【未経験者向け】Webデザイナーとはどのような仕事か
Webデザイナーとは、インターネット上のWebサイトの企画・デザイン・制作を行う職種です。
また既に運用しているWebサイトのページやデザインを変更・更新したり、Webサイトに使用する素材(写真、イラスト、ロゴなど)を自分で作成・加工する業務も多くあります。
Webデザイナーを目指す人がはじめにするべきこと3つ
この記事ではWebデザイナーを目指しているけど、何から着手すればよいかわからないという人がはじめにできることは何か?
3つ考えてみました。
- ・基本的なPCの操作を身につける
- ・デザインの基礎知識を身につける
- ・画像編集ソフトの使い方を覚える
以下にひとつひとつ詳しく述べていきます。
関連記事:【体験談】就労移行支援事業所でWebデザインのスキルを学ぼう!
基本的なPC(Mac)の操作を身につける
PC(Mac)の操作に慣れていない場合、基本的なPCの操作をスムーズに行えるよう、身につけることから始めるとよいでしょう。
Webページの素材として、またはコードとしてテキストを扱うことも多いので、可能な範囲でキーボードを見ずに(タッチタイピング)速くタイピングを行えるようになると仕事がスムーズに進みます。
パソコンの基本的な環境設定、メールの受信設定、インターネットの接続、プリンタやスキャナなどの周辺機器に関する設定などを自分一人で行ったことがない場合は、一度自分で設定してみるかやり方を調べて実際の設定を確認してみるのもよいでしょう。
余裕がある場合や使用するパソコンにインストールされている場合、訓練を受けている場所で受講可能な場合など、エクセル・ワードなどのOfficeのソフトの基本的な操作を覚えるとなおよいでしょう。(データをやり取りする際などに、頻繁にファイルを使用します。)
デザイン・Webの基礎知識を身につける
Web/Itに関する基礎知識
インターネット、Webブラウザの仕組みやHTML・CSSの基礎知識を身につけておくとよいでしょう。
Webサイトの更新・作成をする際に必要になります。
参考:今さら聞けない!Webデザインとは【初心者向け】 | TechAcademyマガジン
参考: HTMLとは?-HTMLの基本
参考: CSSの基本-HTMLクイックリファレンス
参考:「HTML・CSS」をマスターしたい初心者必見!全てがわかる総合カリキュラム | CodeCampus
デザインに関する基礎知識
デザインに関する基礎知識を身につけておくとよいでしょう。
特にフォントの扱いや色、レイアウトに関する知識を学ぶとよいでしょう。
文字や画像などの要素をバランス良く配置することがWebデザインの業務上重要になるためです。
参考:ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版] -Robin Williams | マイナビブックス
参考:活かせるお仕事|色彩検定協会/カラーコーディネーター
参考:フォントの選び方|伝わるデザイン
画像編集ソフトの使い方を覚える
Webサイトに使用する素材(写真、イラスト、ロゴなど)を自分で作成・加工する業務もWebデザイナーの仕事ですので、画像編集ソフトを利用する機会はかなり多くなります。
そのため、画像編集ソフトの使い方に慣れ、スムーズに画像の編集・加工が行えるようにしておくと役立つでしょう。
Webデザインでよく使用されているソフトウェアとして、Adobe社のPhotoshop(フォトショップ)とIllustrator(イラストレーター)があります。
以前に仕事でPhotoshopの使用経験がある場合、また趣味での使用でも中級程度以上に習熟していればWebデザインの仕事で生かすことができるでしょう。
参考:PhotoshopとIllustratorの違いは?Webデザイン初心者はどっちを選ぶ?|インターネット・アカデミー
Photoshopに関する基礎知識
Photoshop(フォトショップ)は写真の編集、デザインやイラストの作成など幅広い用途に使われます。
Webサイトで使用する素材を作成するためにも主にPhotoshopを使います。
Illustratorで作成したファイルからWebサイトで使用する画像を作成することもあります。
Illustratorに関する基礎知識
Illustrator(イラストレーター)はテキストと画像を組み合わせたレイアウトの作成やデザイン、線や図形を組み合わせたイラストの作成に適しています。
Webデザイナーの仕事でIllustratorで一からデザインを作る機会はあまりないかもしれませんが、Illustratorで作成されたデータをもとにバナーなどのWebサイトで使用する画像を作成することがあるので、基本的な操作はできたほうがよいでしょう。
Webデザイナーに必須の資格・条件などは決まっていないことが多い
Webデザイナーの求人で必須の資格は?
Webデザイナーを募集する求人に、応募条件として特定の資格が求められることはあまりありません。
実務経験またはスキルを求められる場合がある
未経験者の採用もありますが、応募条件として一定の期間以上の実務経験、または特定のソフトウェア(PhotoshopまたはIllustrator)の経験またはスキルを求められる場合があります。
Webデザイナーの求人であるとよいスキルは?
未経験者の場合でもPhotoshopまたはIllustrator、Webコーディング(HTML/CSS,Javascript)のスキルは歓迎されるようです。
他にも動画の編集ができる人や、商品の写真撮影ができる人などを経験する歓迎として挙げている求人も散見されます。
また、Webサイトに掲載するデータの受け渡しを行う際にエクセルやワード、パワーポイントなどのOfficeのファイル形式でやりとりする場合が多いので、エクセル・ワードの基本的な操作を覚えていると仕事がスムーズに進めやすいです。
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まとめ
家に自分が自由に使えるパソコンがない場合は、就労移行支援事業所の支援サービスを利用してパソコンのトレーニングを受けることもできます。
就労移行支援事業所でパソコンを借りて使用すれば、PhotoshopやIllustrator,OfficeのWord,Excelなどのソフトを購入する必要がないのも利点です。
就労移行支援事業所の利用を検討する場合はこちらの記事もごらんください。
→Webデザインとは。障害者も就労移行支援で仕事スキルを学べる!