【大人の発達障害】もう就職は無理!と諦めたいときの打開策4つ

発達障害を持つ方は、不安が多く「就職は無理」と感じやすい

就職に抵抗を感じている方が多い。

発達障害を持つ方で、就職に苦しんでしまう方がいます。
○過去の失敗体験を引きずってしまう
○二次障害を経験していて、再発を怖れている
○明確でない将来へ不安を感じやすい
○コミュニケーションに不安を感じている

などの悩みを抱えています。このような不安からなかなか就職に踏み出せず、就職してもすぐに辞めてしまう方もいます。

就職にポジティブなイメージを持てない

このような状態から、「もう就職は無理…働きたくない!」と感じていませんか?仕事に対する良いイメージが浮かばなければ、トライしようと考えづらいです。

今回は、「就職は無理…」「自分に仕事なんて無理!」と悩んでいる方に、
○就職を無理と感じてしまう原因
○その「無理」を解消できるヒント

をご紹介します。

「もう就職は無理!」と感じやすい4つの理由

まず、発達障害を持つ方が「就職は無理!」と感じやすい理由を紹介します。

1)できる仕事がない

【自分にできる仕事なんてないから無理!】
自分には何もできるわけがない・・・そう感じていませんか?過去の体験や周囲の状況と比較してしまい、自分との距離を感じてしまうケースに多いです。

2)応募したい求人が見付からない

【自分がしたいことでも、社会から求められてないから無理!】
ハローワークで求人を探しているけど、希望の仕事が見つからない・・と焦っていませんか?その焦りからさらに検索の幅が狭くなってしまうことがあります。

最終的には「希望の求人がないから無理!」と考えてしまいます。

3)書類選考や採用面接で受からない。

【誰にも認められない自分なんて無理!】
「何とか求人に応募してみたけど、書類すら通らない・・」
「面接でうまく言えない・・」このように感じていませんか?

実際には、あなたが不採用になるのは「企業との相性」での判断です。そう分かっていても、不採用になると「人格を否定された気分」になりがちです。

4)就職しても、うまくいかないと感じている

【就職してもまた失敗するのだから無理!】
過去に勤めていた職場で、うまくいかなかった経験を持つ場合に感じやすいです。

例えば「10年間勤めて9年間は問題がなかったのに、最後の1年でうつになって辞めてしまった・・」としましょう。記憶に残るのは、「最後の1年の失敗だけ」のケースが多いです。失敗体験だけに注目して、できない自分から抜け出せないことがあります。

このような悩みや怒りに苦しんでいませんか?これでは「無理!」と感じるのも無理はありません。

次は、このような場合を打開するためのヒントを紹介します。それぞれに応じた関連記事も紹介します。ぜひそちらも併せてご覧ください。

「もう就職は無理!」と諦めたいときの4つの打開策

1)まずは自分自身を振り返って、身近な強みを探してみる

【できる仕事がないから無理、と考えてしまうことへの打開策】
このようなケースの場合、既に「就職していて活躍している人」を基準に考えていませんか?自分の現状が明確にならないまま理想から自分を見ると、誰でもネガティブになります。

目標設定を変えてみましょう。あなたの身近なところからイメージをスタートさせてみてください。これまで仕事や日常生活のなかで、問題なくこなせていたことは、本当にありませんか?

それがあなたの仕事でも活かせる「強み」のヒントです。遠くを見て嘆くより、「過去や今のあなたから成長を感じ続けること」が大切です。

関連記事:【体験談】就職活動でPR!発達障害の「強み」の探し方

2)支援機関などに相談して、客観的な意見を聞いてみる

【応募したい求人がないから無理、と考えてしまうことへの打開策】
このようなケースに多いのは、自分の中で視野が狭くなっていることが多いです。探すことに集中しすぎると、視野が狭くなります。ひどくなると、「見つからないことを前提に」検索してしまいます。

このようなとき、本人で希望の求人を見つけることは難しいです。

打開策は、「他の人の視点から見てもらうこと」です。就労移行支援事業所や各地域の就労支援センターなど、支援機関の方に相談してみましょう。

あなたの特性を踏まえたうえで、希望の求人を見つけるためのアドバイスをしてくれます。相談先に迷った場合はSalad編集部までお声かけください。あなたが希望の働き方を探すための、サポートをさせていただきます。

関連記事:「計画相談支援」とは?支援のメリットや利用の流れを解説

3)書類や面接の応答に、「自己理解」「企業への提案」を追加してみる

【書類や面接で受からないから無理、と考えてしまうことへの打開策】
書類や面接で採用されることは簡単なことではありません。完璧な書類、完璧な応答をしても採用されないことはあります。

そのようなときは書類や面接で、
〇あなたの障害の理解を深めて、企業にさらに正確に伝える
〇企業が悩む課題について、「自分ならどう解決していくか」というアイディアを追加してみる

ことをおすすめします。この2つが企業にとって「熱意」として伝わりやすいからです。

関連記事:面接で企業に伝える「自分の障害について」作成ポイント4つ
関連記事:【どんな質問をされるの?】障害者枠で面接を受ける方が準備すべきこと

4)企業の現状などをチェックする

【就職してもうまくいかないから無理、と考えてしまうことへの打開策】
過去の自分を想像して仕事に希望を感じていないなら、打開策は「今を知ること」です。

〇あなたが勤めていた時と、現在の企業では環境にどんな変化があるか
〇今の企業にはどんなサポートがあるか。

など、企業や社会の現状を確認してみましょう。「あのときのような環境とは違う」と気付くことで、就職にトライする気持ちが戻ってくるかもしれません。

関連記事:【障害者枠求人】企業見学を行って解消された就職活動の不安とは

まとめ

いかがでしたでしょうか。人はつらい経験からは、なかなか抜けられないものです。成功体験は、すぐに忘れてしまうものです。

今回お伝えした「無理!」と感じる方の共通点は、「現在の自分を見失っている状態」なのではないでしょうか。そのためにこの打開策を参考として、また就職活動にトライする気持ちが生まれたら幸いです。