発達障害・精神障害の非公開求人とは?メリットとデメリットは?

通常の検索では見られない、非公開求人がある

通常の検索では見られない、非公開求人がある

非公開求人とは

「非公開求人」とは、その名の通り「公開されてない求人情報」です。

公開されている求人であれば、
○求人サイト
○求人情報誌
○ハローワーク

でもチェックすることができます。

しかし非公開求人は、上記の方法では見つけることができません。転職エージェントやその他人材紹介事業を経由した、信頼のおける人材を確保するために企業がとる募集方法です。

参考:ハローワークインターネットサービス – トップページ

非公開求人にすると、企業にもメリットがある

非公開求人にすると、企業にもメリットがある

それではなぜ、企業は敢えて求人広告を「非公開」にするのでしょうか?見る人が少なくなるリスクを負ってまで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

応募に伴う作業を削減したい

一般募集の場合は、さまざまな人が応募してくる可能性が高いです。書類確認、面接などの労力を削減したい場合、非公開求人とする場合があります。

同業者に公開したくない

募集を公開すれば、同業者も情報を得る機会ができます。給与面や対応面をチェックして、研究されてしまう可能性があります。

これを防ぐため、非公開求人にする場合があります。

すぐに、確実な即戦力が欲しいとき

非公開求人にする一番の理由は、あらかじめ「どのような応募者かを知っている」信頼のおける情報のみに限定して選びたいということです。

今すぐにでも即戦力が欲しいとき、求めている人材が明確なときは非公開求人にするケースがあります。

「非公開」というと、何か悪いことでもあるのかな・・・と感じていた方もいるのではないでしょうか。しかしながらこのようなメリットがあることで、非公開求人の方法を取る場合があります。

さらに非公開求人には、適職を探したいあなたにもメリットがあります。

参考:非公開求人とは?企業が求人を非公開にする4つの理由 | マイナビクリエイター

非公開求人は、適職への近道になるメリットがある!

非公開求人は、適職への近道になるメリットがある!

「普通の検索で見られないなら、自分には縁がないかな・・」「障害者には関係ないだろう・・」と感じていませんか?

そのようなことはありません。障害を持つ方でも非公開求人を知る機会はあります。

先ほど紹介したように非公開求人は、公開されている求人よりも「求めている人材」が明確です。公開求人よりも条件が良い場合も多く、魅力的です。

ですからあなたが一つでも自信を持てるスキルがあれば、公開求人よりも就職できるチャンスがあります。

では、非公開求人の情報を得るには、どのような方法があるのでしょうか。

参考:非公開求人とは?企業が求人を非公開にする理由と応募するメリット|求人・転職エージェントはマイナビエージェント

非公開求人の情報を得る方法

非公開求人の情報を得る方法

転職エージェントに登録する

テレビCMや街頭の広告などでもよく紹介されている、人材紹介事業です。最近では「障害を持つ方部門」を設けている企業も多いです。

履歴書の書き方や面接練習、自身の障害についてどのように伝えるかなどのアドバイスを受けることができます。あらかじめ担当の方との相談の後、あなたの能力や障害特性に応じた求人を紹介してくれます。採用までのサポートはもちろん、就職後にも支援してくれるケースもあります。

転職エージェントで非公開求人を知ることや、上記のようなトレーニングをするためには、企業のサイトに個人情報などの登録をすることが必要です。

また、転職エージェントの企業によって、持っている非公開求人も異なります。

関連記事:【障害者雇用】就職・転職エージェントのメリット&デメリットとは
関連記事:【体験談】2つの転職エージェントを利用してみて感じた違いとは?

障害を持つ方専門の職業紹介事業に相談する

障害を持つ方に向けて職業紹介事業も増えてきています。この事業も各企業と連携を取り、非公開求人を持っている可能性があります。このような事業は、インターネットなどで検索して見つけて登録することで非公開求人を閲覧できるケースが多いです。

場合によっては、就労移行支援事業所と連携しているケースがあり、通所していれば担当者が来所することがあります。この担当者と職業の相談をすることはもちろん、非公開求人を見るチャンスを得る可能性もあります。

参考:就労移行支援について – 厚生労働省

ハローワークでも、窓口に依頼しないと閲覧できない求人がある

ハローワークでも、窓口に依頼しないと閲覧できない求人がある

非公開求人に該当はしませんが、ハローワークの検索機やホームページでは出てこない求人があるのをご存知ですか?窓口の方に相談しないと見つからない求人も存在します。

「ハローワークで検索しても、いまいち応募したい企業が見つからない・・」という場合は窓口の方に相談してみることもおすすめします。

参考:ハローワークは、就職を希望する障害者の方に専門的な支援を行っています – 厚生労働省

非公開求人には、デメリットってあるの?

非公開求人には、デメリットってあるの?

一方で、非公開求人にはデメリットはあるのでしょうか。こちらでは3つ紹介させてください。

問い合わせてみないと企業名がわからないため、労力がかかる

条件や仕事内容が魅力的であっても、実際に問い合わせてみないと企業名がわからず、連絡してみたところ過去に応募した企業だった、、なんてこともあります。労力がかかることもデメリットの一つだといえます。

ただ、実際に問い合わせてみて魅力的な企業だった場合に、紹介会社が親身になってくれるところであれば、応募の手続きをかなり手伝ってくれるので、結果的には労力が軽減された!ということもあります。

問い合わせ先の紹介会社の質にも左右されます。

求人広告よりもハードルが高い場合がある

非公開求人として採用活動を行う企業は、社内的な事情により、採用ハードルを上げている場合(求人広告には書けないような条件)があります。

そのようなケースでは、応募後の選考で思わぬ形で選考落ちしてしまうケースがあります。

非公開求人を扱う紹介会社が企業と深く関わりながら紹介を行うため、候補者の味方になってくれない場合がある

あなたが企業からとてもいい評価が得られた場合に、会社はあなたが不満として感じられそうな部分を正直に話してくれない場合もあります。きちんとした紹介会社であれば、そのような情報は採用選考時や、内定後の入社前にしっかり伝達してくれるはずです。

ただ、採用決定を目的に重要な情報を非開示にしてしまう紹介会社もありますので注意しましょう。

一方で、その点に過敏になりすぎて選考時〜内定提示前に相手を疑うような発言や条件交渉を繰り返してしまうと、せっかくのチャンスをふいにしてしまう可能性を大きくしてしまいます。まずは相手を信じ行動し、不安に感じられるところがあれば遠慮なく伝えていく、というスタンスを取ることが重要です。

参考:非公開求人ってぶっちゃけどうなの?メリット・デメリットを解説! | すべらない転職

Saladでも、非公開求人を取り扱っています!

Saladでも、非公開求人を取り扱っています!

「非公開求人が魅力的なのは分かった。でも、転職エージェントに登録するのには抵抗がある・・」など迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

デメリットをなるべく解消できるように工夫した、こちらSaladでも独自に非公開求人を取り扱っております!

下記のリンクにてご案内しております。今後随時追加していきますので、ぜひご利用ください!

Saladの非公開求人のご案内についてはこちら

関連記事:東京都|非公開求人一覧(障害を持つ方向け)

参考:障害者の能力や強みを生かす「カスタマイズ就業」って? – 毎日新聞

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

就職するには自己理解を深め、働くためのスキルを身につけることが必要になります。しかし、あなたが適職に出会うためには、今回の非公開求人のようにさまざまな就職のチャンスを知りトライすることも大切な手段になります。

よりあなたの適職に辿り着けるように、情報収集を心がけましょう。非公開求人など、就職について分からないことがありましたら、Salad編集部までご相談ください。

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