【筆者紹介】
Salad編集部員として主に記事制作を担当。1980年生まれ、男性。2019年4月からテレワークとしてライター業務を開始。業務継続9ヶ月目を迎えている。
テレワークでライター業務を続けている中、課題が生まれてきた
テレワークのライターを続けて9ヶ月目になる
筆者は通所していた就労移行支援事業所のサポートもあり、念願のテレワーク(在宅勤務)に就職することができました。
・もともと文章を書くことが得意で、ブログなどを書いている
・クラウドソーシングで、ライター業務を引き受けた経験がある
この上記の理由からライター業務を希望したものです。就職し記事を書き続けて9ヶ月が経ちました。これまでも
これらの節目に沿って記事を書いてきました。今回はその「9ヶ月目」を迎えた際についての話です。
業務を継続していく上で様々な課題が生じてきた
・こちらの記事でも、ライター業務として直面している課題について触れています。複数ある課題の中で今回は「業務の効率を上げたい」課題についてお伝えしていきます。
【体験談】ライティング業務の効率に関する課題
適切な参照、参考資料を見つけられない
記事のほとんどには、その内容を裏付ける「参照・参考」となる資料も追加する必要があります。これは仮に自分がその分野において絶対的な知識を持っていたとしても、客観的に信頼性のおける内容かどうかが確認できないからです。そのため、参照や参考となるサイトやブログを探さなければいけません。これを探すことに手間取って、効率が下がることがありました。
記事に関わる適切な内容が分からない
当然、記事は自分の思い付きで書いていいものではありません。記事の中での発言や文章については責任が伴います。そのため、これまでに書いた記事との関係性も考えなくてはなりません。考える項目として
・他の記事と似た内容の記事になってしまったら、どちらの記事も魅力を失ってしまう(類似箇所の有無)
・他の記事で言っていたことと矛盾した発言、正反対の発言をしていないか(発言の一貫性)
このような項目を意識する必要があります。数ある記事の中でどれが関係しているかを検索して、比較するという作業が遅いために効率が悪いと感じることがありました。
ライター業務の効率が、検索スキル向上で改善された
上のような「作業効率の課題」について、どうすればスムーズにできるか悩みました。悩みながら足掻いていく中で、ふと「作業効率が上がった」と感じた事がありました。何が変わったのかと振り返ると、検索スキルが上がっていたことに気づいたのです。
一つの内容を知りたいときに検索するワードの選び方や、適切な資料の見つけ方がスムーズになったことを体感しています。
そこで次は、筆者がこれまでと現在とでどう「検索方法」が変化したかを紹介していきます。
ライター業務で身につけた検索スキル
検索ワードの選び方
まず、調べたい物事があり調べる時の「検索ワードの選び方」が変わりました。
例えば、「ライターの業務について調べたい」としましょう。それまでは「ライター 業務」など、調べたいワードをそのまま検索ワードとして使用していました。これで解決することもありますが、適切な情報を得られないことも多いです。
これの改善として筆者が取り組んだのは、対象ワードから連想されるワードについても調べるように変更したのです。上の例でいうと「ライター 業務」のみでなく「ライティング 業務」に打ち変えて調べたり、「ブログ コツ」など同じ条件に置かれた人が辿り着きそうなワードでも検索するようにしたのです。一つのワードについて様々なイメージを膨らませることで、検索スキルが向上しました。これにより、より適切な情報を早く得られるようになったのです。
他記事の関連性について
これまでに書いてきた記事とこれから書く記事との関連性についても工夫しています。記事を書き続けていく上で、やはり同じようなキーワードやテーマについて記事を書く機会は出てくるものです。この中でもそれぞれの記事の価値を下げないよう、適切な内容を検索する工夫については以下の通りになります。分かりやすくこれまでに筆者が書いてきた記事を例にして説明していきましょう。
【類似・重複しそうな内容の時に工夫すること】
<同じテーマからの視点を変えてみる>
例えば同じ「うつで休養中に取組んだこと」でも、下記のように書き分けることをしました。
①記事「【体験談】うつ病で復職と休職を繰り返す後、再就職を決めた理由とは」
②記事「【体験談】うつで離職、再就職のタイミングを決められない時の対策は」
この2つ、一見同じ記事のように感じるかもしれません。しかしこの2つ、「視点」を変えることで個別化しているのです。
①は、『再就職を決める前後での精神状態について』の内容であり、②は、『再就職を決めるために行った具体的な方法について』の記事です。このように同じワードでも視点を変えることによって、お互いの良さを活かすように工夫しています。
<ターゲットや対象を変えてみる>
次に、同じキーワードでもターゲットや対象を変えてみる意識を持つようにしました。それを踏まえたきーわど検索をすることで、より早く適切な文章に辿り着くことができています。これも例を挙げて説明していきましょう。
①【障害者枠での面接・選考】企業の事業課題について質問してみよう
②障害者雇用の面接対策。企業に提案する仕事内容作りで取り組んだこと
この2件、どちらも「面接の際に企業に仕事内容を提案する」というテーマで書いています。しかし、①と②では記事内の対象が異なっています。分かりやすく言えば、「誰を記事内の主人公にしているかが違う」のです。
①は「読み手に呼びかけをしている」わけですから、主人公は「読者」になります。
②は、同じテーマに基づいて筆者の体験を書いています。主人公は「筆者」になります。
このように1つのテーマに対して様々な視点があることを意識しておくと、内容の検索(探す)がスムーズになる感覚があります。
就労移行支援で、検索スキルを学べる事業所もある
ライター業務に限らず、分からないことがあった際に検索スキルを身につけておくと作業がスムーズになりやすいのではないでしょうか。とはいえ「自分自身で学びたくても、コツが分からない…」ということもあるでしょう。このようなことで迷っていたら、「就労移行支援事業所」の利用を検討することも方法の一つです。
就労移行支援事業所は障害を持つ方の生活や就職に関するアドバイスを受けられる、働く為のスキルを学ぶことができる施設です。事業所の中には、インターネット上で検索して調べるスキルを学べるところもあります。
「ぜひ検索スキルを学んでみたい!」「働くスキルを身につけたい!」など感じていたら下記をチェックしてみてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はインターネットでの検索方法など、ライティングを進めていく上で適切な記事内容を見つける「検索スキル」についてお伝えしました。もしライター業務で困っている、これからライター業務をしていく上でスキルを知りたい、と考えている方の参考になりましたら幸いです。