Webエンジニアになりたい!
Webエンジニアとは
Webエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションなどを構築、管理する仕事です。ショッピングサイトや動画サイト、集客サイトなど様々な用途で使われているアプリケーションに対し、プログラミング言語などの知識・技術を用いてユーザーが快適に使えるように日々作業をを行うのが仕事です。
こちらの記事「Webエンジニアとはどんな仕事?仕事内容や就職に必要なスキルを紹介」で、Webエンジニアの仕事内容や必要なスキルについて紹介しています。併せて参考としてくださいね。
エンジニア関連の資格を取って、就職を有利に進めたい
エンジニアになるために必須の資格があるケースや、就職する為の条件として資格が提示されているというケースは少ないです。大切なのは経験やスキルであり、あくまでも実戦で活かせるかどうかがエンジニアのポイントです。
…とはいえ、やはり資格を取る際に学ぶことによって知識は身につきます。さらに企業のニーズに応じた資格を取っていることで、就職の際に相手企業に分かりやすく自分のスキルをアピールできることにもつながります。
このように資格を上手に取得すれば、就職を有利に進められる可能性もあります。そこで今回は「Webエンジニアの就職やのちの仕事に活かせる資格」について紹介していきましょう。
Webエンジニアに関する主な資格一覧
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、IPA 独立行政法人 情報処理推進機構が行っている、高度なIT業界で活躍するために必要な知識・技能を持ち、実践的な活用能力を指す国家資格です。エンジニアにとって幅広く、基礎的な知識の有無を判断する資格であり、もっとも知られている資格の一つと言えるでしょう。
エンジニア未経験の方や、実務経験はあるものの基礎がいまいちわからないという方に向いている資格かも知れません。
詳しくはこちら『『基本情報技術者試験』とは。エンジニアの就職にも活かせる!』の記事を参考にしてみてみてください。
LPIC、LinuC(リナック)
LPICは「Linux技術者認定試験」として技術力を認定するIT資格です。カナダに本部がある「LPI=Linux技術者認定機関」の日本支部によって運営されています。この「Linux」とは、WindowsやMac OSと同様、OS(オペレーティングシステム)のことです。他のOSと異なり、
・OSを開発すること
・大規模な基幹システムの開発や運用
・ロボットや家電などの組み込み系エンジニア
・ネットワーク機器やデータベースに関わるITサービスに従事する
これらの用途に強いのが特徴です。したがってLinuxは、エンジニアの仕事で使われる機会が多いのです。
LPICはレベルが下から1~3までの3段階あります。ちなみにレベル1を習得すると『最低限、Linuxの操作が問題なくできる』という判断基準を持たれる傾向があります。また、最近ではLPICと並行して日本支部が開発した「LinuC(リナック)」という資格も出てきています。
参考: IT資格といえば LPI-Japan | LinuC/OSS-DB/HTML5/ACCEL/OPCEL
参考: LPICとはどんな資格?難易度から勉強方法までまとめました | サービス | プロエンジニア
ネットワークスペシャリスト試験・データベーススペシャリスト試験
ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリストはともに国家資格で、それぞれの名称の分野に特化している資格です。取得しているとネットワークまたはデータベース技術に関するエンジニアになりたい際に有利になるでしょう。しかし難易度は、先ほど紹介した基本情報技術者試験よりも難しいとされています。そのためある程度の業務経験がないと取得は難しいかもしれません。もし取得を目指すのであれば、集中して勉強できる環境や時間を準備しておいた方がよいでしょう。
参考: IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:ネットワークスペシャリスト試験
参考: IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:データベーススペシャリスト試験
AWS認定試験
AWSとは、「アマゾン・ウェブ・サービス」の略称で、世界で最も広く使われているクラウドプラットフォームです(プラットフォームとはソフトウェアやハードウェアを動かす基盤です)。AWSは世界中のデータセンターから175以上のフル機能のサービスを提供し、大企業や主要な政府機関などもAWSを使用しているのです。このAWSの使用スキルを判断するものが「AWS認定」になります。
参考:プラットフォームとは | クラウド・データセンター用語集/IDCフロンティア
参考:AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト | AWS
参考: AWS によるクラウドコンピューティング | AWS
プログラミング言語系の資格
エンジニアとは切っても切り離せないスキルが「プログラミング言語」です。WebアプリケーションやWebサイトは、何らかのプログラミング言語によって構築されているのです。ですから受けたい企業や働き方について調べ、仕事でどんな言語を使用しているか確認しておくことが大切です。
HTML、CSS、JavaScriptやPHPなど沢山の言語があり、その用途も様々です。また、下記の参考リンクのように言語に関する資格もあります。Webエンジニアが使用するプログラミング言語に関して詳しくはこちら「【エンジニア志望】よく使うプログラミング言語一覧。用途も紹介」をチェックして、自分の働きたい仕事に合ったスキルを目指すと良いでしょう。
言語のスキルにあっては資格も大切ですが、実際に言語を用いて簡単なアプリケーションを作ってみるなど、実践的なアピールも大切なことを覚えておきましょう。
参考:Web資格なら「HTML5プロフェッショナル認定試験」公式サイト
参考:JavaScriptの資格で人気なのは?難易度や勉強法を解説! | アトオシ
参考:試験概要 – PHP技術者認定機構
エンジニアの仕事で有利に進めることに繋がりやすい資格はこのようになります。
障害を持つ方にも、エンジニアのスキルを学ぶチャンスがあります
障害を持ちながら、エンジニアになりたいと思っていることはありませんか。しかしながら、『スキルや資格を学びたいけれど、一人ではいまいちはかどらない』『希望しているエンジニアにどんな資格やスキルが必要なのか見えてこない』そう感じていませんか。
そのようなあなたには、専門学校などのほかに別途『就労移行支援事業所』でエンジニアのスキルを学ぶチャンスがあります。
このサイト『Salad』では、
○就労移行支援事業所に関する情報提供(Saladが取材した『IT・クリエイティブのスキルに強い』事業所情報はこちらのページ。随時更新中です)
→就労移行支援は、障害を持つ方の働くニーズに合わせ、訓練やアドバイスを受けられる施設です。事業所の中には、プログラミング言語などを学べるところもあります。
Saladのサービスについての詳細など、お問い合わせやご相談はこちらのお問い合わせフォームからメッセージを送ることで行えます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
仕事・働き方に悩んでいたら。『Salad』が強みを活かす就職のサポートをします
まとめ
いかがでしたでしょうか。
資格はその名称だけでは、仕事に活きることはありません。しかし、「資格取得するうえで学んだこと」「資格を取得したことで得た自信」による効果は大きいでしょう。ですからエンジニアを目指すきっかけとして、このような資格取得の勉強から就職活動を始めてみるのも良いかもしれません。