サービス
主に、統合失調症、うつ病、双極性障害、発達障害(ADHD・ASD)、知的障害などがある方を対象とした支援を行なっています。
就職に向けた支援だけでなく、
ストレスケアの効果を期待できるマインドフルネスや、脳を活性化する脳トレーニングプログラム、食事や睡眠に関するレクチャーなど、生活習慣を整えるプログラムも導入しており、本来の能力を発揮し、自分らしく働き続けることを目的としているいるところが特徴です。
ニューロワークスの強みは、
◎恵比寿にある脳トレーニングジム「ブレインフィットネス(R)」を運営するイノベイジが母体となっており、エビデンス(科学的根拠)に基づくプログラムを構築していること。
◎ブレインフィットネス、就労系の二段階のプログラムを行うことで、あなたの本来の能力を引き出すという目的に向け本質的な支援を行なっていること。
◎就労移行支援事業、ビジネス経験豊富なプロフェッショナルなスタッフが在籍していること。
障害のあるなしにかかわらず、生活リズムは人それぞれ異なりますので、
画一的な訓練型のプログラムでは効果が限定的です。
生活リズムを整える方法や手段は、「こういう手段が効果的なのでは?」と思いつきに近い手法が主流となっていました。
就職された方に対する定着支援においても、確かなノウハウが少ないことが現状です。
運営会社イノベイジは、社内に「ニューロサイエンスラボ」を設立し、脳科学者が脳の健康に関するエビデンスの研究を進め、脳科学の知見を常に取り入れています。
脳科学の知見と、就労移行支援のノウハウを活かし合い、ニューロワークスのプログラムが誕生しました。
『体内時計をリセットするためには、朝どのような行動をとると有効か、など』
科学的根拠に基づき、脳と身体の健康に良い生活習慣を会得いただくプログラムが、ブレインフィットネスプログラムです。
就労後も健康的な生活習慣を維持するため、
知識だけでなく実生活で習慣化するまでの支援を行なっています。
それが、本来の能力の発揮、ひいては定着につながります。
カリキュラム
ブレインフィットネスプログラム、就労系プログラムに加え、
就職活動のサポートを行っています。
→ニューロワークスのプログラム
利用日は、9:30ごろ来所いただき、1日の準備を行います。
9:50から朝礼・マインドフルネスを行い、生活習慣改善の座学、運動系プログラム、職場内での具体的な事例に基づく実践的なトレーニングなど様々なプログラムに取り組んでいただきます。
生活習慣の改善においては、取り入れやすいものから少しずつ実践にうつします。
栄養の偏りを改善したり、生活リズムを整えるための方法をレクチャーしたり、健康な体づくりに向けて、知識だけではなく、どう行動・実践に移していくか個別にアドバイスを行っています。
知識として伝えるだけでなく、行動し実践していくため、
毎週個別で振り返りの時間を設けて習慣化のサポートをします。
生活習慣を整えていくプログラムに加え、仕事に直結する実践的なプログラムも充実しています。
PDCAの回し方や、段取りの立て方など、生産性の向上を目的としたプログラムも学習します。
「以前働いていた時よりもレベルアップしてもらいたい」そんな思いがあるそうです。
実践的な業務スキルが向上したり、健康的な生活習慣を継続できるようになると自信につながっていきます。
すると自己肯定感も高まり、さらに行動や習慣が継続するようになっていきます。マインドフルネスを継続して行うようになった利用者様からは、自身の行動を客観視できるようになったという声もいただいているそうです。
自信を深めてもらい、「次々にトライしていきたい!」と感じてもらえるよう、好循環の継続を目的としています。
スタッフについて
横浜センターは、チームワークを大切にしたスタッフの皆様がいらっしゃり、仲良く暖かい雰囲気の事業所です。
就労移行支援の経験者が2名、その他フィットネストレーナーの経験者など、経験・知識が豊富なスタッフが在籍しています。
就職活動時、就業後のサポート
就職活動サポートでは職場実習先の開拓にも力を入れており、個々の希望と特性を活かした職場との繋がりを増やしています。
またリワーク・復職支援も行っています。
