【体験談】HSPの「人の気持ちへの敏感さ」とは?『第六感』なの?

人の気持ちへの敏感さがある

共感性が高く、人や周囲の雰囲気を感知しやすい

HSPは、「とても繊細な人」という意味を指す心理学的用語です。病気や障害とは異なり、性格的な気質を指す用語です。

しかしながら、特性である「共感性の高さ」により人や周囲の雰囲気を感知しやすいなどの特性があります。これにより、生きづらさを感じることが多いです。

関連記事:HSPはうつ病になりやすい体質!?体調不良になる原因と予防法は?

特性が「第六感」と言われることがある

HSPの特性は、より多くのことに気づきやすいです。そのため世間ではHSPを「第六感」「エンパス」などと表現されることもあります。

筆者も学生時代、先生から「第六感があるのでは」と言われたことがあります。残念ながら、実際には超能力はありません。

しかしなぜ、「第六感」と呼ばれるような超能力だと言われやすいのか。筆者の経験も交えながら詳しくご紹介していきます。

人の気持ちの敏感さのメリット、デメリットとは?

感情の変化に敏感

どういう心情なのか詳細までは分かりませんが、「この人、機嫌が悪いな」「この人、苦しそうだな」というマイナスの感情になっていることに気づきやすいです。

よく感じるときは、天気のようにその人の付近が曇って見えたり暗く見えたりします。

◎メリット…他人が苦しい時に、良いタイミングで声をかけてあげやすい。
×デメリット…自分自身まで同じ苦しみを感じているときがある。

関連記事: HSPはうつ病になりやすい体質!?体調不良になる原因と予防法は?

一度に情報を受け取る量が多い

敏感である特性のため、一度に受け取る情報量が多いです。そのため分析力として活かせる時もありますが、不要な情報が多い時はそれだけでストレスになってしまいます。

◎メリット…多くの情報から分析、細かい作業でも苦にせず行える。
×デメリット…自分の中で「情報過多」になるため、情報の断捨離をするには労力がかかる。

関連記事:【体験談】HSPで生きづらい特徴、仕事や私生活で向いてる特徴は?

近付きやすい雰囲気から、声をかけやすい

特性に「共感性が強い」ことがあります。そのため他者から見ると、何か都合の悪い依頼でも受けてくれそうな「近づきやすさ」があります。

その雰囲気が周囲に「第六感」と思われたこともありました。

◎メリット…人が嫌がるようなことでも受けてくれる、受けてくれそうな雰囲気を感じさせるため、信頼されやすい「頼もしい人」に見られやすい。
×デメリット…「面倒なことはあいつにやらせておけばいい」と利用されやすい。またはだまされやすい。「都合のいい人」にも見られやすい。

関連記事:【体験談】アスペルガーとHSPを両方持つ場合。共感性はどうなる?

他者の意図を汲み取ろうとする意識が強い

他者の気持ちを受け取りやすいため、「相手が嫌がること=自分が嫌なこと」のように動くことがあります。ただし必ずしも相手のために動いているとは限らず、「自分が嫌な思いを感じたくないため、相手の問題を解決させる」という事情で行動するときもあります。

◎メリット…相手に感謝されやすい。「よく気が利く」と思われやすい。
×デメリット…取り越し苦労が多い。実際には自分が感じているほど悩んではいなかったというケースがある。

関連記事:【HSP】人に嫌われるのが怖くて気にしすぎてしまう理由、改善法

人の気持ちには敏感だが、心が読めるわけではない

「何が変なのか」、細かい事情までは気づけない

変化を分かることがあるが、確実に真実を見抜けるわけではありません。そのため、第六感のような能力とは違います。

分かりやすく言えば、「何か変だな」とは気付けても、「何が変なのか」までは理解できないのです。それゆえに、最後まで答えが出ずに考えてしまうことがあります。

周囲が自分に気づいてもらうことを前提に動くときがある

分かりやすく言うと、「あいつは勝手に気づくから、こっちから言う必要はないな」と思われてしまうということです。

人の気持ちに敏感なことや、よく気づく特性を本当に「第六感」と誤解されてしまうケースを経験しました。周囲にとって「良く気づく」ことのインパクトが強すぎたためです。

本当に超能力と思われてしまって、指示や必要事項など「気づけないこと」までも言ってくれなくなった時期もありました。

ですから「わからない」部分を、相手に分かりやすく伝える必要があります。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

オフィスワークにおいて、筆者の一番の「職場定着の妨げ」はこの他人の感情に敏感で、受け取り過ぎてしまうことでした。

そのため環境を変えて、他人の感情を最小限にして仕事ができる「テレワーク」を選びました。今は特性のデメリットの部分を抑え、良い部分の分析力や繊細さを活かして仕事をすることができています。

人の顔色を見なくてよいことで、自分らしく仕事をすることができています。

もし、他人の感情に敏感過ぎて疲れてしまうことがある場合は、「カスタマイズ就業」で、自分の個性を活かす働き方を目指してみませんか?

詳しくは、Salad編集部までご相談ください。

【筆者紹介】
Salad編集部員。30代男性。広汎性発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受け、HSPのチェック項目のほとんどが該当する。他人の感情に敏感過ぎて、子供時代には弟が母に怒られていたのに、兄である部外者の筆者が泣いて止めに行くということがあった。

この記事をシェアしましょう!