テレワークができる環境が増えてきている
1)テレワークを導入する企業が増加している
「テレワーク」とはICT(情報通信技術)を用いて、職場から離れた自宅などで業務を行う働き方です。種類として在宅勤務やサテライトオフィスなどがあります。
自身や家庭の事情などから、オフィスへの通勤が難しい方が増えています。この問題に対応できるよう、少しずつではありますが、テレワークを導入する企業が増えています。
さて、通勤するスタイルからテレワークに変わることで、あなたにどんなメリットがあるのかを確認していきましょう。
テレワークを行うことでのメリット
残業・通勤時間が減り、健康的に働ける
オフィスワークですと、周囲の方との関わりが多いです。
「自分の業務は終わっているけど、周りが忙しそうでなんとなく帰れない・・」
「仕事を頼まれると断れなくて、残業が多くなる・・」
のような、周囲に気を遣って残業してしまう・・という経験はありませんか?
テレワークの業務は、在宅勤務であれば原則自宅で仕事をすることができます。あなたの体調や事情に合わせて休憩を取ることができ、残業もなくなります。
また、通勤による移動がなくなることで、ストレスも少なくなります。
あなたや家庭の事情にも対応しやすい
「平日に通院したいけど、帰るころには終わっている・・」と困った経験はありませんか?テレワークなら、終業後すぐに最寄りの病院に行くことも可能です。
また、子育てや介護などの家庭の事情で自宅を離れられない方にとっては、そばにいながら仕事をすることができ、安心できます。
それでは、テレワークを行う上で、職場の方から「迷惑と感じられやすい」ポイントには、どのようなものがあるでしょう?
テレワークによって、職場の方の迷惑になりやすいこと
報連相の機会が減る
雑談や日常会話が苦手な方にとって、テレワークはストレスを軽減することができます。ただし、代償として仕事上で必要な報連相をする機会も減ります。
職場の方が質問や相談したいことがあっても、すぐにやり取りができません。そのため業務に不都合が生じることや、迷惑をかけてしまう可能性があります。
あなたの体調や勤務状況が伝わりにくい
職場の方からは、あなたの姿が見えません。
そのため、あなたの具合が悪くなって休みを取るとしましょう。休む旨を伝えていたとしても、職場は把握しにくいです。「オフィスにいる・いない」で出勤状況を確認できないことで、迷惑をかけてしまう可能性があります。
このような課題があると、「迷惑をかけたくない」「楽をしていると思われたくない」と、ついお願いしづらくなってしまいますよね。
そんなあなたの不安を解消し、テレワークを安心して行えるように、「職場の方に迷惑をかけないために準備すること」をお伝えします。
テレワークで職場に迷惑をかけないために準備すること
1)報連相の形式を決めておく。
まずは職場の方と相談して、報連相の形式を決めておきましょう。
使用するツール(チャット、メール)はもちろん、頻度や時間を決めておくことで職場の方も分かりやすくなります。
2)定期的に出勤状況・スケジュールを共有する。
職場の方にもあなたの出勤状況が分かるよう、以下の工夫をしましょう。
〇始業・終業報告は規定通り行う。
〇スケジュールを共有し、職場の方にも確認できるようにする。
この2つについて、職場の方と相談してみましょう。
また、反対にあなたも職場の方の出勤状況などが分かりにくくなります。お互いの状況を共有できるようお願いすると、より安心できます。
3)主体性を持ち、今よりも提案を増やしてみる。
テレワークは、あなたの仕事振りを見せることはできません。したがって、職場の方にあなたの意思が見えにくくなります。
そのため今のオフィスの感覚のままでいますと、職場の方からは「消極的」「楽をしている」と見られやすいです。
これまで以上に仕事の目的を意識して、提案を増やしていくなどの主体性が必要です。積極的な姿勢が感じられれば、職場もあなたの意思が分かりやすくなります。
このような準備を行うことで、職場に迷惑をかけずにテレワークを行いやすくなります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。各企業、各地域でテレワークの導入が進んでいます。
周囲に迷惑をかけず、安心してテレワークを続けられるように、このような準備を行っていきましょう。