サービス
WEB・IT分野に特化し、就労移行支援を行っています。
WEBサイトの制作スキルやプログラミング言語の習得だけでなく、RPA分野でのロボットエンジニアスキルなど、IT分野でも注目される最新ソフトウェア技術を習得することができます。
事業所では、MacなどのPCを一人ひとり個別に扱うことができるよう設備が整えられています。筆者が訪問させていただいた際も、一人ひとりご自身のテーマに沿った制作活動を行っていました。
就労移行支援事業所の業界のなかでも、WebやITに強い事業所も増えてきましたが、
アーネストキャリアの強みは、就職先となる企業との連携が深く、
また、それ故に実務で必要とされる実践的な経験値を積むことができることです。
一人ひとりの自己実現に向け、選択できる機会を創造するために、本気で行動をし続けていることがアーネストキャリアの大きな特徴です。
具体的には、RPAにおける先進的な企業である、株式会社RPA NEXTと共同でエンジニア育成プログラムを開発しています。
専門的な技術職だけでなく、国内の多くの企業を巻き込み、障害を抱える方と企業が活かし合うことができるよう職域の開発にも積極的に取り組んでいます。
カリキュラム
就職活動時、就業後のサポート
就職活動の支援レベルもとても高いように感じます。
例えば、株式会社RPA NEXTに入社された方は、発達障害を有していることを確認した当時、Web系に強い就労移行支援事業所ということを知りアーネストキャリアに通所されたそうです。
はじめしばらくは、HTML,CSSのトレーニングを行なっていましたが、アーネストキャリアのプログラムでRPAの話を聞き、RPAツールについて学習するようになったそうです。
アーネストキャリア独自の研修資料を活用し、疑問が発生した際は質問しながら取り組みを進めていきます。
RPAツールの一つであるウィンアクターの自動化シナリオ作成の実務にも関わるように成長し、RPA NEXTの作業ブースでインターンシップを受けられるようになったそうです。
その後、ご本人と企業の双方の納得により、入社に至ることとなります。
就労支援は、就職活動時だけの支援だけでなく、通常の支援(ベーススキル向上)の中で就職に直結する実践的な支援を行なっていることが、アーネストキャリアの特徴の一つです。
アーネストキャリアの設立経緯
創業者の水野さんが、アーネストキャリアを立ち上げる際に、ある仮説を立てたそうです。システムエンジニアやコーダー、WEBデザイナーなどは、健常者でも求人募集が多い職種なので、例え障害を持っていたとしても、そのスキルさえ持っていれば、かなりの求人ニーズがあるのではと考えました。その点を、求人サイトを運営している知人に相談したところ、「幾つかの企業の人事部に聞いたら可能性大ですよ」との回答だったそうです。
「求人ニーズが強いから」というよりも、強みを身につけることで「選択できる機会」を創造し、就職後のやりがいを見出してもらえるような支援を行うことができるのではないかとの期待があり、WEB・ITに特化した事業所とされたそうです。
理念、ビジョン
事業所の現状の課題
利用希望者の方々が多く、マンパワーが足りていない状況もあるそうです。盤石な組織体制とするべく体制強化も行なっています。
メッセージ
実践的な支援に加え、スタッフ皆さまが真剣に利用者さまと向き合っている姿が印象的でした。
インタビューさせていただいた、管理部門の吉田さんが、
『利用者さんのことをとても尊敬している』
とお話しされていたことが、何よりも印象に残っています。
お互いのできることとできないことを認め合い、活かし合う関係性を構築されているからこその言葉なのだと思います。
WEB・ITに強みのある方はもちろん、そうでない方も興味がある方は連絡されてみることをお勧めします。
salad編集部 森
法人概要
名称 | アーネストキャリア永山駅前|東京都多摩市 |
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サービス種別 | 就労移行支援 |
利用時間 | 10時ー16時 |
対象となる方 | 18歳から65歳未満の就労を希望される方 |
所在地 | 東京都多摩市永山1-5 ベルブ永山6階 605号室 |
交通手段 | 小田急多摩線 京王永山駅より徒歩5分 |
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HP | https://earnest.ac/facility-nagayama/ |
この事業所の運営組織 |