【就労移行支援】グループワークとは。行う内容や目的を知っておこう

就労移行支援事業所でも、グループワークを行うケースがある

就労移行支援でグループワークを行う様子

グループワークを取り入れている就労移行支援事業所がある

就労移行支援事業所は、障害を持つ方の働くニーズに合わせ、訓練や相談を受けることができる施設です。その支援スタイルはさまざまで、全国各地に広がっています。数ある事業所の中でも、支援内容として「グループワーク」を取り入れている事業所があるのです。

そもそも、グループワークとは?

グループワークについてアドバイスする女性
「グループワーク」という名前は何となく聞いたけど、何をするのかはいまいち説明できない…このように困っていることはありませんか。そこで今回は、この「グループワーク」について紹介していきます。

どんなことをするのか、どんな目的で行うのかをあらかじめ知っておき、行った際により自分の成長に結びつけていきましょう。

グループワークとは

グループワークとは、複数の人数からなるグループを作り、テーマに沿って共同で作業する方法です。近年では企業の選考面接などでも、このグループワークを用いているケースがあります。共同で作業を行いながら、最終的にどのような結果が生まれたのかを発表するのが一連の流れです。

参考:【グループワーク】|カリキュラム|カドルアップ|広島の就労継続支援、就労移行支援、放課後等デイサービス
参考:グループワーク | 障がい者就労移行⽀援のCocorport(旧Melk)

グループワークの目的、基本的なポイント

グループワークで訓練する男女
グループワークを行う上での目的、基本的なポイントは下記の3項目です。

役割に基づいた行動をとるようにする

グループワークでは、「役割」を受けて行動することがあります。この役割に沿った行動がとれるようにすることも、グループワークの目的です。一般的なグループワークで受ける役割は以下の通りです。

・リーダー(取りまとめ役)
→話し合いや共同活動の中心になって話を振ることや、意見をまとめるなどを行う。メンバーでテーマと合わない話をしそうになったらこれを修正するなど、グループの最終的な結論に導く力が身につきやすい
・書記(記録役)
書記役は、グループ全体の話を聞き取りながらメモを取っていく。全体の流れを把握する力が身につきやすい。また、聞き取りのみ、メモのみに偏らないよう集中力のコントロールにも役立つことがある
・タイムキーパー(時間管理役)
話し合いの時間を管理し、適切なタイミングでグループ全体に伝える役目です。グループがどのような話し合いをしていても、常に時間について意識し続ける集中力とタイミングを計る力が身につきやすい

これらのどの役に該当しなかった場合、上記のいずれかのサポート役として行動するか、状況により別の配役を設ける場合もあるでしょう。

これらのように、『自分が今行うべきことは何か』役割を意識する力をつけることが、グループワークを行うも目的の一つなのです。

現在行っているテーマを捉え、テーマから逸れないように意識する

グループワークでは、一つのテーマに沿って共同で行動していきます。そのテーマに沿わない言動や行動があっては、グループ枠自体が成り立たなくなってしまうのです。

ですからスムーズにグループワークを進めるために、常にテーマについて意識し続けることが大切になります。リーダー役であればメンバーの「テーマのずれ」に関しても意識しなければなりません。

こうして「一つのテーマを意識する」ことで、職場や働くうえでの共通の目的を意識するなどの効果もあるのです。

共同で導き出した答えを発表する(形にする)

異なる考え方や意見を交わし合うというだけでも、エネルギーの要ることです。そのような異なる意見を一つの結論にまとめるとなれば、なかなか難しいことなのです。しかしながら、職場など社会生活の中でこのような「異なる意見を整理する」機会は多くあります。他者との違いもありますし、自分自身の中で複数の見解に迷うこともあるでしょう。このようなときに異なる情報を整理し、共通して納得できる結論に結びつける力をつけることは、とても大切なのです。

参考:グループワークって何?|仕事百科 | はたらくビビビット by Vivivit, Inc.

このようなポイントから、役割意識や協調性などを身につける訓練として、グループワークが取り入れられています。

グループワークの種類

グループワークで楽しく談笑

作業型グループワーク

作業型グループワークは、「~を作る」という課題などを受け、制作物を作っていくタイプです。ポイントとして

・比較的作業する制限時間が短く設定されていること
・計画的・効率的に作業を進めるチームワークが必要となる
・段取り力を身につけることができる
・共同で製作する為、チームワークが重要

このようなものがあります。チームワークの為、先ほどの役割を決め部分ごとに制作する…という形式で進めていくことが多いです。

プレゼン型グループワーク

プレゼン型グループワークは、グループ内で話し合い(議論)をし、ホワイトボードなどにまとめて発表するタイプです。ポイントとしては以下の通りです。

・最終的な結論に結びつけることが大切になる
・より相手に伝わる、納得できる話し方を意識する

自己表現が苦手で、うまく話せるようになりたい方にとっては効果的なグループワークと言えるでしょう。

グループワークは「振り返り」が大切

グループワークについてアドバイスをする女性
グループワークは、作品や結論ができた時点で終了ではありません。振り返りを行い、問題点を修正・調整していくことで、さらにレベルアップできる可能性があるのです。流れとして一般的には、メンバー個人が感想や反省点を考え、発表するという流れです。

グループワークでは自分の反省点や問題だけでなく、メンバーの反省などの発表も聞きます。ここでメンバーが言われていることを「関係ない」とするのではなく、自分が当事者だったらどう気を付けるかと置き換えて考えることも大切なポイントです。

事前にグループワークの雰囲気を知りたいときは、こちらもチェック

呼びかけを行う男性
ここまでグループワークの流れについて説明してきました。しかし、「実際の雰囲気はどうか」「体験してどんな効果があったのか」についても気になる…そのようなときはこちらの記事「【体験談】就労移行支援のグループワークで得られたメリットとは?」をチェックしてみましょう。

まとめ

多様性に満ちた老若男女の集合
いかがでしたでしょうか。

就労移行支援事業所を検索していると、支援内容に「グループワーク」とあるケースを見かけていませんか。このとき事前に内容を知っているのと、通所してから内容を知るのとでは、その後の就職活動やスキルアップにも大きく異なってくる場合もあるのです。

また、自分に合う事業所探しをしたいときにも、一つでも多く曖昧な言葉の意味を知り、明確にしたうえで検討すると良いでしょう。

その他事業所探しで困っていたら、Salad編集部までご相談くださいね。

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