利用者さまのなかには、所属している会社からリワーク施設に通うことを依頼されるケースもあるそうです。リワークについてのご要望に対しても、積極的に応えていきたいそうです。
特にリワーク希望の方は、ビジネス経験が豊富な方もいらっしゃいますので、土台となるビジネスマナーなどが十分に備わっている方も多いです。ブレインフィットネスプログラムで生活習慣を整えるほか、ビジネススキルを高めることができる『段取り力』『仕事の優先順位のつけ方』など生産性向上のための実践的なプログラムも提供しています。
事業所の設立経緯
尾崎さん(リンク先ページに紹介記事有り)は、イノベイジ(ニューロワークスの運営会社)の有する脳トレーニングプジム「ブレインフィットネス(R)」のプログラムを就労移行支援のプログラムとして開発提供すべく、ニューロワークス立ち上げを行いました。
アクセスの良い立地でありながら、比較的落ち着いた人通りである横浜(馬車道)を拠点とすることで、通勤のイメージも高めてもらいつつ、通いやすい事業所にできたらと考えているそうです。
理念、ビジョン
運営会社イノベイジでは、
『脳科学とブレインテックを活用したサービスを創造し、社会課題を解決する』
という考えがあります。
健常者も障害者も脳の健康に取り組み
脳が冴えて本来のパフォーマンスを発揮する人、
冴え続けて自分らしい人生を全うする人を増やすことで、
活力溢れる社会づくりに貢献したいと考えています。
どのような障害を持っているとしても、可能性があります。
その本来の能力を発揮し、弱みにとらわれることなく、強みを発揮できるようにすることが、
ニューロワークスの支援方針です。
事業所の現状の課題
2018年4月大塚センターをオープンし、同年10月に横浜センターを開所したばかりですが、通所を希望される方が増えており、
より効果的に支援できる体制づくりが課題だそうです。
パーソナルでお一人おひとりに向き合い、生活習慣日誌なども深く関わってつくっていますので、
支援の質と精度を高めていくことに加え、多くの方に来てくださっても期待に応えることができるよう、運営体制をさらに強固にされています。
メッセージ
ブレインフィットネスという言葉や考えは、耳慣れないことと思います。
マインドフルネスを通して脳を休める方法や、最新のテクノロジーを有した脳トレーニングツールを体感すると、新しい可能性に出会えるものと思います。
インタビュー中に、筆者が特に印象的だったのは、どのプログラムにおいても就労だけでなく、その後の定着を見据えて開発されていることです。就職をゴールにおくのではなく、就労後も輝きながら仕事を続けて欲しいというスタッフの思いが伝わってきました。
そのため、ニューロワークスでは、企業の受け入れ体制の構築にも取り組まれており、企業担当の就労支援員の方もいらっしゃるそうです。
利用者さまが、
『働くことで成長していく』
そこを叶えられる環境をつくっていく。
そのために、本質的な支援を行なっている支援事業所だと感じています。
気になる方は、一度見学に行ってみることをオススメします。
salad編集部 森
法人概要
名称 | ニューロワークス 横浜センター|横浜市中区 |
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サービス種別 | 就労移行支援 |
利用時間 | 9:50-15:30 |
対象となる方 | 統合失調症、うつ病、双極性障害、発達障害(ADHD・ASD)、知的障害などがある方を対象にしています。障害者手帳をお持ちでない方も医師の診断書にて利用を認められる場合があります。まずはご相談ください。 |
所在地 | 〒231-0013 →アクセス |
交通手段 | ◎みなとみらい線 馬車道駅徒歩4分 ◎横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅徒歩2分 ◎JR京浜東北線・根岸線 関内駅徒歩7分 ◎JR京浜東北線・根岸線 桜木町駅徒歩7分 |
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HP | https://neuroworks.jp |
この事業所の運営組織 |
TEL 045-225-8561(横浜事業所) |