Visual Studio CodeでHTMLを編集する

Visual Studio CodeでHTMLを編集する

移行

BracketsからVisual Studio Codeへの移行

2021年9月のBracketsのサポートが終了にともない、Visual Studio Code(VS code)への移行が推奨されていました。

ただしあまりエディタを使わない場合などはそのままになっているかもしれません。

VS codeに移行し、Bracketsに近い環境でHTML・CSSなどの編集に使えるようセットアップする手順をご案内します。

目次

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1. Visual Studio Codeをダウンロード・インストールする

インストール

MicrosoftのWebサイトからVS codeをダウンロードします。

参考:Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure

OS選択

OSに合わせたファイルを選択し、指示に従ってインストールを行います。

 

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2. 拡張機能をインストールする

拡張機能

拡張機能(エクステンション)をインストールするには左端のブロックのアイコンをクリックし、拡張機能のタブを開きます。

検索ボックスにキーワードを入力して拡張機能を探すことができます。

参考:Extensions for Visual Studio family of products | Visual Studio Marketplace

Japanese Language Pack for Visual Studio Code

拡張機能 日本語
検索ボックスにJapanese Language Pack for Visual Studio Codeと入力します。

Install(インストール)をクリックし、指示に従ってインストールした後VScodeを再起動します。

再起動するとVScodeが日本語化されます。

参考:Japanese Language Pack for Visual Studio Code – Visual Studio Marketplace

Brackets Extension Pack

BracketsにおけるショートカットキーをVScodeでも利用できるようにするBrackets Keymapなど、Bracketsに近い環境で編集ができる拡張機能をまとめたものです。

参考:Brackets Extension Pack – Visual Studio Marketplace
参考:Microsoft、拡張機能で「Visual Studio Code」への移行を支援 ~「Brackets」のサポート終了により – 窓の杜

3. 設定

VScodeの設定の変更のしかた

設定の変更の基本的な流れとHTML/CSSの編集に便利な設定をご紹介します。

VScodeで設定を変更するには左下の歯車のアイコンをクリックし、メニューから設定を選択するかCtrlキーと+,キーを押下します。

設定タブが開く

設定タブが開き、検索ボックスが表示されます。

VScodeは設定の項目が多いので、検索ボックスにキーワードを入力して変更したい項目を探す場合が多くなると思います。

 

・エンコード

開いたファイルの文字コードがデフォルトの設定と異なると文字化けが起きる場合があります。

開いたファイルの文字コードを自動で判別する設定を行うには、Files: Auto Guess Encodingにチェックを入れます。

検索ボックスにEncodingと入力すると検索結果にFiles: Auto Guess Encodingの項目が出てくるのでチェックボックスにチェックを入れます。

 

・空白

空白の表示のしかたを変更する設定です。

検索ボックスにwhitespaceと入力します。

Editor: Render Whitespaceの項目をallに設定すると常に空白が表示される設定になります。

・エディタのフォントの設定

エディタ上のフォントの種類を変更するにはEditor: Font Family、フォントのサイズを変更するにはEditor: Font Sizeの値を変更します。

 

・折り返し

デフォルトの設定では、一行が長くなってもエディタの右端で折り返しされない設定になっています。

折り返しする設定に変更する方法は3通りあります。

Editor:Word Wraponにするとエディタの横幅(右端)で折り返されます。

Editor:Word Wrapの値をwordWrapColumnに設定し、Editor:Word Wrap Column折り返す文字数を入力します。

Editor:Word Wrapの値をboundedに設定すると、エディタの横幅(右端)かEditor:Word Wrap Columnで設定した値の小さいほうで折り返されます。

 

・Emmetの設定

Emmetは省略された入力方法+Tabキーを入力することでHTMLやCSSを効率的に入力できる記法です。

たとえばEmmetでは!と入力して、

Emmetショートハンド

Tabキーを押すとこのように展開されます。

Emmetで展開

EmmetはVScodeでも利用することができます。

利用できない場合は設定のEmmet: Trigger Expansion On Tabにチェックが入っているか確認し、入っていない場合は入れてください。

Emmetの記法の一覧はこちらのチートシートで見られます。

参考:Cheat Sheet|Emmet

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4. まとめ

VScode

日本語で使える軽量で便利なエディタ

Bracketsを使っていた方なら数十分程度で違和感なく使えるようになるのではないでしょうか?

日本語化されていてユーザーが多いので、使っていて困ったことが起きた時にも情報が多いので便利です。

動作が軽いのも魅力です。

簡単なHTMLの編集はメモ帳やテキストエディタで十分と思っていた方も是非試してみてください。

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