【HSP体験談】人混みや集団に疲れたら「一人の時間」でケアしよう

HSPは人混みに体力を奪われる

人に囲まれるだけで具合が悪くなることも

HSPは「Highly Sensitive Person」の略称で、「とても繊細な人」を指す心理学用語です。

医学用語ではなく障害や病気とは異なりますが、生活のあらゆる場面において「生きづらさ」を抱えていることが多いです。

筆者もまた、HSPの特徴に多く該当しています。様々な場面で生きづらさを感じていますが、中でも「人混み」「集団に囲まれる」ことで具合が悪くなることがあります。

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意識して、「一人の時間」を作っている

しかし具合が悪くなるからと言って、完全に人混みや集団とのかかわりを避けることはできません。特に仕事ではたくさんの人に囲まれながら作業を行うときもありました。

そのようなことで「神経がすり減った状態」を続けていると、うつ病などの精神疾患になるおそれもあります。

ですから対処として、「一人の時間」を設けてケアをしているわけです。

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さて、今回は
○HSPは、どうして人混みや集団が苦手なのか
○一人の時間を作ることで、どのような効果があるのか

について、筆者の経験を交えてお伝えします。

人混みなどの集団が苦手な原因

人に関わる情報処理に疲れるから

当事者でない方からすれば「どうしてそんな無駄なことを」「関係ない人のことまで何の意味があるの?」と思われるかもしれませんが、意識せずともどんどん情報が入ってきます。

すれ違う人の表情や声質、視線などから洋服の色や糸の「ほつれ」までとにかく目に入ってしまうのです。自分が多くの情報を処理できる・できないに関わらず、です。

このような「他者との境界」がないことで、これまでも多く苦労してきました。

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ひとりひとりに嫌われまいと気を遣ってしまう

これもまた、当事者でない方には理解されにくいものです。関係ない人、その場で通り過ぎたら二度と会うようなことがない人にまで「嫌われたくない」「不快にさせたくない」と気を遣ってしまうのです。

そのため、人混みをかき分けることを「申し訳なく感じてしまう」のです。筆者には妻がいますが、一緒に出掛けると筆者だけ人混みをうまく抜けることができず、はぐれやすい悩みがあります。

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自分の領域に踏み込まれる感覚があるから

人は一定の距離より近寄られると不快に感じる「パーソナルエリア」があります。筆者は敏感すぎる特性もあり、他の人よりもこのエリアが広めです。

ですから人混みはもちろん、満員のエレベーターのような「人が密集しやすいところ」は息苦しくなります。

自分の家に土足で入られているような不快感があるため、疲れてしまうのです。

疲れを感じたら、一人の時間を作ろう

HSPは、このような「疲れるケース」をたくさん持っていることがあるのではないでしょうか。

心身のバランスを保つために、「一人の時間」を設けて『充電』することをおすすめします。

では、一人の時間を設けることでの効果をご紹介しましょう。

一人の時間を作ることで生まれる効果

気にする・目に入る情報をなくして、ストレスを回避する

少しでも人がいれば、否応なしに「センサー」が働いて情報処理が始まります。これを避ける意味で「誰とも触れ合わない時間」は重要な役割を持つのです。

考えることを止めるためには環境から離れるのが一番なのではないでしょうか。

人との関わりですり減った神経を休める

HSPにとって「一人の時間=充電時間」だということに共感できる方も多いのではないでしょうか。

人とのかかわりを一時的に断つことで、普段から酷使している神経やメンタルを休ませる効果があります。

吸収した情報を整理する

HSPは人と関わっている以上、新しい情報がどんどん入ることをお伝えしました。しかしこれは筆者の場合ですが、処理が追いつかないことが多いです。

一人でいるときに、自分の中の「ぐちゃぐちゃした情報」を整理するようにしています。自分に必要な情報を再確認する時間を設けることで、本来の目的を見失わないように心がけています。

人混みや集団が苦手なら、テレワークがおすすめ

人混みはもちろん、沢山の人に囲まれながら仕事をすると、具合が悪くなってしまう方もいるのではないでしょうか。「気にしない努力」も必要ですが、特性上難しい場合もあります。

ですから生きづらさを感じることなく働く方法として、「テレワーク」があります。テレワークは主に自宅で通信技術を用いて仕事を行います。

ですから、常に「一人の時間」なのです。「周りに人さえいなければもっと頑張れるのに…」と悔しい思いをしている方はいちどテレワークを検討してみてはいかがでしょうか。

詳しくは、Salad編集部までお問い合わせください。

関連記事:テレワークで職場のみんなに迷惑をかけないために準備することとは?

おわりに

いかがでしたでしょうか。

筆者もオフィスワークで「気にしない努力」に挑戦してみましたが、ダメでした。HSPの特徴はまだ世間で知っている方が少ないです。よって、「ただのひ弱な人」という見られ方をされて、悔しい思いをしました。

今はテレワークを選んだことで、ストレスなく純粋に仕事に打ち込めています。

HSPは、さまざまな生きづらさを抱えています。ですから心身を休ませつつ、自然体で生活できるスタイルを探していきましょう。

【筆者紹介】
Salad編集部員。30代男性。広汎性発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受けている。HSPの対象項目の9割以上が該当する。

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