ゲームプランナーとはどんな仕事？
ゲームプランナーとは
ゲームプランナーとは、ゲーム開発において企画や制作・集計などを行う仕事です。「ゲームデザイナー」とも呼ばれることがあります。顧客のニーズがどのようなものか、どのような層をターゲットにして発売するのかを考え、ゲームの企画をするところから始まります。
ゲームプランナーはプロデューサーやディレクターと相談しながら「仕様書」を作ります。この仕様書に基づいて、各ポジションで開発作業が進められるのです。よってゲームプランナーは、主にゲームの概要を考える仕事と言えるでしょう。
ゲームプランナーの仕事内容
それでは、ゲームプランナーの仕事内容について、さらに細かく見ていきましょう。
企画立案
まず、責任者であるゲームプロデューサーから提案を受けます。ここには開発するゲームジャンルやプラットフォーム（使用端末。ゲーム機やスマートフォンなど）、ターゲット層などをもとにゲームの企画書を作成します。
ここでは「ゲームがどれだけ面白いものになるか」を伝えるのが一番のポイントです。さらにこの企画段階で、ゲーム内の世界観やシステムなどを作り込んでいきます。
仕様書の作成
企画が通ったら、仕様書を作成します。この『仕様書』とは、ゲーム中のマップやエリアのデザイン、敵やアイテムなどのデータをはじめよりゲームを面白くするアイディアなどをまとめたものです。ゲームプログラマーやゲームグラフィックデザイナーは、この仕様書をもとに仕事を行います。
こちらの参考リンク「【ゲームプランナー基礎講座】「仕様書の書き方」 | 株式会社オーツー｜スタッフブログ」にて、仕様書の書き方などが紹介されています。興味のある方はチェックしてみると良いでしょう。
参考：ゲームプログラマーとは何か？仕事内容・年収・将来性など徹底解説 | 「ポテパンスタイル」
参考：ゲームグラフィックデザイナーの仕事内容6個の業務。経験者が教えます！【ジョブール】
テストプレイ
開発が終了したら、テストプレイを行います。見るポイントとしては
・仕様書通りにできているか
・難易度など、ゲームバランスは悪くないか
これらをはじめ、ゲームのクオリティ（完成度）をチェックを行います。ちなみにゲームデバッガーやテストプレイヤーもテストプレイを行う仕事をします。しかし、ゲームデバッガーのテストプレイのメインは「バグや不具合を見つけること」になりますから、同じテストプレイでも「検証する部分」が異なるでしょう。
ゲームプランナーの仕事内容は、このようになります。ゲームの概略や骨組みについて担当する仕事です。良い仕事をすることが、ゲーム全体の面白さにもつながる、やりがいのある仕事と言えるのではないでしょうか。
参考：ゲームプランナーとは？仕事内容・資格・年収・必要なスキルについて｜クリエイティブの職種図鑑｜求人・転職エージェントはマイナビエージェント
ゲームプランナーになるために必要なスキルは？
ゲームプランナーになる方法は、ゲームメーカーやゲーム制作会社に就職するのが一般的な方法です。就職活動や、就職後活躍するために求められるスキルについて確認しておきましょう。
特に必要な資格はない
まず確認しておきたいのは、就職する為に必要な資格はないということです。もちろん、ないに越したことはありませんが、それよりも下記のスキルを求められることを覚えておきましょう。
分析能力
必要なスキルとして、分析能力が挙げられます。あくまでプランナーの仕事は、ただ自分が好きなゲームを企画するわけではありません。今どのようなゲームが人気なのか、どんなニーズがあるのかを知る「マーケティング」が必要になるのです。
いま「自分の好きなゲームを企画するわけではない」と説明しましたが、ゲームが好きであるからこそ市場のニーズをキャッチしやすいこともポイントとして覚えておいてくださいね。
コミュニケーション能力
上記のニーズやゲーム開発の方向性を知るうえで、コミュニケーション能力を求められることがあります。どのようなゲームを作りたいのか、様々なポジションと相談しながら考え、調整していく場面も出てくることでしょう。
また、コミュニケーションは対話だけではありません。仕様書にあっても、より各ポジションの担当に伝わりやすい表現を選んで作成することも大切な要素です。これらを含めた意思の疎通を図るスキルも、ゲームプランナーにとって大切になります。
開発チームの各ポジションの知識
どのポジションでどのような作業をするのかを知らないと、より正確な仕様書を作成することは難しいでしょう。ですから開発チーム内のポジションごと、さまざまな業務知識を持っておくと良いかもしれません。
こちらのサイトで、一つのゲームがどのように開発されるか、流れを紹介しています。下記の参考リンクも含めてチェックし、覚えておくと良いでしょう。
参考：ゲーム業界のサウンドクリエイターとは？仕事と年収を知る
参考：ゲームディレクターとは？仕事内容と求められるスキル、年収まで徹底解説！
どんな仕事なのか、プロの声を聞いてみよう
さて、ここまでゲームプランナーの仕事内容を説明してきました。しかし『概略や知識としては分かったけれど、実際にどうやって進めるのか見えてこない…』このように感じている方もいるでしょう。
実際にゲームプランナーとして活躍している方のインタビュー記事を書きの参考リンクに紹介します。実際にどのような仕事をしているのか、どんなポイントに注意しているのかなどを見てみましょう。
参考：ゲームプランナーインタビュー！｜株式会社トライブ
参考：DeNA現役プランナーによる『ゲームプランナーの教科書』を9スライド公開！ 良いゲームはおもしろさの因数分解から生まれる | フルスイング – DeNA
ゲームプランナーのニーズは高まってきている
ゲームプランナーのやりがいは、ユーザーがゲームをプレイしたことで感じる達成感や感動に携わることができることもあるのではないでしょうか。必要な知識やスキルを身につけることで、ゲームが好きなことを仕事にできるチャンスがあるかもしれません。
現在はネットワークでのゲームアプリが充実してきており、かつてのカセットやCDタイプのソフトとは違い、アップデートがあります。ですから開発終了後にもさらにゲームを面白くするために企画し続けるという機会も増えています。そのような意味でも、ゲームプランナーのニーズは高まっているでしょう。
まとめ
【ゲームの仕事に興味があったら、Saladにご相談ください】
いかがでしたでしょうか。
障害を持ちながらも、開発チームで活躍して自分の考えたゲームをプレイしてもらいたい。その気持ちの実現に向けて一歩踏み出してみませんか。
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