【体験談】2つの転職エージェントを利用してみて感じた違いとは?

転職エージェントによって就活の流れやサポートの仕方はさまざまです。

今回は筆者の体験に基づいて、実際に利用した2つのエージェントの違いについて紹介したいと思います。

障害者雇用専門の就職・転職エージェントを利用するきっかけ

障害者手帳を取得し、障害者雇用で働くことを決意するもどのように就職活動を始めればいいかわかりませんでした。ハローワークで求人を探すも、企業情報や仕事内容がはっきりわからないことが多く、就活自体が憂鬱に。

そんななか、障害者雇用で働く友人から「障害者専門の転職エージェントを使って就職したよ!」という話をきいて、さっそく調べてみることに。数ある転職エージェントの中で、主に2つのエージェントを利用して就活しました。

【体験談】1つめの転職エージェント

大手優良企業の求人を多く持ち、非公開求人数も業界トップクラスというエージェント。一般雇用の転職支援実績はNo.1とのことで障害者に特化した転職支援もしています。

登録説明会へ参加

まずは、ホームページにある登録説明会への申し込みフォームに、氏名・住所・電話番号・障害の種類・参加希望日時などを入力し、説明会に応募しました。

登録説明会では、障害者雇用の現状などの説明や、どんな職種が募集されているのか(9割くらいが事務職)、どんな雇用形態があるかなどグラフを使って説明されました。私の参加した説明会では、参加人数は20名~30名くらいで男女比は半分ずつほど。1時間ほどで説明会は終了しました。

説明会の後に個別面談

説明会当日に個別面談がありました。あらかじめ用意しておいた履歴書や職務経歴書を提出し、障害のことや希望職種について相談します。

面談で聞かれることは
・今までの職歴や資格、スキル
・転職理由(退職理由)
・自分の障害について
・希望職種や希望勤務地

などです。

私は職歴にかなりブランクがあったのでその理由も聞かれましたが、面談は20分ほどで終わり、その日に求人を紹介されることもありませんでした。面談は会場のすみっこのスペースで行われ、他の人が面談しているところが見える感じでした。

急に面接を受けることに

面談を受けてから1週間以内で、エージェントの営業の方から電話が!面談した人からではなく顔も合わせたことない人からだったので、ちょっとびっくり。

紹介されたのは大学内の事務職でなんと面接日は明日!これにはかなりびっくりしましたが面接の練習もかねて受けてみることにしました。

採用されるも希望には合わず

当日は求人を紹介してくれた営業の方と面接場所で待ち合わせをし、面接にも同行してくれました。同じエージェントの登録者で面接を受ける人が私以外にも3人ほどいて、いわゆるライバルを目の前に緊張したのを覚えています。

無事面接を終え、その後営業の方から採用の連絡がありましたが、私の希望は「パートタイム」もしくは「契約社員でも週4日からなど無理せず働けるところ」だったので希望を満たしていなかったのと、急な紹介で採用が決まったので他の企業も見てみたいというのがあり、採用を蹴ることにしました。

良かった点

・大企業や安定した企業の求人が多い
・紹介→面接→採用までスピード感がある

求人を紹介されてから面接を受けるまでのスピード感がありました。履歴書や職務経歴書も登録説明会で提出したものを、エージェントの方が企業に渡していた為、改めて作成する手間がなくスムーズでした。

正直物足りなさを感じた

採用は決まったものの、自分の希望と合わない求人を紹介されたり、面接が急だったのもありますが、面接対策などもありませんでした。

一人ひとりの希望や得意・不得意に合った求人を紹介してくれるというよりは、たくさんの人に多くの求人をどんどん紹介してくれるという印象でした。採用を蹴ったあとは求人紹介の連絡は来なくなり、自分でも希望に合った求人がないか連絡しましたが、マッチする求人がなかった為か紹介されず、他の転職エージェントを利用してみることにしました。

【体験談】2つめの転職エージェント

非公開求人を含む多くの求人から、希望や適性に合わせて幅広い職業を紹介してくれます。丁寧なカウンセリングと就活サポートが特徴です。

まずは会員登録

ホームページから、名前・住所・手帳の種類や等級・障害内容を入力して会員登録をします。会員登録すると後日、面談の日程を調整するための連絡があります。

専任のキャリアアドバイザーと面談

面談は専任のキャリアアドバイザーと一対一で行われました。面談の部屋も個室になっていてプライバシーも守られます。

面談では
・今までの職歴や資格、スキル
・転職理由(退職理由)
・自分の障害について
・希望職種や希望勤務地

など1つめの転職エージェントとあまり違いはありませんでしたが、障害や希望する職種のことなど全体的に深いところまでヒアリングしてくれ、時間も1時間ほどかけてじっくり話を聞いてくれました。(今まで障害の為に苦労したことや就職する際に不安に感じることなど、ネガティブな話も急かされることなく聞いてくれました。)

