サービス
就職を目指している方で、精神科を利用されている方を対象にしています。
同じ法人内に計画相談やグループホームなどの福祉サービス事業所があり、就職面だけではなく生活面の相談に乗りながら他事業所との連携を行うことができます。
常勤スタッフが福祉系の国家資格を持っており、就職のことだけではなく体調や福祉サービスなどの相談をすることができます。
カリキュラム
お昼ご飯は、希望されれば300円でキッチングループが作る手作りの料理を食べることができます。休憩中は外に食べに行ったり、食事を持参したりすることも可能です。
スタッフについて
事業所の雰囲気はアットホームで、話しやすいという方が多いです。20代から50代まで幅広い年代の方が利用しております。
毎日10名前後の方が来所しております。
就労支援員の友宗さんは、精神保健福祉士・社会福祉士・訪問型職場適応援助者の資格を有し、障害のある方の就職に10年弱携わっております。
就職活動時、就業後のサポート
担当スタッフをご自身で選んでいただきます。主にそのスタッフと相談しながら就職活動を進めていきます。応募先の相談、書類の作成、面接の受け答えなど就職に必要なことをサポートしてまいります。面接への同行も行っております。
就職後は職場へ訪問して会社とご本人と振り返りを行ったり、会社との調整を行ったりしております。またプログラムとして主に卒業生を対象にした「ワーカーズミーティング」があり、金曜日の夜にご参加いただけます。
卒業されたOBOGの方もプログラムに参加できるため、毎日数名のOBさんが顔を出してくださり、現役メンバーの方と交流しています。
事業所の設立経緯
1997年に小規模作業所として設立しました。当時は精神科に通院中の方向けの就労支援施設はほとんどなく、障害者雇用も現在ほど広まっていなかったため、メンバーさんは障害をクローズで就職することが多かったようです。そのような中で工賃が発生する作業をせずに就労支援を行うユニークな事業所としてスタートしました。アメリカで広まっているクラブハウスモデルの考え方を取り入れ、メンバーさん一人一人の主体性を大切にしながら運営を行ってまいりました。その後法律の整備に伴い、就労移行支援事業所として東京都の指定を受けました。現在は就職後の就労定着支援事業も併せて行っています。
理念、ビジョン
①主体性や可能性を大切にする就労支援
利用者個人の主体性や可能性を尊重し、利用者同士また利用者とスタッフがパートナーシップを築くことを大切にしています
②一般就労は、ゴールではなくスタートです
卒業したOBOGとのつながりを大切にしています。卒業してもつながれる場づくりを大切にしています。
③就労を支える生活をサポート
素材地の武蔵野市や近隣市町村の関係機関と連携してまいります。NPO法人MEWから武蔵野市障害者就労支援センターあいるへ、スタッフ2名を派遣しております。
事業所の現状の課題
事業所が入っているビルが古く、活動に差し支えはありませんが、新しい設備を望む方にはつらいと思います。
メッセージ
【以下、salad編集部 森】
一人ひとりの利用者さまが、主体性を持ってお過ごしになっていることがとても印象的でした。
日々の生活のなかで、自分で意思判断する機会を自然に多く設けることで、自分の判断軸が整理でき、かつ自信を持って行動できるようになっていくのだと思います。
難しいことのように感じる方もいらっしゃるかと思いますが、まずスタッフの方とお話し・相談されてみることをお勧めします。アットホームな雰囲気でもありますし、新しい発見が得られるのではと感じます。
法人概要
名称 | 就労支援センターMEW(ミュー)|東京都武蔵野市 |
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サービス種別 | 就労移行支援 |
利用時間 | 平日9時~17時、土日祝日と年末年始は休み |
対象となる方 | 就職を目指している方で精神科へ通院中の方 |
所在地 | 武蔵野市西久保1-6-25 301号 |
交通手段 | JR中央線 三鷹駅より徒歩5分 |
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HP | http://www.musashino-mew.com/jigyo/center/ |
この事業所の運営組織 | 特定非営利活動法人ミュー |