SDGsとは。障害を持っていても自分にできることはある?

SDGsってどんなこと?

世界の持続的な発展を示す地球儀

SDGsとは

『SDGs(エスディージーエス)』とは「持続可能な開発目標」の意味を持つ言葉で、2015年の9月に国際連合の総会で採択されました。アルファベットの「Gs」は「ゴールズ」を指します。

目標の対象は世界規模であり、
・17種の目標
・169の達成基準
を掲げました。

参照:SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省

5つの「P」をもとに、日本でも取り組みが行われている

この世界的な目標に対して、日本も取り組みを進めています。

政府はSDGsの目標の中から優先課題を挙げ、「Peaple(人間)」「Planet(地球)」「Prosperity(繁栄)」「Peace(平和)」「Partnership (パートナーシップ)」の5つに基づく様々な具体的目標を掲げました。

詳しくはこちらの記事「『SDGs』とはどんなこと?企業などの取組み、障害者雇用はどうなる?」をチェックしてみてください。

SDGsと言われても、自分でできることはなさそう…

SDGsでできることがないか分析している女性

一部の『偉い人』だけが行うことのように感じる

世界規模を対象に掲げた目標…と聞くと、「自分がやることはないかな…?」「一部の偉い人だけの目標なのかな…?」と感じたかもしれません。

しかし、その具体的な目標は至ってシンプルなものです。専門的な知識や特別な技能が必要なものではありません。どんな方でもちょっとした心がけでできるものが多いのです。

かつ、障害を持っていてもできることがあるのか分からない

もちろん、様々な障害を持つ方でもSDGsに向けて取り組むことができます。

SDGsとは、そのような一人一人の大小さまざまな「ゴール設定」により達成へ向かうものなのです。

では、具体的にどんなことができるのか見ていきましょう。

自分でできる一番大切なことは「ゴール」を決めること

自分でゴールを決めたときに貰えるメダル

生き方の「ゴール(目標)」を決め、行動する

一番大切なことが、自分の生き方の「ゴール」を定め、行動することです。「どんなふうに生きたいか・活かしたいか」これを具体的に考えてみましょう。

最新の情報を取り入れてインプットする…だけではSDGsの目標の達成とはなりません。SDGsでは、あらゆる人々が積極的に活躍することを目標の一つとして掲げています。ですから受けた情報や出来事に対して自分なりに表現したり、アクションを起こしてみたりすることを大切にしています。

具体的には「自分のやりたい趣味を深めて、社会に表現してみる」「人のためにできることについてプランを立ててみる」など、今自分に身近に感じている「テーマ」を深めてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

もっと身近にできることはないの?

楽しい未来を夢見る男性

自分の生き方を見つけることが最も身近なSDGsと言えます。

しかし「人生のゴールや目標を決める…と突然言われてもどうしたらよいか分からない」ということもあるかもしれません。そのようなケースの際に今すぐできる身近なSDGsをご紹介しましょう。

SDGsを進めている国際連合広報センターが発表しているガイドから、日本の生活に合った目標内容をピックアップしてお伝えします。

他にもさまざまな目標がありますので、詳しくはこちらの国際連合広報センターのガイドを参考にしてみてください。

今すぐ自分でできる、身近なSDGs

SDGsを気軽に行えている精神障害者

①ソファに寝たままでもできること

ガイドでは「寝たままでもできること」とも紹介されています。例を挙げてご紹介しましょう。

【環境保全】
・銀行などは請求書の作成が不要になるように、オンライン決済をするなどして紙の使用を減らす。
・「不要な照明は消す」「未使用の電化製品のコンセントをこまめに抜く」など、電気を節約する。

【あらゆる人々の活躍】
・SNSやニュースで興味のある話題があったら、シェアするなど自分なりにアウトプットしてみる。(ただし、内容とタイミングには注意が必要)

【その他】
オンライン検索を活用し、環境にやさしい取り組みをしている企業について調べてみる

これらを「寝ていてもできるSDGs」として、最も簡単にできるものとして紹介されているのです。

②家にいてもできること

次の段階として、「家にいてもできること」として下記の目標を紹介しています。

【環境保全】
・髪を乾かすときはドライヤーを使わず、自然乾燥を心がける。
・食べきれないものなどは早めに冷凍して保存する。
・紙やプラスチックなどをリサイクルできるよう、ごみの分別を行う。
・エアコンの温度を、夏は高め・冬は低めに設定する。代わりに窓の隙間をふさぐなどしてエネルギー効率を高める。

このような目標はこれまでにも「エコ」などの言葉が浸透していました。SDGsでは、このようにさらに具体的な動きまで紹介されているのです。

③家の外でできること

さらに次の段階として「家から出て、外でできること」として、下記の目標を紹介しています。

【あらゆる人々の活躍を増進】
・地域の企業を支援するため、買い物はなるべく地元で済ませる。

【環境保全】
・食べるものに関してはできるだけ「訳あり品」を購入する(大きさなど「規格」に合わないだけで捨てられてしまうものがあるため)。
・詰め替え可能なマイボトルやコーヒーカップを持参する。
・レジ袋を使わないよう、マイバッグを持参する。

【その他】
・家の中で不要なものなどは捨てる前に寄付を考えてみる(地域の慈善団体などに相談してみる)。

参照:国際連合広報センター 持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド(改訂版)

この3つの段階に加えて、4段階目「職場でできること」も紹介されています。

職場でできることはある?

職場や就労移行支援事業所で快適に過ごす社員

レベル4として、職場でできることも紹介されている

さらに次の段階の目標として、「職場でできること」が追加されました。

例えば、
・室温について適温の設定を呼びかける
・差別や不当な扱いを受けた場合に声を上げる
・労働にまつわる権利について知る。企業に不平等な部分があれば闘う。
など、主に職場の中で「声を挙げる」「行動してみる」ことについて紹介されています。

参考:国際連合広報センター 持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド レベル4 職場でできること

障害を持つ方が職場でできるSDGsは、活かせる環境を選ぶことにある

障害を持ち働いている方の多くは、障害者雇用で「配慮」を受けながら仕事をしているケースが多いのではないでしょうか。しかし立場や精神的不安などから、ガイドのようなアクションを起こしていくことは難しいことかもしれません。

もちろん、差別など不当な扱いを受けていれば訴え出るべきでしょう。しかし、組織に向けてアクションを起こす…というのはできないというケースもあるのではないでしょうか。

もっとも個々の意見を受け入れられる企業でなければ、達成は難しいでしょう。では職場でできるSDGsで、障害を持つ方ができることはどんなことなのでしょうか。

自分を活かす働き方も、SDGsに貢献できるチャンス!

働くことに希望を見出した発達障害を持つ男性

障害を持つ方が「職場でできるSDGs」を達成させるためには、自分の個性を活かせる環境が必要なのではないでしょうか。なぜなら自分の特性を「能力」として見てくれている環境であれば、「一人の社員」として主張がしやすいからです。

その環境を探すヒントとなるのが「カスタマイズ就業」です。Saladでは、障害を持つ方の個性を活かす働き方を応援しています。

こちらで独自に取り扱っている「長所を活かす」非公開求人もあります。

「カスタマイズ就業について知りたい」「自分を活かす働き方をしたい」という方は、Salad編集部までご相談ください。

まとめ

障害を持つ方を活かすSDGs

いかがでしたでしょうか。

SDGsはテレビのCMでも出てくるほど、とても身近な存在となっています。それだけひとりひとりの心掛けが積み重ならなければ達成できないものなのです。

SDGsをきっかけに、自分の活かし方を見つめ直すことも良いかもしれません。

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