なにより1番良かった点は初日の面談でさっそく希望に沿った複数の求人を紹介してもらえたことです。1つめのエージェントではその日には求人を紹介してもらえず、連絡を待つ形だったので、実際に求人を紹介してもらえたことに安心しました。

定期的に就活の進め方などを相談

最初に面談してくれた専任のキャリアアドバイザーの方と定期的に連絡を取り合い、就活の進めかたなどを話し合いました。
・どの求人を受けるか
・仕事内容についての詳細
・業務内容で苦手なことは避けることができるか
・面接の日程
・初日に紹介された求人以外に希望に合う求人はないか

など、仕事内容で不安に思うことから面接の日程まで、企業とのやり取りはキャリアアドバイザーの方を通して行われました。

紹介された求人の面接

紹介された複数の求人のなかから、自分の希望に合った企業の面接を受けました。面接日が決まった時には、事前に面接練習もしてもらい自分の長所や障害についてなど改めて整理することができました。

面接は一人で臨むこともあれば、面接場所まで同行してもらうこともありました。面接をうけた結果、採用が決まっても仕事内容などが自分の希望とマッチしなければ採用を蹴ることもありましたが、他の求人も紹介してもらえました。1つ目のエージェントでは採用を蹴ったら求人を紹介されなくなってしまったので、この点もとてもありがたかったです。

採用された企業の中から就職

2社面接を受け、1社目は仕事内容に物足りなさを感じ(1日同じ単純作業を繰り返すというものでした)採用を蹴ることにしました。

2社目は面接と実習を受け、自分の希望に合う仕事内容(データ入力などが中心の事務職)と環境、雇用形態(パートタイム)で働けるということで無事2社目に受けた企業への就職が決まりました。

電話対応やスピードを求められる業務など苦手と感じる業務を避けることができるかなども、キャリアアドバイザーの方を通して企業に聞いてもらい、採用が決まるまでも細かいところまで相談に乗っていただきました。

良かった点

・専任のキャリアアドバイザーの方と二人三脚で就活ができる
・初めての面談の後ですぐに希望に沿った求人を紹介してもらえる
・履歴書作成や面接対策などの就活サポートをしてもらえる
・仕事内容や障害のことで不安に感じることも相談でき、企業の仲介役になってくれる

専任のキャリアアドバイザーが親身に就活の相談にのってくれたところがとても良かったです。希望に合わない求人を強く勧められることもなく、いわゆる営業のような印象はありませんでした。

自分の希望に合った企業へ就職できた

紹介された複数の求人の中から、自分の希望に合った企業への就職が実現できました。自分一人の力ではきっと難しかったと思います。入社後も「思っていたのと違った!」などのミスマッチもなく、安心して働くことができました。

エージェントにより対応が全然ちがう!

【補足】他にもこんなエージェントがあった

主に上記2つのエージェントを利用して就活しましたが、中には登録だけでまったく連絡がなかったところや、面談日を決める電話でエージェント側の対応があまりにも悪く、面談に行くのをやめたところもありました。

複数のエージェントを利用すべし!

就職までの大まかな流れはどのエージェントでも同じだと思いますが、サポート内容は各エージェントによってかなり違ってきます。また担当者との相性によって、相談しやすいかどうか左右されると思います。

複数のエージェントを利用して、良いなと思うエージェントを利用し、就職活動をサポートしてもらうことをお勧めします。

まとめ

いかがだったでしょうか。

体験談をみても、エージェントによって違いがあることは明らかなのが分かりますよね。2つ目に紹介したエージェントは、本当に手厚くサポートしてくれました。担当のキャリアアドバイザーの方によって変わってくるかもしれませんが、希望に合った企業に就職できるというのは大きいですよね。

是非、自分に合うエージェントを利用して希望する就職先で働くことを目指してみてください。

【筆者紹介】
Salad編集部員。社会不安障害の診断を受ける。障害者専門の就職・転職エージェントを使い、自分の希望に合った条件の企業に就職することに成功した経験あり。