障害者スポーツの競技種目にはどんな種類があるの?【団体競技編】

障害者スポーツには、さまざまな種類の競技がある

障害者スポーツとは?

「障害者スポーツ」とは「アダプテッド・スポーツ」とも言われる、障害を持つ方が取り組んでいくために生まれたスポーツです。障害を持つ方の身体機能の向上、地域社会とのかかわりを持つことを目的としています。

ただし、障害を持つ方だけしか参加できないものではありません。どんな方でも参加することができ、ブラインドサッカーなど障害を持つ方と持たない方で競い合うというケースもあります。

参照:障害者スポーツとは?|スポーツTOKYOインフォメーション
参照:地域における障害者スポーツの普及促進について – 文部科学省

障害者スポーツの競技種目には、どのような種類があるの?

障害者スポーツの競技種目は、さまざまな種類の競技種目があります。今回は、そのうちの「団体種目競技の種類」についてご紹介します。

「新しい友達が欲しい」「趣味を楽しむ仲間が欲しい」という方は、ぜひ参考にしてください。

障害者スポーツの競技種目【団体競技】

フットベースボール(知的障害部門)

小学校時代の時、「キックベース」をされた方もいるのではないでしょうか。フットベースは、まさにその「キックベース」です。

ピッチャーがホームベースに向けて、サッカーボールを転がします。バッターはキックして打ちます。グローブやバットは使用しないので、手軽に始められます。

バスケットボール

【車いすバスケットボール】
車いすを利用している方が行うバスケットボールです。コートの広さやゴールリングの高さ、使うボールは一般のバスケットボールと同じです。

車いすを考慮して、「ボールを持ったまま2プッシュまで車いすをこぐ」「ダブルドリブルは適用しない」などのルールが設けられています。

障害の程度によって選手一人ひとり「持ち点」があります。これによって、障害の種類や重さで勝負が決まらないよう工夫されています。(※1チーム5名で編成。全員で持ち点が14点を越えないようになっている。)

【知的障害を持つ方が行うバスケットボール】
知的障害を持つ方が行うバスケットボールです。コートやボールなどは一般のバスケットボールと同じです。

ソフトボール

【グランドソフトボール】
視覚障害を持つ方を対象に行われる球技です。ハンドボールを使用します。ピッチャーは全盲の方が担当します。キャッチャーの手を叩く音を頼りに転がして投球します。

バッターは、転がってくるボールの音を頼りにボールを打ちます。

ベースは「守備ベース」と「走塁ベース」で分かれています。よってプレー中の衝突などがなく、安全です。

全盲の方の守備の場合、転がってきた球を体で捕ればアウトになるなど、障害の程度に応じて公平なルールがなされています。

【知的障害を持つ方のソフトボール】
塁間距離など、グランドのセッティングは女子ソフトボールの規格に準じます。
パスボール、振り逃げやスクイズなど、危険を伴うプレーは認められていないため、安心です。

バレーボール

原則6人制バレーボールと同様に行われますが、それぞれの障害特性に応じて異なる部分があります。

【聴覚障害を持つ方のバレーボール】
ネットの高さ:男子2.43m、女子2.24m

【知的障害を持つ方のバレーボール】
ネットの高さ:男子2.30m、女子2.15m

【精神障害を持つ方のバレーボール】
ネットの高さ:2.24m

6人制バレーボールのルールに準じて行われます。しかし、ボールにソフトバレーボールを使うことや、コート上に女性の選手を1名以上参加させないといけないという配慮がなされています。

サッカー

【知的障害を持つ方のサッカー】
試合時間は30分ハーフで行われます。フィールドやゴールの広さ、ボールなどは一般のサッカーと同じです。選手交代は5名以下というルールがあります。

【ブラインドサッカー】
視覚障害を持つ方を中心に行われるサッカーです。全員アイマスクを着用するため公平な条件で行われます。転がると音が鳴るサッカーボールを頼りにゴールを狙います。ゴール前ではプレーヤーに声をかけるポジションがおり、ゴールの位置を説明します。

キーパーのみ、健常者(視覚の障害を持たない方)が担当します。障害を持たない方も愛マスクを着けて行うこともできます。

参照:実技競技 – 公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会

障害者スポーツはどうやって参加できるの?

障害者スポーツは、主に全国の障害者スポーツセンターで行うことができます。他にもまだまだたくさんの競技がありますし、各地方で盛んにスポーツが行われています。

「自分も障害者スポーツに参加してみたい!」という方は、下記のリンクから全国のスポーツ施設を検索してチェックしてみることをおすすめします。

参照:スポーツ施設検索 東京都オリンピック・パラリンピック準備局

まとめ

いかがでしたでしょうか。

障害者スポーツの団体競技は、障害を個性として活かす手段の一つです。さらにスポーツを通じて生活の楽しみや他の方との交流も生まれます。

あなたも障害者スポーツのチームの「一員」として、汗を流してみませんか?