【ADHD】ワーケーションのメリット。職場のストレス改善の効果も!

職場で仕事を行うことで、困難を感じることがある

職場でのストレスが爆発してしまうADHDを持つ女性

じっとしているなど、刺激のない状況が苦手

ADHD(注意欠如・多動性障害)は発達障害の一種で、先天的な脳機能の障害です。特性として、

・注意や集中力を持続させることが苦手
・衝動的に行動することを好むケースがある

という特徴があります。そのため、『毎日同じ通勤電車に乗る』「一日中じっとしている」と言う状況が苦手で、ストレスを感じてしまうケースがあるのです。

参考:ADHDについて | メディカルノート
参考:大人の 「注意欠如・多動症(ADHD)」とは?特徴や治療を解説! | NHK健康チャンネル

関連記事:【大人のADHD】とにかく待てない、我慢できない…!原因と改善法

ワーケーションが、ADHDの職場のストレス解消につながるかも?

ワーケーションについてアドバイスする女性

ワーケーションとは?

ワーケーションとは、2000年代になってアメリカで誕生した「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた言葉です。文字通り「休暇を取りつつも働く」と言うスタイルで、併せて『旅行をする』ことが条件とされています。

旅行先でメールやWeb会議など、ICT(情報通信技術)を用いて業務を進めていく流れです。業務時間外は旅行先でリフレッシュするというまさに「休みながら働く」と言うスタイルなのです。

参考:令和元年度沖縄ワーケーションモニターツアーの参加者募集について : 政府の沖縄政策 – 内閣府
参考:内閣府 沖縄総合事務局 – 沖縄における長期滞在型テレワークに関するアンケート調査及び実証実験の実施について

ADHDの特性からなる困難を解消できる可能性がある

ワーケーションは、ADHDの「じっとしていることが苦手」「同じ状況でいることが苦手」という困難を解消してくれる方法になるかもしれません。

そこで今回は、
・ADHDを持つ方が、ワーケーションで活きるメリット
・ADHDを持つ方がワーケーションで注意するべきこと

この2点について紹介していきます。

【ADHD】ワーケーションでのメリット。ストレス改善の効果

ワーケーションで強みを活かしているADHDを持つ男性

勤務場所は自由、ストレスなく自由に動くことも可能

常に同じオフィスでじっと仕事をしていることが辛い、というときに関係してくるメリットです。

ワーケーションは、原則旅行先でICTを用いて業務を行います。そのため業務上の問題がなければ、勤務場所は自由でかつ途中での移動もしやすいです。

そのため、職場でじっとしていることで疲れる、ストレスになるという場合はリフレッシュしつつも業務を行えるわけです。

海外など、新たな環境にも進んで行動できる力を活かせる

ADHDは、環境変化など『変化に強い』特性を持っているケースがあります。これは一定の物事や場所へのこだわりがないためです。

ADHDを持たない方の中には『旅行してきなさい』と言われても『海外とか怖いし、いきなり言われても旅行なんていけない…』と不安になってしまう方もいます。ADHDを持つ方の場合、この不安よりも「新しい環境へのワクワク感」が勝るケースが多いのです。

どんな環境でも迷わず行動しやすい特性は、ワーケーションでも活きてくるでしょう。

新しい環境で刺激を受けることで、クリエイティブな発想につながりやすくなる

ADHDの特性として、「落ち着きがない」という一面があります。しかしその一方で、常にアクティブで新しいものを求められる傾向があります。

ワーケーションによって新しい環境に身を置くことで、本来持っているクリエイティブな発想につながりやすくなるかもしれないのです。

参考:「働き方改革」を実現させるワーケーションという働き方 | 自治体通信Online

さて、ここまではADHDを持つ方がワーケーションで活かせるメリット、解消できる可能性のある問題についてお伝えしてきました。次は、ADHDを持つ方がワーケーションを行う際に注意するべきことを紹介していきます。

ワーケーションを行う際に注意しておくこと

時間管理ができず、ワーケーションの規定に間に合わず焦る女性

モチベーションに注意する

ワーケーションは、旅行をするだけではありません。定められた勤務時間内は業務を行うとしているのがルールです。ですから、通勤している時と同様求められている業務を行わないといけません。

旅行をすることで業務も忘れて成果を達成できないようでは、ワーケーションをすることができなくなります。

ワーケーションは『生産性を高めるための制度』という一面もあることを忘れないようにしましょう。

モチベーション管理に不安を感じたらこちらの記事「【ADHD】仕事のやる気が出ない… モチベーション維持のコツ4つ」をチェックしてみましょう。

時間管理に注意する

ワーケーションをするためには、旅行先でも自己管理が必要になります。中でも勤務時間内で業務を行いきれるよう、時間管理には注意しなければなりません。

さらに旅行先が海外の場合、時差が発生する場合もあります。この場合、オフィスとコミュニケーションをとる時間帯などが限られてきます。そのため、日本時間との兼ね合いも考えつつ業務を進行する時間管理が求められるのです。

時間や予定の管理について不安な場合はこちら「【ADHD】時間管理・スケジュール管理ができない…改善法はある?」の記事を参考にしてみてください。

現地でのオフは慎重に行動する

どんなに有給休暇をとって旅行をしていると言っても、業務を行う必要があります。ですからオフに現地で問題を起こすなどをして、仕事に支障をきたしてしまっては元も子もありません。

ワーケーションをする際には、しっかりとオンとオフを管理できるスキルを身につけておきましょう。

ワーケーションをしたいけどパソコン使えない…と悩んだときは

テレワーを行うスキルを身につける方法について説明をする男性
「今回のワーケーションの話を聞いて、『ワーケーションができる企業に入りたい』と思ったけれど、パソコンやインターネットの使い方がわからない」と迷ってはいませんか?

そのようなときは、就労移行支援事業所に相談してみましょう。就労移行支援事業所では障害を持つ方のそれぞれの『ニーズ』にあった働き方を目指すため、就職に関するアドバイスやスキルを磨くことができます。

パソコンスキルやメールなどの通信技術も学べる事業所もあるのです。全国さまざまな事業所がある中、『どこの事業所に行けばよいか分からない…』と迷ったら、ぜひSalad編集部までご連絡ください。Saladでは、就労移行支援事業所の紹介をしております。

あなたの長所を活かして働く「カスタマイズ就業」実現を目指して、Saladがお手伝いをさせていただきます。

まとめ

ワーケーションに備えて準備をしておくADHDを持つ女性
いかがでしたでしょうか。

ワーケーションが浸透すれば、これまでストレスなどで体調を崩した時『休む』か『辞める』しか選択肢がありませんでした。運が良ければ『他の環境に異動する』があるかもしれませんが、ケースとしては少ないでしょう。

ワーケーションが導入されることによって、一時的にストレスの原因となる環境から離れて仕事をすることで、パフォーマンスを保ったまま仕事を続けられるというメリットもあります。

まだまだ誕生したばかりの制度です。今後、自分を活かす働き方へと進化するかどうか、動向をチェックしておきましょう。

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