Instagramアカウントの活用方法
Instagramのアカウントは持っていますか?
みなさんはInstagramのアカウントをお持ちでしょうか? とくに20代以上の場合、ほとんどの方が持っているのではないでしょうか。
総務省の調査結果では、2021(令和2)年にはInstagramの利用率がTwitterの利用率と並びました。
なんのために、なぜInstagramを続けるの?
開設したけど更新できずに放置している場合もあるかと思いますが、アカウントを持っているなら今後、告知や宣伝をしたいときのためにアカウントを育てておくこともおすすめです。
更新頻度は少ない(週に一回程度~)としても、フォロワー数を増やすこと自体は可能です。
告知や宣伝をしたくなったときに、フォロワー0人~数人では拡散の効果もうすくなりますし、あなたが伝えたい内容に興味のないフォロワーばかりの状態では「突然いつもと違うことを言い出したけど、本物かな?」と思われてしまうかもしれません。
仕事のアカウントなら同じく企業アカウント同士で協力し合って、お互いの告知事項をRT、いいねしあって効果的に宣伝を行うことができます。
もしInstagramを今後のために運用しようとしている場合、アカウントを放置しているならまずはプロフィールの自己紹介を最新の内容に変えましょう。
参考:Instagramプロフィールに自己紹介やウェブサイトを追加するにはどうすればよいですか。 | Instagramヘルプセンター
目的と目標
【1】目的は何か
そのアカウントで何をしたいのか? という最終目的から考えてみましょう。
投稿で紹介した商品を買ってほしいのか、自社(自分)のホームページに誘導したいのか、ファンとなって自分のアカウントをフォローしてほしいのか、閲覧数(再生数)を増やしたいのか……。
できれば1つに絞れると次の段階の目標設定がしやすくなります。
【2】目標は何か
目的が決まれば、目的のために達成したい目標に落として整理できるようになります。
”Instagramから自社ホームページに来てほしい”なら、ある期間に投稿から自分のホームページにきてくれた回数(リンクがクリックされた)を目標に設定します。
この目標が達成されたか、実際はどうだったかなどを確認するにはInstagramインサイトの機能を利用します。
インサイトを見るにはプロアカウントに変更する必要があります。
具体例
(1)仕事のお知らせ
サービス開始、商品の発売、イベント、キャンペーンなどの告知に使いたい場合。
できるだけ情報の拡散に協力し合えるような同業他社や、サービスに関心の高そうな人・企業のフォロワーを獲得するように努めましょう。
(2)仕事以外の活動のお知らせ
趣味で参加するイベントなどのお知らせを多くの人に届けたい場合。
ただし、普段の交流や発信がゼロでは、興味を持ってくれそうな人にとどけるのは難しくなります。
(3)将来(1)、(2)を行うためにアカウントを育てておく
現時点で特に目的が無くても将来(1)、(2)のお知らせをしたくなった時に備えて、アカウントの発信力を高めておきたい場合。
告知・宣伝したいことが出てきたときに、フォロワー0人~数人では告知の効果が薄くなります。
発信力やつながりのためにフォロワーとのつながりを保持し、アカウントを育てておくのもよいでしょう。
体験談
体験談【1】 – 仕事のアカウント
目的と目標
私がサラダ編集部のアカウントを運営している目的は前項の(1)仕事のお知らせ(3)将来、お知らせを行いたくなった時のためにアカウントを育てておくの2つの目的のためです。
目標として考えると、(3)のお知らせを伝えたい方をフォロワーとして獲得することと、そのフォロワーとのつながりを維持することになりました。
現状と課題
約700フォロワーの現在、大きく分けて2つの事を行っている段階です。
①一日当たり使う時間を決めてツイート投稿、いいね・RTなどのコミュニケーションを行う
②主に企業アカウント向けのハッシュタグを利用してフォロー、フォローバックを行う
課題は、コミュニケーションの量や質としては十分ではないと感じているところです。
アカウントを放置してフォロワーが大きく減るようなことにはなっていませんが、頻繁にリプライを交わしあうようなコミュニケーションはあまり取れていません。
また、インサイトを見るとアカウント開設前に主なターゲットと考えていた属性と異なる属性のフォロワーが多いことがわかったので、今後ターゲットを変更するのか、もともとターゲットにしたかった層に届くように投稿内容を改善するのかを定めて改善する必要があります。
参考:2022 Instagramの新機能と変更点、最新アルゴリズムに作用するファクター (要因) を解説 | BO STUDIO | 東京のウェブコンサルティング、ウェブ制作会社
体験談【2】 – 個人のアカウント
目的と目標
目的は(2)仕事以外のお知らせ、(3)将来、告知・宣伝をする時のためにアカウントを育てることの2つです。
目標は、同じ興味の人たちとつながりを増やし、コミュニケーションを取ったり、お互いの活動や学んだことなどの情報共有・交換を行うことです。
現状と課題
参加しているボランティア活動の内容を投稿しており、活動に関する告知や日々の活動内容は、興味・関心が同じ人に届くと感じます。
活動を応援してくださる人にお知らせをしたり、一緒に活動する仲間同士で活動を見守りあったりするのによいと感じます。
実際にインサイトを見ると、私の参加している活動に関心をもってほしい、だいたい35歳~60代くらいまでの方に届いていることがわかります。
リーチしたオーディエンスの国別割合も、主に届けたい日本が中心です(7割以上)。
下の円グラフ「フォロワーとフォロワー以外」は、投稿を見た人のうちフォロワーとフォロワー以外の割合を示しています。
フォロワーの511人、フォロワー以外の4,391人が見たので、フォロワー以外がフォロワーの約8.6倍。
アカウントの規模を考慮して、まだまだフォロワー以外の人に見てもらい、あわよくばフォローしてもらってつながりたいので、フォロワー以外に届いていることは好ましい状況です。
課題はまだフォロワー数が2,000程度で、目標フォロワー数(一万以上)にとどいていないところです。
新規フォロワーの獲得のために未着手(リールの投稿を増やすなど)のことがあるので、今後対応する予定です。
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まとめ
実践と検証を繰り返す
目的は何にしても、投稿を改善することは共通の目標になると思います。
その改善のためにすぐにできることを1つ提案します。
ある投稿にたまたま”いいね”がたくさんついたとして、その後の行動もまとめてルーティーンにするのはいかがでしょうか?
反応の多かった投稿のインサイト(Twitterならアナリティクス)を見て、理由を推測し、いいねやRTなどの獲得を再現できるか検証するようにしましょう。
ここまでをルーティーンにして繰り返していけば、徐々に自分のアカウントで投稿すると反響が大きい内容が決まってくるかと思います。
反応が多かった理由の推測が的外れだったり、文章で伝える力や画像をえらぶ・作る技術がなくて意図通りの投稿内容をつくることができなかったりするとうまくいかないので、そこで自分が改善すべき課題を見つけることができるはずです。
画像の加工は無料のアプリでも十分な機能があるものが増えています。
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