Photoshopでレトロなネオンサインを描く

Photoshopでネオンを描いて発光させる

レトロなネオンサイン

レトロなネオンサインの表現方法

ネオンサインのような光る文字をPhotoshopで表現する方法をご紹介します。

テキストツールで打った文字をレイヤー効果を利用して加工することで、ネオンサイン風に見えるようにできます。

ベースの文字を入力する

まずはテキストのサイズとベースの色を決めます。

実際によくネオンサインで使われるピンクやブルー、赤をメインの色にするとネオンらしくなります。

参考:ネオンサイン – Wikipedia

今回はピンクにしました。

背景色は真っ黒ではなく濃いネイビーです。理由は後で説明します

背景色は真っ黒ではなく濃いネイビー

文字間の距離(文字詰め)などの調整も必要ならこの時点で行います。

テキストのレイヤーのレイヤースタイル

テキストのレイヤーにレイヤースタイル 光彩(内側)を設定します。

描画モードはスクリーンで青みがかった緑色を設定します。

テキストのラインの中央がぼんやり緑色に光る感じを表現します。

光彩(内側)を設定

参考:レイヤー効果とレイヤースタイル|Photoshopユーザーガイド

文字を立体的に見せる工夫

最初にテキストの背景を真っ黒(16進数カラーコードで#000000)ではなく濃いネイビーにしていたと思います。

ここでテキストのレイヤーのレイヤースタイルを再び開き、ドロップシャドウを設定します。主な光の方向(今回は画面左上とします)からの影を設定し、描画モード乗算にします。

ドロップシャドウを設定 ドロップシャドウを設定

ぱっと見はわかりにくいですが、背景を白にすると下のような状態になります。

白背景

発光を描く

管の外側に広がる光を描きます。

テキストレイヤーをクリックしながらCtrlキーを押してテキストの塗りつぶし部分の範囲を選択します。

その部分をテキストの色と同じか、やや彩度が高めの色で塗りつぶしたレイヤーを作成します。

そのレイヤーの描画モードを覆い焼き(リニア) – 加算に設定します。

ぼかし(ガウス)を適用します。

広げすぎると見えなくなるので、控えめなくらいがよいでしょう。

できたらレイヤー描画モードをの下に移動します。

テキストレイヤーをコピー

テキストレイヤーをコピーして一番上に移動し、文字色をアイボリーにします。

そのテキストのレイヤーの描画モードを覆い焼き(リニア) – 加算に設定し、不透明度を調整します。

ここで不透明度で好みの明るさに調節します。

最初に作成したテキストのレイヤーのレイヤースタイル境界線光彩(外側)を利用して光とネオン管の輪郭を描写します。

スクリーン

まずはネオン管のキワの部分をもう少し明るくするために、光彩(外側)を利用して描画モードスクリーンでピンクのグラデーションを重ねて設定します。

スクリーン

次に境界線を設定してネオン管のエッジを際立たせます。

覆い焼きリニア 境界線

完成した画像を見てみましょう。

ラインアート(線画イラスト)で同様に作成したものがこちらです。

パンプキン

参考:商用可・フリーイラスト素材|ソコスト

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まとめ

パンプキン 応用 アニメーション

応用していろいろ作ってみよう

ネオンのような文字を入れた画像は”光る文字”の機能が備わっているアプリで画像を加工すれば簡単に作れます。

シンプルな機能のアプリケーションしか使えない場合でもできるようにするために、どのように表現すれば光っているように見えるのか? を知っておくことは無駄ではないのではないでしょうか。

なぜそうなるのかを知っておけば、絵を描く際にも役に立つでしょう。

上の画像はさらにPhotoshopの機能のみを応用して作ったGIFアニメーション画像です。

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参考:フレームアニメーションの作成|Photoshopユーザーガイド

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