業所で快適に過ごす様子
『IT業界について、もっと学びたい!』『IT業界で働くスキルを身につけたい!』このようなときは、就労移行支援事業所に相談してみましょう

就労移行支援事業所は、障害を持つ方の働くニーズに合わせたアドバイスやトレーニングを受けられる施設です。もちろん、ITに関わるスキルを学べる事業所もあります。『いま、障害者雇用にはどんなIT企業の求人があるのか』『IT業界が求めるスキルはどのようなものか』など、アドバイスを受けながらトレーニングできるチャンスがあります。

IT関係の仕事の中で、Webデザインを希望している場合は下記の関連記事も参考にしてみてください。

関連記事:障害者雇用でデザインの仕事はある?Webデザイナーになる秘訣3選
関連記事:【体験談】就労移行支援事業所でWebデザインのスキルを学ぼう!

参考:今さら聞けない!Webデザインとは【初心者向け】 | TechAcademyマガジン

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参考:就労移行支援について – 厚生労働省

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まとめ

人生を健やかに歩む人間の一生
いかがでしたでしょうか。

今回のように『業界でどのような仕事があるのか』特徴や業種を知ることは、就職活動の上でとても大切なことです。それは

・自分ができる仕事を探すとき
・応募する企業を決める時
・受けたい企業の課題や問題点を知りたいとき
・就職後、仕事の方向性を確認したいとき

これらのポイントにおいて、業界について知っておくと考えやすくなるからです。ですから安心して仕事を進めていく上で、自分が興味を持っている仕事の業界にアンテナを張ることが、とても大切なことになります。

IT業界は、今後さらに発展することが期待されている業界です。スマートフォンやタブレットの普及、5Gの導入など、今後もITについて注目していきましょう。

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