【大人の発達障害】てんかんと併存することがある!?改善・予防法は

突然に「てんかん発作」を起こす障害

てんかんとは

「てんかん」とは、突然意識がなくなるなどの「てんかん発作」を繰り返し起こす障害です。原因や症状は人により様々で、100人に1人は発症すると考えられています。

この「てんかん発作」は、脳の一部の神経細胞が突然異常な活動起こすことにより生じます。脳のどの部分が異常活動するかによって、症状も変化してくるのです。

しかし共通して言えることは
○発作の症状は一過性であること
○発作が終われば全く元通りの状態に回復する

ことが特徴として考えられています。

参照:てんかん|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

てんかんの症状の主な種類

突発性てんかん

発作の原因が明らかでない場合のてんかんです。

症候性てんかん

脳の病気や頭部の外傷の後遺症などが原因とされるてんかんです。

難治性てんかん

発作が強く、社会生活にも支障をきたしやすいほどの状態のてんかんです。治療には、専門的なてんかん治療を要する場合があります。

発達障害と併存して持っているケースがある

発達障害は先天的な脳機能の障害です。脳の神経伝達物質の活動の違いで発生するものと考えられています。てんかんとも共通した脳神経の回路形成の異常があると言われ、発達障害と併せ持っているケースが多いと言われています。

原因の詳細は、まだ明らかになっていません。てんかんの症状も併存している場合、治療や対処の方法も変わってきます。「けいれん」や「意識を失う」ような症状があった時は、速やかにかかりつけの医師に相談しましょう。

参考:自閉スペクトラム症とてんかん|日本薬理学会

てんかんを改善、予防するためには?

サインに気づき、早めに医師に相談する

てんかんは、脳の一部の機能のいずれかの異常活動によって発作が起きます。

日常生活の中で、
○視界が光でチカチカすることがある。
○突然、手がビクビク動き始める
○突然、胸の不快感がある。
○「デジャビュ」と呼ばれるような、経験していないのに初めてのことでないような感覚になることが多い
など「なんか変だな…」と思った場合は、速やかにかかりつけの医師に相談しましょう。

MRI検査や脳波の検査を受けることで、さらに確実に対処ができます。

休養を取るなど、ストレスをためないようにする

仕事をしていると、あらゆる場面でストレスをためやすいです。発達障害を持つ方の場合、感覚過敏やコミュニケーションの問題なども関わります。

ストレスをため、心身に負担がかかっている状態だと冷静な対応もしにくくなります。

発作が強まらないためにも、ストレスをためないように工夫していきましょう。

発達障害同様、長期間向き合っていくことを心がける

てんかんの治療は長期間にわたることが多いです。そのため発達障害と同様、向き合い方を考えながら治療に取り組んでいくよう心掛けましょう。

てんかんの発作で就職に不安があったら、就労移行支援に相談してみよう

てんかんも、障害者手帳の交付対象になる

てんかんも、発達障害同様「精神障害者福祉手帳」の交付対象になります。

もちろん、発達障害だけでも精神障害者手帳の取得ができます。しかし「発達障害だけなら手帳は要らないかな…」と考えていた場合、再度(精神)障害者手帳の交付について見直してみる機会かもしれません。

手続き方法については、こちらを参考にしてください。

関連記事:発達障害を持つ方は、精神障害者手帳をもつメリットがあるの?

障害福祉サービスの受給も可能で、就労移行支援の利用対象でもある

その他、障害福祉サービスを受けることができます。

そのサービスの一つに就労移行支援事業所があります。「発作の治療や対応もしながら、かつ発達障害を持ってどう仕事をすればいいの…?」など「社会生活に関する悩み」を相談することもできます。

また、そのような困難と向き合いながら仕事をしていくスキルや情報を得るチャンスもあります。

どの事業所を利用するかこちらも参考にしながら、迷った場合はSalad編集部までご相談ください。

関連記事:就労移行支援事業所 利用のメリット 〜こんなお悩みの方に知って欲しい〜
関連記事:【就労移行支援】手帳なしで訓練を受けるには。HSPでも利用可能?

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「てんかん」は、当事者にならない限り身近なものとして意識する機会が少ないのではないでしょうか。しかし、100人に1人というどんな方でも発症する可能性のある症状なのです。

少しでも「てんかんかな…」と感じたら、医療機関に相談してみましょう。

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