東京パラリンピックが開催される
障害者スポーツの祭典、東京パラリンピックが開催される
「パラリンピック」とは、主に障害を持つ方が参加する国際規模のスポーツ祭典です。2020年には、東京パラリンピックが開催されます。今大会は22競技が実施され、どの競技も高い注目を浴びているのです。
参考:パラリンピックとは|東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
参考:2020年東京パラリンピックに対する国民の興味・関心 | スポーツライフ・データ | 笹川スポーツ財団
パラリンピック開催を前に、どんな競技があるのかを知りたい
パラリンピック開催を前にして「この競技に注目したい!」と考えている方もいるかも知れません。反対に「どんな競技があるかはまだ知らないけれど、開催前にどんな競技があるのか知っておきたい」という方もいるでしょう。
さて、パラリンピックで行われる競技にはどのようなスポーツがあるのでしょうか。下記の参考リンクに競技一覧が紹介されていますので、興味があればチェックしてみましょう。
パラリンピックの競技を体験してみたい!
競技を楽しんで観戦するためには、ルールや競技のポイントを知っている方がより楽しく観ることができるでしょう。もっともその競技を知る方法は、実際に体験してみることです。
今回は、そのように「パラリンピック競技を実際に体験してみたい」という方に、体験できるチャンスについての紹介です。
どうやってパラリンピック競技体験ができるの?
さて、パラリンピック競技が体験できる機会として、今回は「日本財団 パラリンピックサポートセンター」で紹介されている内容をもとに、体験できる競技やイベントを紹介していきます。
体験できるチャンスのあるパラリンピック競技
ゴールボール
ゴールボールは、主に視覚障害を持つ方が行うパラリンピック競技です。アイシェードと呼ばれる目隠しを着用した選手が3対3で鈴入りボールを投げ合います。
仲間の声や、ボールの音などを頼りにしながら得点競い合うチームスポーツです。ちなみに投げるボールはソフトボールを使用しています。
事前にルールを知っておきたいと感じたら、下記の参考リンクをチェックしてみてください。
車いすポートボール
パラリンピック競技の中でも特に人気のある「車いすバスケットボール」を、未経験の方でも行いやすいポートボール形式にアレンジした競技です。動きやすい車いすバスケットボール専用の車いす(通称:バスケ車)を使って、ドリブルやパスを駆使してチームワークで得点を競い合います。車いすバスケットボールのルールと併せて、下記の参考リンクをチェックしてみましょう。
車いすリレー
リレーというと、運動会の花形競技ですよね。これを車いす(車いすバスケットボールで使う「バスケ車」)でもって行うのが、車いすリレーです。バスケ車を活用したコーナーリングやスピードの使い方など、車いすとの向き合い方とバトンタッチのテクニックが勝敗のカギを握ります。
下記の参考リンクを参考にして、イメージトレーニングをしてみるのも良いかもしれません。
ボッチャ
老若男女問わずできるパラリンピック競技として注目されているのが「ボッチャ」です。赤と青のボールを各チーム6休ずつ投げ合い、的となる「ジャックボール」と呼ばれる白い球により多く近づけたチームの勝利になります。ボールを蹴っても転がしても良いため、重度の障害などの様々な障害を持つ方が楽しめる競技内容になっています。
シッティングバレーボール
シッティングバレーボールとは、床に座ってプレーするバレーボールのことです。ボールは未経験者でも取り組みやすいよう、ソフトボールを使用します。コートの広さは一般のバレーボールのコートよりも狭く、ネットは低く設定されています。
しかし、座った(臀部の一部を床につけた状態)ままでいかにトス→アタックと進められるかチームワークが勝敗のカギを握ります。興味のある方は、「座った状態で動くコツ」をつかんでおくと良いかもしれません。
実際に見学や、応援するだけでも楽しめる
「見てみたいけれど、体験する体力には自信がない…」「とりあえずまずどんなものか見てみたい」というときは応援や見学でも楽しめます。各競技の参考リンクから、どのようなスポーツなのかを予習しておくと、より楽しく観ることができるかもしれません。
パラリンピック体験を通じて、さまざまな障害を持つ方の声を聞ける機会もある
また、日本財団パラリンピックサポートセンターでは、「あすチャレ!Academy」という障害を持つ当事者の方を講師として招き、パラリンピックやパラスポーツを題材に障害を持つ方の実状を聞けるイベントも行われています。
自分と同じ障害を持っている方、また自分とは異なる障害と向き合っている方がどのような生活を送っているか、コミュニケーションを取ることで得られるヒントもあるかもしれません。
自分の活き方に迷っていたら、参加してみるのも良いかもしれません。
体験したスポーツについてなど、競技体験に関してのお問い合わせはこちら
「パラリンピックの競技を体験したくなった・見てみたくなった」「どんな競技があるのか他にも知りたい」という場合は下記の日本財団パラリンピックサポートセンターのサイトをチェックしてみましょう。競技体験イベントの紹介や関連施設の紹介など、パラリンピックに関して幅広く活動している団体です。
また、運動会なども開催されています。競技体験に関して興味がありましたら、ぜひ下記の参考リンクにアクセスしてみてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
パラリンピックは、障害を持つ方が自分の体力を活かして活躍する場所でもあります。そのような「自分の活かし方」を目の当たりにすることで、「自分をどう活かせばよいのか」「自分をどう輝かせればよいのか」のヒントやエネルギーをもらえるかもしれません。
パラリンピック開催前に楽しむ目的としても、また開催後に「あの選手みたいにプレーしてみたい!」という思いからでも、ぜひパラリンピック競技を体験してみてはいかがでしょうか。