HSPはクリエイティブかも!?ユーモアな発想の活かし方と注意点3つ

HSPはクリエイティブな面を持つことがある

繊細、気にしすぎな性格ゆえに気づくポイントがある

HSP は心理用語で、「とても繊細な人」という意味です。

とても繊細で、多くのことを気にしすぎて疲れ果ててしまう「生きづらさ」を抱えていることがあります。「考えることを止めて、時には休みたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

しかしこの繊細な性格だからこそ、気づけるポイントがあります。

緻密に情報を処理して、新しい発想を生み出す

HSPを持つ方は、一度に多くの情報を受け取ることが得意です。「得意」というよりは、自然とそうなっているという感覚の方が正しいかもしれません。

そのため他の方よりも早く、多くの情報が収集された発想を生み出せる「ユーモア」として活かせるケースがあるのです。

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では、どのような場面・どのような方法でその「ユーモア」が活かせるでしょうか。

クリエイティブさを発揮するユーモア

多くの情報、データを踏まえたアイディア

冒頭で触れた「より多くの情報やデータを収集できる」特性を活かしたアイディアが、効果を発揮することがあります。

他の方の目につかない部分も綿密に計算されていることで、より現実なものとしてクリエイティブさを発揮することがあるのです。

データや統計に基づいた改善案なども、このアイディアに該当するのではないでしょうか。

客観視した考え方

HSPは、共感性が強いことが特徴の一つです。この共感性が高まると、まるで空の上から傍観しているような感覚で物事を見ているときはありませんか?

周囲に自分が溶け込むような感覚でとらえられるため、全体像が見えやすいことがあります。

このような広範囲をとらえたアイディアで、効果的な改善や成長も期待できるのではないでしょうか。

感受性を活かし、人のためになるアイディアが浮かびやすい

HSPは共感性が強いため、他者の感情を受けやすいです。よくドラマや映画などで「役の人物に感情移入してしまう」ことがあります。自分のことではなくても悲しくなったり、許せなくなったりする感覚です。

HSPは、日常生活の中でそのような機会が多くあります。目に見えた人、関わった人に感情移入しやすいのです。さらには物や動物にも感情移入するケースもあります。

このように、他人のことを「自分のこと」としてとらえやすいのです。そのため、自然に生まれたアイディアが、人のためになるというケースが多くなります。

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浮かんだユーモアを「案」として活かすには、注意が必要

ここまでHSPの「発想力」についてお伝えしてきました。しかし、やみくもに考えればよいかというと、もちろんそうではありません。

自分の体調管理も含め、浮かんだユーモアを「案」として形にしていくには注意が必要です。

ユーモアを「案」として活かす際の注意点

①情報処理に疲れたら、休養をとる

HSPは多くの情報を収集することができるかもしれません。しかしながら、自分の許容量や処理が追いつかないに関わらず、絶えず新しい情報が入ることで疲れてしまうことが多いです。疲れている状態では情報などの「材料」が多くても、その後のアイディアに結びつかなくなります。

HSPの「生きづらさ」はこのようなところにあり、当事者以外の方から理解されにくい辛い特徴でもあります。

ですから考えることに疲れたら、「一人の時間」を設けるなどのケアをしましょう。

意識的に情報を取り込まない環境を作ることが、体調管理にもつながります。

②当事者意識が抜けすぎないようにする

高い共感性を持ち、周囲に溶け込みやすいことで全体像が見えやすいメリットがあります。しかし、共感性が強すぎて他者との境界が薄い・全くないという事態を起こしかねません。

この状態でアイディアを出すと、自分が存在しない「当事者意識が抜けたもの」になってしまうおそれがあります。

アイディアの中に「自分自身」が抜けていませんか?この場合、せっかくのアイディアも「無責任な感じがする」と誤解されてしまうこともあります。

ですから対処として他人との適度な距離感を保ち、完全に自分が「溶けてなくならないよう」にしなくてはなりません。

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③アイディアを説明するときは、簡潔にまとめる

また、HSPは細かい部分まで見られるため、言葉遣いや表現まで細かいことがあります。相手からすると「面倒くさい」「細かすぎる」と聞こえるような説明になってしまうことで、良いアイディアでも評価されなくなってしまうのです。

ですから、提案するときやプレゼンなどではできるだけポイントを絞り、簡潔にまとめることが重要です。

自分のケアもできるよう、コントロールを心掛けよう

HSPは他の方と比べて「ダメージ」が大きい性質なのではないでしょうか。気にしないようなことまで気にしてしまうし、傷つかなくてよいところまで傷ついてしまう…などでなぜか常に「罪悪感を持っている」ことはありませんか?

このような状態を続けていると、心身に負担をかけ続けていることになります。自分なりのリフレッシュ法を身に着けて、HSPとうまく向き合っていきましょう。

ユーモアを活かせる、カスタマイズ就業も検討してみよう

「今の職場でどんどん改善案が浮かぶのに、全然取り合ってもらえない…」「あなたは言われたことだけをやっていればいいんだ!」など言われて、悔しい思いをしていませんか?

自分らしく働けない、周囲に気を遣い過ぎて具合が悪くなる…という場合は、職場環境を見直すチャンスかもしれません。

カスタマイズ就業」と言う言葉を聞いたことがありますか?自分がこれまで悩んでいたり、問題点であったりする特性を「活かす」ことで貢献していこうという、新しい働き方です。

もし、「自分のあふれ出るアイディアを活かしたい!」「自分の個性を活かせる働き方を探してみたい!」というときは、Salad編集部までお問合せください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

筆者自身もHSPのチェック項目の9割が該当しています。そのため、何も意識しないで発した言葉が核心をつくものになるなど、感覚の捉え方にはメリットを感じています。

それ以上に「思考を停止したい」ほどに疲れ、悩むことも多いです。そのような生きづらさを抱えている方は多いのではないでしょうか。

しかしながら障害である・ないに関わらず、特性は表裏一体の一面があります。ですから自分の特性や性格で悩んでいるところがあれば、同じ特性で活かす手段もあるということです。

ですから時には心を休ませながら、ゆっくりと自分の特性と向き合っていきましょう。

【筆者紹介】
Salad編集部員。30代男性。広汎性発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受けている。HSPの特徴にも多く当てはまる。知人から「ガラスのように壊れやすい」と言われたことがある。

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