【不安障害】就職をイメージできない、就職活動が怖いときの対策は?

不安障害で、就職が怖い…

不安障害で、就職が怖い男性

不安障害とは

不安障害とは、不安が原因で心身に支障をきたす精神疾患です。その種類として

・不安分離症/不安分離障害
選択性緘黙(選択性緘黙)
・限局性恐怖症
社交不安障害
パニック障害
・広場不安症
・全般性不安障害
・物質・医薬品誘発性不安障害
・その他医学的疾患による不安障害

これらの症状があります。この不安障害の為、生活のあらゆる場面で生きづらさを感じることがあるのです。

参考:不安障害|こころの病気について知る|ストレスとこころ|こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~|厚生労働省

関連記事:『不安障害』にはどんな種類があるの?なりやすい人、改善法は!?

就職が怖くて、全くイメージできない…

このような不安障害が原因で、仕事や就職活動に対して恐怖心がある場合もあるでしょう。今回は、そのような『不安障害で、就職が怖い』と感じている場合の対策について、

・就職に関して、『怖い』と感じやすいポイント
・就職活動を始めるために取り組むこと

この2点について紹介していきましょう。

【不安障害】就職が怖い・イメージできないと感じるポイント

就職活動をイメージして怖くなる、不安障害を持つ男性

採用面接・人前で話すことが怖い

就職活動の中で、企業の採用面接で対面での質疑応答を行います。そのため、

・知らない人と話すのは緊張してしまう
・変なことを言って怒られないか不安になる
・言葉につまったら、沈黙になってしまったらどうしようと考えてしまう
・相手から見られている・注目されているのが怖い
・面接場所の空間が苦手

これらの事情により、不安や緊張などの身体症状が出てくる可能性があります。

電車が怖い

面接に受ける際や説明会に参加する際など、電車に乗る機会が多くあるでしょう。もちろん、就職が決まれば電車に乗って通勤することになるのです。

しかし、電車やバスなどの空間に不安や恐怖を感じ乗ることができないことから、就職活動をイメージできないことがあるかもしれません。

関連記事:電車の中でパニック障害が起きるのはなぜ?通勤時の対処法は?

電話応対が怖い

就職が決まれば、電話応対をする可能性があります。この際にも、下記のような不安や恐怖感を伴う場合があります。

・見えない相手と話すのが怖い
・しっかり聞き取れるかどうかが不安
・相手に「変な人」だと思われないか心配してしまう
・いつ電話が鳴るのか分からないため、常に緊張してしまう

これらの事情から、不安や緊張を伴うおそれがあるのです。このようになることをイメージすることで『やっぱり就職は無理だ…』と感じてしまうことがあるでしょう。

職場で症状が出るのが怖い

過去に職場で不安障害の症状が出たことがある場合、『また職場で同じ症状が出たらと期にどうしよう』という『予期不安』を持つことがあります。分かりやすく説明しますと『不安にならないための不安』『緊張したくないために緊張する』のように、事態を想定して不安や緊張を伴ってしまうのです。

このような事態を避けるために、就職のイメージ自体ができなくなっていることがあるかもしれません。

まずは体調を万全にするよう心掛けよう

不安障害について医療機関と相談している様子
就職への恐怖感を解消し、就職活動へ踏み出すには、まずは体調を万全にすることが大切です。ですから、

・医療機関の診察を受け、治療を受ける
・生活習慣を整える
・定期的な運動を行う
・呼吸法や自分なりのリラクゼーション方法を身につけておく

これらの準備を行い、医療機関や支援機関が認めたうえで就職をイメージし始めても遅くありません。ゆっくりと体調を整えていきましょう。

就職活動へ踏み出すための対策は?

不安障害により緊張と向き合いながら就職活動を行う男性
では、体調が万全となったのち、どのように就職活動へ踏み出していけばよいのでしょうか。

①不安障害であることを、企業に具体的に伝える

まずは求人に応募する際、自分が不安障害であることを具体的に伝えましょう。また、ナビゲーションブックなどを活用して、

・どのような場面・環境で不安に感じやすいか
・何をきっかけに不安になりやすいか
・不安や緊張を感じ、症状が現れた時のサインは、どのようなものか
・不安や緊張を感じた時、症状が現れた時に、どのようなサポートをしてもらいたいか

これらを明確に伝えることが大切です。

参考:不安障害の方に聞いた、自分らしい働き方を実現させるためのポイントとは

②採用面接では、企業に提案したいことを伝える

企業からの質問にどう答えようか…と考えると、不安を伴いやすくなります。ですから事前に企業のホームページなどをチェックして、

・企業がどんな問題を抱えているか
・企業がどんな取組みをしていくか

これらを踏まえて『自分なら何ができるか』提案内容を準備しておくと、質疑応答の『軸』が出来上がります。こちらの記事を参考にして、準備しておくと良いでしょう。

また、質疑応答など具体的な面接対策についても、項目ごとに関連記事をまとめました。以下の記事を参考にしてみましょう。

・障害者雇用での採用面接全般のポイントこちら
・体調など、自己管理についての質問に関するポイントこちら

関連記事:障害者雇用の面接対策。企業に提案する仕事内容作りで取り組んだこと

③在宅勤務(テレワーク)を検討してみる

就職後の不安解消法の一つとして、在宅勤務(テレワーク)を希望する方法もあります。在宅勤務であれば、

・自宅でできるため、通勤の心配が不要
・周囲を気にせず、自分のペースで仕事ができる
・企業側との連絡方法を事前に伝えておけば、電話を使用せずメールやチャットのみのやり取りで済む可能性がある

これらのメリットがあります。在宅勤務に関してポイントとなる記事を項目ごとにまとめましたので、併せて参考としてください。

・在宅勤務において、面接や応募書類で準備することこちら
・在宅勤務のメリットとデメリットこちら
・在宅勤務を進める際の心構えこちら

就労移行支援事業所で、就職が怖い悩みを相談してみよう

就職活動について相談している様子
『就職が怖い…』どんなに対処法や知識を身につけても、なかなか一人ではクリアできないことがあるかもしれません。そのようなときは就労移行支援事業所に相談してみましょう。

就労移行支援事業所は、障害を持つ方の働くニーズに合わせたアドバイスやトレーニングを受けられる施設です。どのように不安障害と向き合いながら進めていけばよいのか、相談しながら就職活動を行うこともできます。

Saladでは、就労移行支援事業所に関する情報提供を行っております。あなたのニーズに合った事業所探しのサポートを致します。就職に迷っていたら、こちらの事業所紹介も参考にしてぜひSalad編集部までご相談ください。

ご連絡は、こちらのお問い合わせフォームから行うことができます。ご相談、お待ちしております。

まとめ

就職への恐怖心を乗り越え、採用面接を受ける様子
いかがでしたでしょうか。

不安障害は文字通り、不安を伴う障害になります。また先ほど紹介した予期不安のように『不安にならないためにどうしようか不安になることがないために不安になる…』など、不安が何重にも重なって大きくなってしまうことも特徴です。

ですから一人で抱え込まず、家族や医療機関、支援機関と相談しながら、チームワークで就職への第一歩を目指していきましょうね。

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