障害者になったらこれからの生活は?支援制度や社会復帰の手段を紹介

事故や病気によって、障害を持つことになった

中途障害になって気づく不便さを実感する男性

先天的な障害とは異なる「中途障害」も存在する

障害にはもともと生まれ持った「先天性障害」と、人生半ばで事故や病気に遭い、後天的に障害を持つ「中途障害」があります。

途中から障害を持つことで、
・障害に適応させていくことが大変
・それまでの生活が大きく変わってしまう
・本人や家族などの喪失感やショックが大きい

これらの苦労を感じることもあるでしょう。

さらにはそれまで勤めていた仕事を辞めなければいけないこともあります。そのような事情から今後の生活に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

参照:中途障害者 – 国立障害者リハビリテーションセンター

そこで今回は、事故や病気に遭い障害を持った方を支援する様々な施設や方法を紹介します。

障害者になったら知っておきたい、生活を支援する制度

書籍からさまざまな支援制度を知る女性

生活保護

生活保護は、病気や怪我などで働けないときや、高齢や障害を理由に経済的に困っている場合に自立を助けるための制度です。

参照:生活保護制度 |厚生労働省

特別障害者手当

特別障害者手当は、精神または身体に著しく重度の障害を持ち、生活において特別な介護を要する方を対象とした制度です。重度の障害の影響で精神的・物理的な負担を軽減し福祉の向上を図ることを目的として、手当を受けることができます。

参照:特別障害者手当について|厚生労働省

障害年金

障害年金は、病気や怪我などが原因で一定程度の障害が続く場合、生活を保障するための制度です。受給の際は、各地域の年金事務所に相談してみましょう。受給できる条件に付いて・受給金額についてなどの詳細は、下記の参考リンクをチェックしてみてください。

参考:障害基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法|日本年金機構
参考:障害厚生年金の受給要件・支給開始時期・計算方法|日本年金機構

特別障害給付金制度

特別障害給付金制度は、過去国民年金制度の発展過程において国民年金に任意加入していなかったことで障害基礎年金を受給していない障害者の方が、一定の要件に該当する場合に受給できます。

参考:厚生労働省(特別障害給付金制度について)

生活福祉基金

生活福祉基金は、様々な事情で所得が少ない方や高齢の方、障害を持つ方の生活を経済的に支えるための貸付制度です。経済的な支援を受けることで、福祉や社会参加を応援することを目的としています。

お金を借りる際、銀行などから借りる際と比較して低金利で借りることができる制度です。

参考:生活福祉資金貸付制度 |厚生労働省

障害を持つ方の生活を支援する制度は、このようなものがあります。

参照:生活費の保障|経済的な支援|治療や生活に役立つ情報|みんなのメンタルヘルス総合サイト

障害者の生活を支援する、「障害福祉サービス」もある

障害を持つ方を支援する制度は、経済面だけではありません。その他生活を支援する制度として、「障害福祉サービス」があります。

このサービスは障害者総合支援法に基づいて行われている支援制度です。支援の種類は日常的な生活の介護支援を受けられる「介護給付」と、自立や就労を目指す方を支援する「訓練等給付」の2つがあります。

支援の種類は主に日常生活の介護支援を行う「介護給付」と、自立や就労を目指す方を支援する「訓練等給付」の2つです。詳しくは、こちらの記事「『障害福祉サービス受給者証』とは?サービスの種類、手続き方法は?」で詳しく説明していますので参考にしてください。

障害者になったら、仕事などの「生きがい」はどうすればいいの?

先の将来が不安で、大きく悩む障害者
このように、障害を持った方への支援制度には様々なものがあります。しかしながら、今までやってきた仕事を失ってしまったなど、新しい生きがいを見つけることに苦しんでいることもあるのではないでしょうか。

そのような困難を解消するヒントなるべく、「今後の生きがいとなるヒント」をいくつか紹介します。

障害者になったとき、次の生きがいを探すヒント

障害者の生きがいについてアドバイスする女性

就労移行支援

就労移行支援事業所は、障害を持つ方が就労する際に必要な情報・スキルを得ることができる施設です。事業所によってパソコンスキルやコミュニケーションスキルなど、学べるスキルは異なります。

今後の将来への不安や再就職の方法などもスタッフの方に相談することもできる施設です。

参考:就労移行支援について – 厚生労働省
参考:就労移行支援ガイドブック – 厚生労働省

障害者スポーツ

障害を持った方が参加できるスポーツも存在します。個人競技団体競技とも様々な競技種目があり、各地域で盛り上がってきています。また、体力に自信がある方はアスリートとして新たな生きがいを見つけるチャンスです。

現代では体を動かすスポーツだけではなく、eスポーツをはじめとする「頭を使う」スポーツも注目され始めています。

参考:地域における障害者スポーツの普及促進について – 文部科学省
参考:公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会|大会情報|全国障害者スポーツ大会

芸術の場で活躍する手段もある

絵画や音楽など、芸術の場においても活躍する機会があります。「障害者アート」として作品を販売することで収入を得て自立できるよう、様々な団体が取り組みを進めているのです。

また、音楽の場においても演奏家としてや裏方として活躍できるチャンスがあります。詳しくはこちらの記事「障害者雇用で音楽の仕事をしたい!演奏家でのコンクール挑戦もある!」を参考にしてみてください。

参考:障がい者アートを社会に広める – 一般社団法人 障がい者アート協会 社会に認知され経済的対価を得られる仕組み
参考:一般社団法人障がい者自立推進機構 パラリンアート運営事務局

働き方に迷ったら、Saladにご相談ください!

Saladについて説明をする男性
今回は障害を持ったあとどうやって生活していけばよいの?という不安を解消するために、さまざまな角度から手段を紹介してきました。

不安の中でも「早く仕事を見つけなきゃ」と感じている方が多いのではないでしょうか。

そのようなときは、ぜひSaladにご相談ください。Saladでは、先ほど紹介しました「就労移行支援事業所」の紹介を行っています。実際に事業所にお邪魔して取材させていただいたところもこちらで紹介しております。

「どこの就労移行支援に行ったらよいかかわからない」「これからどう仕事を探したらよいか分からない」というときはSalad編集部までご相談ください。

まとめ

障害を持ちながらも希望を持てる生活へ
いかがでしたでしょうか。

「障害者」であることを受け入れることは、とても辛いことです。筆者も先天性でありながら、大人になって発達障害が分かった時は自分や家族が受け入れていくことに時間を要しました。そのようなショックの中、すぐに受け入れて前に進もう!ということは難しいことです。

ですから今回お伝えしたことをきっかけに、一歩一歩でいいです。その日にできることを一つずつこなしていけるように心がけていきましょう。

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