【女性向け】「大人の発達障害かも…」不安を解消するステップ3つ

大人になって発達障害に気付く女性も多い。

1)生活習慣や環境が原因で、女性の発達障害は目立ちにくい。

発達障害がメディアなどで取り上げられ、企業や行政でも対応が進んでいます。子供が成人する前に、発達障害の検査を依頼する親も増えました。

しかし生活習慣や環境から、子供のころには症状に気付かずに、成人して社会に出てから発達障害に気付く方もいます。

ただ、気づかないこともあります。特に女性の場合、「お湯を沸かしながら掃除機をかける」「電話をしながら事務作業をする」など、一度に複数の行動をすることを好む方が多いです。このような生活習慣や環境から、男性と比較しても発達障害の症状が目立ちにくいです。

診断をヒントとして、不安解消のきっかけをつかもう

そのため心の中で「何か噛み合わない・・」「努力しているはずなのに、スムーズに仕事ができない・・」など、違和感や不安を持ったまま生活している方もいるのではないでしょうか?

以下で、診断を受ける流れ、そのうえで不安を解消するためのポイントを説明します。

参考資料:平成29年1月 総務省行政評価局 発達障害者支援に関する行政評価・監視-結果報告書

【診察を受けよう】あなたが職場で感じる「発達障害かも?」のサイン

職場で「発達障害かも?」と感じるサインをご紹介致します。心当たりのある方は、医師の診察を受けることをおすすめします。

1)これまで当たり前にできたことが、できない。

これまで仕事であなたが問題なくこなしてきた業務が、うまくできなくて困っていませんか?

「これまではもっと早くできたのに、最近は時間がかかる・・」「ミスをするようなことではないのに、なぜか最近ミスが増えている・・」と、業務のパフォーマンスに違和感を持つことで、「私、発達障害かも?」と感じる方は多いです。

特に部署移動や業務変更など、環境の変化が原因で感じた場合は要注意です。

【具体例】
〇気を付けているのに、できない(と言われる)。
〇覚えておこうとメモに残したが、そのメモが見つからない。
〇理由もなく集中できない。

2)自信がない。自己肯定感が低い。

職場で努力しているのに、「周りから『注意力が足りない』と言われる・・」「『人の話を聞かない』と言われる・・」と自分を責めていませんか?そのような言葉を意識し続けていると、「ミスばかりして、私はなんてダメな人間なんだ・・」と自己肯定感が低くなります。

自己肯定感が低くなると、他者を思いやるゆとりもなくなります。周囲とのコミュニケーションに支障をきたすことや、何よりもあなた自身であなたを否定し続けることは、とても辛いことです。

【具体例】
〇自分を責めることが増えた。
〇会社に行くのが辛い。

3)ストレスを解消できない。

周囲とうまく関われず誰にも相談できない状況になると、あなたの不安や悩みを話しづらくなります。そのため、ストレスを解消することができないことが多いです。

あなたが職場で周囲との関わり方に悩むのが「自分の努力不足が原因」なのか、「発達障害が原因」なのか、分からないまま生活するのはストレスになります。

【具体例】
〇これまで仲良く話せていた人なのに、なぜか最近距離を感じてしまう。
〇職場に相談できる人が見つからない。

大人の発達障害かもしれない…女性の不安を解消する3つのステップ

1)ステップ1:医療機関に相談して、診察を受ける。

先ほど紹介した「発達障害のサイン」を感じたら、医師の診察を受けましょう。ここで大切なのは、必ずしも「発達障害と診断されること」ではありません。

発達障害である・ないにかかわらず、医師の診断を受けてあなたが悩んでいる原因を知ることが目的です。はじめは抵抗がある方もいるかも知れません。しかし不安解消のための大切な「始めの一歩」です。

2)ステップ2:診断結果から、あなたの行動を振り返ってみる。

医師の診断をもとに、これまでのあなたの行動を振り返ってみましょう。あなたが普段問題なくこなしてきたこと、苦手と感じていることを改めて整理していきましょう。

そのうえで、「混乱しないために、週に一回デスクの整理をしよう。」「人の話が終わるまでゆっくり待とう。自分の話がしたくなったときは『今話しても大丈夫ですか?』と確認しよう」など、これまでにあなたが困っていたことに対して、行動を改善してみましょう。

3)ステップ3:それでも解決しない場合は、職場環境を変える工夫をする。

どんなに行動を変えてもうまくいかない場合は、あなたはその環境に合わないのかもしれません。この場合の解決法は、環境を変えることです。

可能であれば部署や業務内容の変更をお願いしてみましょう。「環境を変えたいけど、どうやって言えばいいのかな・・?」、「今の職場では部署異動をお願いできない・・・」など、迷うことがあれば、Salad編集部までご相談ください。

「発達障害」と診断されても、診断結果にこだわりすぎるのは危険!

医師から発達障害と診断された場合、診断結果にこだわりすぎてしまう方がいます。

調べた資料などに書かれた特徴に、無理にあなたを当てはめようとする必要はありません。診断結果は、あなたの問題を解決させる「ヒント」です。大切なのは医師の診断をきっかけに、あなたや周囲の方とで問題の解決に取り組んでいくことです。

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まとめ

いかがでしたか。

あなたにとって一番つらいのは、「原因が分からないまま、悩み続けること」です。その状態で生活を続けていると、うつや不安障害などの二次障害を併発するおそれがあります。

未然に防ぐためにあなたの悩みを解決させる流れをもう一度確認しましょう。

【職場で感じる「発達障害かも?」のサイン】
〇これまで当たり前にできたことが、できない。
〇自信がない。自己肯定感が低い。
〇ストレスを解消できない。
このうちのどれか一つでも感じたら、医師の診察を受けましょう。

【解決ルート】
ステップ1:医療機関に相談して、診察を受ける。
ステップ2:診断結果から、あなたの行動を振り返ってみる。
ステップ3:それでも解決しない場合は、職場環境を変える工夫をする。

診察を受けた後は、このような解決法を実践しましょう。あなたの悩みを解消すれば、必ず職場で活躍できるあなたに戻ります。まずは勇気を出して、医療機関に相談してみましょう。