『洋服が好き』を仕事に活かしたい
洋服が好き
たくさんの「好き」の種類がある中で、『洋服』が好きという方もいるでしょう。
・好きな色やデザインの服を着るのが好き
・雑誌などで、色々なデザインの服を見るのが好き
・友達などの洋服をコーディネートするのが好き
・自分で洋服デザインを考えるのが好き
などなど、洋服だけでも様々な分野の「好き」が出てきます。
洋服が好きなことを仕事に活かしたい
これだけ好きな洋服を、『仕事にしてみたい』と思ったことはありますか?もちろんすぐに実現できるケースもありますが、なかなか難しいですよね。考えられる原因として、
・情報が足りない(仕事の種類、仕事内容などを知らない)
・好きではあるけれど、仕事にする自信がない
・仕事自体を「嫌なことを頑張ってするものだ」と思っていて、仕事の候補として入っていない
これらが挙がるのではないでしょうか。情報不足のうちから諦めるのは勿体ないことですし、好きな仕事であるからこそ、義務感以上に努力できるメリットもあるのです。そこで今回は、「洋服好き」を仕事に活かすヒントとして、「服飾関係の仕事」について一緒に見ていきましょう。
服飾関係の仕事
ファッションデザイナー
ファッションデザイナーは、洋服のデザインを考え、生み出していく仕事です。ですから『自分で洋服デザインを考えるのが好き』というスキルを活かせるチャンスがあります。主な業務内容はデザインの企画や型紙(パターン)の製作、生地の選定から販売戦略まで商品全般に関わります。
ですから洋服が好きなことはもちろん、素材の知識や製図のスキル、色彩に関する知識も求められるでしょう。何より社会で流行しそうなものをいち早く生み出す発想力なども大切な要素になります。
ファッションデザイナーになる方法として、専門の学校に通う方法やアパレルメーカーに就職して販売スタッフから始める方法、デザイナーに弟子入りして教えを乞う方法があります。未経験でデザイナーになるのは難しいのが現状です。しかしコンテストで入賞するなど明確な実績を出せれば、未経験でもなれる可能性があるかもしれません。
【ファッションデザイナーに有利な資格】
・カラーコーディネーター認定試験
・色彩検定
・ファッション色彩能力検定
・パターンメイキング技術検定
・洋裁技術認定試験
・ファッションビジネス能力検定
参考:ファッションデザイナーの仕事とは|Fashion Work Media
参考:ファッション専門学校の東京服飾専門学校
パタンナー
パタンナーは、ファッションデザイナーが作成したデザインに沿って「パターン」と呼ばれる型紙を制作する仕事です。『沢山の洋服に触れることが好き』『実際に洋服を作るのが好き』などの気持ちをスキルとして活かせるかもしれません。
業務内容はデザイン画(=平面画)の段階の洋服を、実際に体の形に合うように立体的なイメージにするために作成していきます。型紙製作以外にも、洋服を製品にするための作業全般を担うケースが多い仕事です。下記の参考リンクのように、障害や難病を持つ方が勤務する事例もあります。
【パタンナーに有利な資格】
・パターンメイキング技術検定
・CAD利用技術者検定
ちなみに「CAD」とは、設計図や図面を作成する際に使用するソフトウェアのことです。デジタル化が進む今、パタンナーの仕事にとっては必須のスキルともいえるかもしれません。こちらの記事でCADについて解説しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
参考:株式会社ナサスタイル(Nasastyle) | アパレルOEMの型紙作成
参考:パタンナー|株式会社アバン:AVANT
参考:難病患者のパタンナー業務における合理的配慮事例|障害者雇用事例リファレンスサービス|高齢・障害・求職者雇用支援機構
ファッションライター
ファッションライターは、ファッションについて雑誌やWebで記事を書く仕事です。主に雑誌などの紙媒体、WebサイトやECサイトなどの電子媒体に活躍の場が分かれます。仕事では他者に洋服の良さを伝えるにはどのようにすればよいのか、どんな記事を書けば興味を持ってもらえるのかなどの工夫も大切です。ですから『洋服が好きなことを伝えるのが好き』という気持ちをスキルにできるチャンスがあります。
参考:VERY[ヴェリィ] 公式サイト | 光文社 | 結婚、出産、育児、復職etc.子育て世代の女性のためのファッション&ライフスタイル誌
参考:メンズファッション | LEON レオン オフィシャルWebサイト
バイヤー
バイヤーとは、主に百貨店やセレクトショップなどに勤務し、店舗に並べる商品を買い付ける仕事です。流行やその店舗の意向などを察知し、国内外を回って良い洋服を探し出します。普段から流行にアンテナを張る必要がありますし、自分だけでなく様々な方が好む洋服を見つけることも求められます。
そのため『ショーウィンドウなどで色々な洋服のデザインを見るのが好き』なことや『友達の服をコーディネートするのが好き』と言う気持ちをスキルにできるかもしれません。
ただし、バイヤーは未経験でなれるケースは少ないのが現状です。現在は店舗での接客販売から始め、MD(マーチャンダイジング)や店舗運営や管理、商品開発などの知識を得たうえでバイヤーになるというケースが多いです。
アパレル店員
アパレル店員は、洋服などを販売するアパレルショップで販売員として働く仕事です。障害者雇用の求人も比較的多く出ています。接客業になりますから、顧客とのコミュニケーションも求められます。主な業務内容は以下の通りです。
・顧客対応(着こなしのアドバイス、要望への対応など)
・商品管理・検品作業
・商品のタグ付け
・試着の際のサポート・案内
・レジ業務
・店舗内の環境整備(清掃や商品の洋服をたたみ直すなど)
これらのように、洋服に関すること以外にも店舗に関わる様々な業務を行います。また、立ち仕事であることが多く体力も必要になって来るでしょう。
アパレル店員としてさまざまな経験を積み、これまでにお伝えした服飾関連の仕事に転職するというケースもあります。
参考:株式会社バーニーズ ジャパン|【障害者雇用】MDアシスタント(ID:101)|障害者転職エージェント ハッピー
参考:障がい者採用 | 採用情報 | Right-on Co., Ltd.
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まとめ
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いかがでしたか?
今回は洋服に関わる様々な仕事を見てきました。『ちょっと興味が涌いてきたかも』と思える仕事はありましたか?『いや、自信がなくて遠い存在のような気がする…』『なりたい仕事はあるけれど、スキルが足りない…』などを感じた方もいるかもしれません。
障害を持つ方で、上記のような働き始めることに困っていたら、その気持ちをこのサイト『Salad(サラダ)』に相談してみませんか。
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