【障害者雇用】面接で聞いてはいけない質問、効果的な「逆質問」は?

「逆質問」で、面接官に意欲を伝える!

障害者雇用の面接でも、積極性は大事

障害者雇用の場合、「どんなサポートが必要か」「どうやって仕事に取り組めばよいのか」など、企業に「してもらう」ことを考えやすいです。

事実、障害特性へのサポートを伝えることは大切です。しかし、それを軸に考えてしまうと「指示を待つ社員です」「自分からは動けない人です」とアピールしていることと同じです。

ですから、障害者雇用でも積極的に仕事に取り組んでいく姿勢を伝える意味で、採用面接に臨むことが必要なのです。

積極性・自主性を伝えるのに、「逆質問」が効果的

「逆質問」とは、あなたから面接官に質問するということです。面接では原則「面接官の質問し、あなたが回答する」という形式です。しかしこれだけでは、あなたの人間性が見えてこない場合があります。そのため、面接の最後に「何か質問することはありますか?」と逆質問を求める企業が多いのです。

ですから、効果的な逆質問をすることで、あなたの積極性や自主性をアピールできます。

今回は、「逆質問」について
〇面接官に聞いてはいけないこと
〇面接で効果的な逆質問

の2点を紹介します。

面接官に聞いてはいけない「NGな逆質問」

『有給休暇は(いつから)取れますか?』

体調面で不安などもあるかもしれません。しかし、入社前から休みのことを聞いてしまうと、面接官は「やる気があるのかな・・?」と疑問に思ってしまいます。

『残業は(どれくらい)ありますか?』

先ほど同様、確かに残業の有無は体調や通院などで聞いておきたいことかもしれません。しかし面接で聞いてしまうと、面接官は「意欲のない人なのかな・・?」と感じてしまいます。

『給料は上がりますか?』

給与面も確認しておきたいことではあります。しかし、企業にはあなたがどんな仕事をするのかも見えていない時に報酬のことを持ち出すのはよくありません。

勤務条件に関しては、採用後に確認する

主にこの3つが「聞いてはいけないこと」です。共通しているのは「勤務条件」についてです。心配するのは分かりますが、少なくともあなたから聞く内容ではないことを心にとどめてください。このような勤務条件に関しては、採用後に上司や人事担当と相談するのが効果的です。その方が通院などの具体的な事情に対応しやすいという理由もあります。

勤務条件を確認する適切なタイミングとは、採用となり、入社する前の内定通知書類をもらう前後です。内定通知書類をみて採用条件を確認するなかで、違和感が感じられるようでしたら遠慮なく担当者に確認していくようにしましょう。納得できなかったら、こういう条件であればアリ、こういう条件であればナシ、と事前に受ける受けないの条件の軸を設定して確認していくことがコツです。

採用面接の話に戻ります。なにより、「あなたの意欲を見せる場所」だということを忘れないでください。ただ、自分の意欲を見せるだけでなく、相手の企業が雇用について真剣に考えているか、相手の意欲を確認することも重要です。面接は、フェアな場所です。お互いがお互いを活かし合うことができるか、そのための判断を行うための『深い対話』を行うことが、面接の目的です。

それでは、面接官にどんなことを聞いたら良いのでしょうか。効果的な「逆質問」をご紹介します。

障害者雇用の面接で、効果的な逆質問

『この職務内容を行うことになる部署の、目標は何ですか?そのために足りていないことは何ですか?』

所属するチームの課題を把握することはとても大事です。課題とは、理想と現実のギャップを指します。目標を聞き、そのために足りていないこと(現在の状態)を確認することで、課題が把握できます。

課題が把握できると、自分のやりたいことやできることが、その会社にとって役に立つのかどうか、自分の中で腹落ちしやすくなります。

やりたいこと』『できること』『相手が困っていること』この三つが重なる職務内容となるのかどうか、この点を把握すること、お互いが活かし合える関係を築けるかどうかが面接の目的です。そのために、面接官に任せすぎず、自分でも確認していくようにしましょう。

『即戦力になるために、今から準備できることはありますか?』

「面接の時点でもう入社したものと考えているのか。図々しくはないか?」そう考えている方もいるかも知れません。しかし、そんなことはありません。

「すぐにでも働けます!」という姿勢(すぐ働けるのであれば)、職場で活躍するために学ぶ姿勢をアピールできる最適な質問なのです。実際に面接官からは「準備することはない」という回答だったとしてもよいのです。大切なのは「あなたの姿勢を見せること」です。

『自分の経験を活かす機会はありますか?』

これまでの職場などで経験してきたことを伝える良い機会です。さらに、「自分なりに職場で活躍するために工夫しようとしてくれている」と感じてもらうことができます。

また、事前に聞いておくことで、入社後のポジションや業務が変わるかもしれません。あなたの得意なことを活かすチャンスは、面接の中にもあります。特にオープンポジションスタイルの求人に応募する場合に効果的です。

『自分と同じ障害を持つ方は、どんな活躍をしていますか?』

あなたと同じ障害を持つ方が、どんな働き方をしているかを確認しておくことも大切です。どのような困難を感じていて、どのような配慮を受けているか。さらにどのような努力をしているのかなど、モデルケースを知ることで具体的にどんなサポートを受けられるかが見えやすいです。取り組むべきことも具体的に見えやすくなり、あなたの不安も軽減されます。

もちろん、面接官にも「自分の障害と向き合おうとしている姿勢」が伝わります。

『企業の課題に対して自分なりに案を考えました。いかがですか?』

あなたなりに受けたい企業が今どのような課題・問題を抱えているかを事前に調べ、提案していくことが大切です。「いち社員、しかも入社もしていない人間が提案するのは失礼では・・・?」そう考える方もいるかも知れません。しかし、この面接の段階から「いち社員として企業を良くしていきたい」という気持ちがなければ採用されにくいです。

障害者雇用とはいえ、狭き門です。その門を抜けるには、このぐらいの意欲がないと抜けられません。それを覚えておいてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

逆質問は面接でどれほど効果的なのかということをお伝えしてきました。加えて逆質問をすることで、初めて面接官と「コミュニケーション」が取れるのです。一方的なやり取りでは見えてこないあなたの人間性も伝わりやすくなります。

また、聞いてきたことにどう答えようかという準備だけだと「相手次第」になり、緊張が強まります。しかし「逆質問」を用意することで、その分面接のやり取りをイメージしやすくなります。

このように、逆質問はあらゆるメリットからあなたを就職へ導く、最適な手段なのです。

また、就職後の仕事のなかでは毎日が学びの連続です。挫折を経験することも多いことでしょう。ぜひ、自分が仕事をしやすい空間は、自分の手で作るのだという意識をもって取り組んでみましょう。そのためにできることの一つとして、カスタマイズ就業というやり方があります。詳しくは動画をご覧ください!

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