障害者スポーツの競技種目にはどんな種類があるの?【個人競技編】

障害者スポーツには、さまざまな種類の競技がある

障害者スポーツとは?

「障害者スポーツ」とは「アダプテッド・スポーツ」とも言われる、主に障害を持つ方が参加して取り組んでいくスポーツです。身体機能の向上や、地域社会とのかかわりを持つなどの役割を持っています。

ただし、障害を持つ方だけしか参加してはいけないというわけではなく、どんな方でも参加することができます。

参照:障害者スポーツとは?|スポーツTOKYOインフォメーション
参照:地域における障害者スポーツの普及促進について – 文部科学省

障害者スポーツの競技種目には、どのような種類があるの?

障害者スポーツの競技種目は、さまざまな種類の競技種目があります。今回は、そのうちの「個人種目競技の種類」についてご紹介します。

障害者スポーツの競技種目【個人競技】

陸上競技

【競走競技】
50m、100m、200m、400m、800m、1500m、スラローム、4×100mリレーなどがあります。

視覚障害を持つ方の場合、50m走ではフィニッシュラインの合図の音を頼りに走ります。100m走以上の競技のときは、伴走者が認められています。

スラローム競技は、車いす利用者の方が主に参加しています。

【車いす競走競技】
車いす利用の方に25m走、電動車いすを利用している方には30m走があります。

【跳躍競技】
走り高跳び、立ち高跳び、走り幅跳びがあります。

【投てき競技】
砲丸・ソフトボール・ビーンバッグ投げ、ジャベリックスローがあります。ビーンバッグ投げは、週度の障害を持つ車いす利用者を対象としています。

水泳競技

【種目】
自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ、個人メドレー、リレーの6種目があります。

【距離】
各種目に応じて25m、50m、75m、100mの4種類です。

障害の種類に応じて、水中からのスタートや浮力補助の用具使用が認められています。視覚障害の影響でターンやゴールができない時は、主催者の許可を得た方が指示棒などで合図しても良いことになっています。

卓球

【卓球・車いす卓球】
ルールは通常の卓球ルールに準じて行われています。車いすを利用されている方の場合は、サービスされたボール(サーブ)がエンドラインを正しく通過しなければならないルールになっている。

体の障害の自由に応じて、サーブの方法なども変更されることがあります。

【サウンドテーブルテニス】
視覚障害を持つ方が主に行う卓球です。「STT」とも言われています。「視力が0~0.03以内」及び「視野が5度以内」の方のために開発されています。

卓球に使うボールには、金属の球が入っています。ラケットにラバーが貼られていないことで音が響きやすくなっています。

アイマスクを着用するので、視力の差に関係なく平等な条件で競うことができます。

アーチェリー

通常のアーチェリーのルール(全日本アーチェリー連盟競技規則)に準じて行われています。しかし障害に応じて、身体機能をサポートするコンパウンドボウや補助具の使用が認められています。(※コンパウンドボウ・・・弓の先端についた滑車の作用で比較的小さい力で弦を引くことができる形状の弓)

実施種目は50m・30mラウンドや30mダブルラウンドのほか、初心者の方向けとして18mダブルラウンドもあります。

フライングディスク競技

直径23.5センチ、重さ100グラム前後のディスクを使用します。通過回数を競う「アキュラシー競技」と、遠投距離を競う「ディスタンス競技」があります。どちらも手、足、口など体のあらゆる部分を使って投げることができます。視覚障害を持つ方へは、ゴール後方から音源で方向を知らせることもできます。

【アキュラシー競技】
5mまたは7m離れたアキュラシーゴール(直径91.5センチの円形)にディスクを10回投げ、その通過数を競います。

【ディスタンス競技】
ディスクを3回投げて、遠投距離を競います。

ボウリング

知的障害を持つ方を対象に行われています。スクラッチの得点4ゲームで競います。ルールは通常のボウリングのルール(全日本ボウリング協会競技規則)に準じて行われます。ヨーロピアン方式、ハンディなしの2ゲームのトータルスコアにより順位を決めていきます。

障害者スポーツの個人競技には、主にこのような競技種目があります。詳しくは、下記の参照リンクを参照してみてくださいね。

参照:実技競技 – 公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会

障害者スポーツはどこに行けば参加できるの?

障害者スポーツは主に全国の障害者スポーツセンターで行うことができます。他にも様々な場所でスポーツを行うことができますので、下記のリンクから全国のスポーツ施設を検索してチェックしてみることをおすすめします。

参照:スポーツ施設検索 東京都オリンピック・パラリンピック準備局

障害者スポーツの大会も開催されている!

これらの競技には大会も開催されています。日本国内の大会で「全国障害者スポーツ大会」があります。もちろん各地方にも様々な障害者スポーツの大会があります。技術を上げて、どんどんハイレベルの大会を目標にしていくのも良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

障害者スポーツは個人競技だけでも、これだけの様々な競技種目があります。「今、何も目標がなくてつまらない・・」「昔部活を頑張っていたけど、障害を持ってから諦めている・・」と悩んでいませんか?

障害者スポーツは、そのような方にとって「活きる」チャンスです。興味がありましたら、ぜひトライしてみましょう。