バックエンドエンジニアとはどんな仕事?
バックエンドエンジニアとは
『バックエンド』とは、Webサイトやアプリケーション上での『サーバ側(提供する側)』のデータベースやシステムなどを指します。これの反対として、主に利用者側に関するシステムを『フロントエンド』と呼ばれています。
さて、この『ユーザーからは見えない』バックエンドに関するシステム構築や管理を行うのが、『バックエンドエンジニア』となります。
参考:バックエンドエンジニアの仕事内容
参考:バックエンドとは – IT用語辞典 e-Words
参考:フロントエンドとは – IT用語辞典 e-Words
バックエンドエンジニアの仕事内容
バックエンドエンジニアの仕事内容について、よく使う用語に関しては参照リンクで意味について解説しています。用語の意味が分からない場合はチェックして、今のうちに覚えておきましょう。
サーバーの構築
Webサイトやサービスの構築に必要な土台(インフラ)となるのが、サーバーです。バックエンドエンジニアはWebサイトやサービスの構築に必要なサーバーの構築なども仕事の一つです。
サーバマシンやクラウドコンピューティングなどのハードウェアの選定・導入から、サーバーソフトウェアのインストールを始め、設計や構築を行っていきます。
参考:ハードウェア(HW)とは – IT用語辞典 e-Words
参考:クラウドコンピューティング(クラウドシステム)とは – IT用語辞典 e-Words
データベースの構築
Webサーバーのユーザーの投稿や登録された個人データなど、様々な情報を保存する『データベース』があります。データベースの構築は、バックエンドエンジニアの役割の一つです。よりスムーズに情報の保存・検索・変更ができるかどうかがエンジニアとしてのスキルや力に関わってきます。
さらにデータベース構築に加えて、不正アクセスやサイバー攻撃などから情報を守るセキュリティ面に配慮するのも、バックエンドエンジニアの課題の一つと言えるでしょう。
システムの開発と運用
そして、バックエンドエンジニアの仕事で最も大きな役割が、システムの開発と運用です。普段何気なく使っているインターネットですが、その裏ではWebやデータベースに関する高度な機能が実装されています。
例えば、Webサイトで会員登録をするにも、ログインするにも、探したいものを検索するにも、これら全てに高度な機能が実装されているケースが多いです。これらWebやアプリケーション上の操作において様々な処理を行う機能を構築するのが、バックエンドエンジニアのメイン業務となるでしょう。
バックエンドエンジニアの仕事内容は、主にこの3種類になります。
バックエンドエンジニアに必要なスキルは?
バックエンドエンジニアにとって必要なスキルは、様々な場面で使用するプログラミング言語がメインとなります。各項目に分けて、必要な言語を見ていきましょう。
Web開発関係の言語
Web開発関係で使用するプログラミング言語には、以下の種類が挙げられます。
・Node.js
・PHP
・Python
・Ruby
・Go
他にも、Scala, Java, Rustなど様々な言語があります。しかし現時点では、上記に挙げた言語を使われているケースが多いでしょう。代表的な言語について、書きにいくつか参考リンクを紹介します。詳しく知りたいときはぜひチェックしてみてくださいね。
参考:リアルタイム通信で活用!「Node.js」とは【初心者向け】 | TechAcademyマガジン
参考:今さら聞けない!PHPとは【初心者向け】 | TechAcademyマガジン
参考: Pythonとは?何に使えるの?Pythonの特徴や使い道を…|Udemy メディア
パッケージマネージャ関連の言語
パッケージマネージャとは、パソコンにインストールするライブラリやツールなどを管理するものをいいます。バージョン(作業履歴のようなもの)の記録、削除、新規追加や検索などを簡単に行える機能があります。
・npm
・pip
・gem
・dep
特にnpmについては、フロントエンドエンジニアも使用する機会がある言語です。業務上連携する際などに使用するケースがあるかもしれません。
参考:便利なパッケージ管理ツール!npmとは【初心者向け】 | TechAcademyマガジン
参考:【Python入門】pipとは?使い方をわかりやすく解説! | 侍エンジニア塾ブログ(Samurai Blog) – プログラミング入門者向けサイト
データベース関連の言語
データベースは、登録されたユーザーの情報を管理するなど重要な役割を持っています。このデータベースについて世界標準とされている言語が『MySQL』です。別名をリレーショナルデータベースとも言われています。これはデータをエクセルの表のように行・列の概念で保持するものです。
Webサイトの作成でよく使われる『WordPress』にあっても、このMySQLによって膨大に記事データが保存されていると言われています。
参考:【入門】MySQLとは?人気無料データベースの使い方を分かりやすく解説します | カゴヤのサーバー研究室
参考:主なRDB(Oracle, MySQL, PostgreSQL)の機能比較 – Qiita
フレームワーク関連の言語
フレームワークとは、Webアプリなどを効率よく構築するための機能が織り込まれたプログラムのようなものです。この構築に使用するのは以下の言語などがあります。
・Express
・Ruby on Rails
・Python
・Laravel
上記のほかにも様々な言語が使われています。いちど自分でいずれかの言語を使用し、ミニアプリを作ってみることで覚えやすくなるかもしれません。
参考:【超初心者でもわかる!】Ruby on Railsとは何かを簡単解説! | 侍エンジニア塾ブログ(Samurai Blog) – プログラミング入門者向けサイト
参考: Laravelとは?PHPの主流WEBフレームワークを徹底解説 | 侍エンジニア塾ブログ(Samurai Blog) – プログラミング入門者向けサイト
バックエンドエンジニアの仕事に使われるプログラミング言語は、このようになります。
参考:初心者はココから!バックエンドエンジニアに必要なスキルを学ぶコツ | 侍エンジニア塾ブログ(Samurai Blog) – プログラミング入門者向けサイト
障害を持つ方にも、エンジニアのスキルを学ぶチャンスがある
『こんなにたくさん、難しい言語を覚える方法が分からない』そう感じていませんか。障害を持つ方には、専門学校などのほかに別途『就労移行支援事業所』でエンジニアのスキルを学ぶチャンスがあります。
このサイト『Salad』では、
○就労移行支援事業所に関する情報提供(Saladが取材した『IT・クリエイティブのスキルに強い』事業所情報はこちらのページ。随時更新中です)
→就労移行支援は、障害を持つ方の働くニーズに合わせ、訓練やアドバイスを受けられる施設です。事業所の中には、プログラミング言語などを学べるところもあります。
Saladのサービスについての詳細など、お問い合わせやご相談はこちらのお問い合わせフォームからメッセージを送ることで行えます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
普段使用しているアプリやサイトには、エンジニアの様々な努力が重なって生まれています。その仕事を担うエンジニアは、やりがいを得やすい仕事の一つではないでしょうか。について、就職の際には『こんなイメージじゃなかった』ということにならないように、事前に仕事内容などを調査して就職に臨むよう、心がけましょう。